ここのところ、ブログをアップできずすみません。
待っていただいている方も、少しはいらっしゃるかもしれませんが、
コロナ関連で、あわただしいのと、世間のニュースが暗いので、
アップする気になれなくて。
こういう時期にも、とても楽しいブログをアップされている方。
すばらしい。
私はまだまだ、と反省することしかり。
今朝、インスタを開けたらびっくり。
ネイサンのインスタの画面、真っ黒。
寝ぼけていた私は
「写真がダウンロードできてないのかな」と第一声。
しかし、ハッシュタグを見てみると。
#blackouttuesdayと。
そして錦織圭くんのインスタも!
これは、たぶん先日から起こっている、アメリカの暴動関連だな、と
思い、他のアスリートや著名人を見ると(海外ね)みんな画面真っ黒。
黒人のジョージフロイドさんが、白人の警察に取り押さえられた際、
首を激しく締め付けられ、死に至らせた問題。
元々、警察は黒人に対して、白人より厳しい対応をしているといわれてた。
このことに対しての抗議デモ。
「これは仕事から離れて、ブラックコミュニティとつながる」
という意味で、6/2の大規模なストライキの事を指しているようです。
自由の国アメリカ
私たちのイメージはそうだった。
どこの国の人間でも、チャンスと実力さえあれば、成功できる
夢の国。
でもそんな夢の国は元々なかった。
そもそもアメリカの国民は、イギリスの植民地で、多くの人がイングランドやアイルランドから移民となって、海を渡ってきた人達で構成されている。
イギリスから独立して、自由を勝ち取ったはいいが、人というのは差別してしまうものなのか。
トランプ政権になって、ハリウッドの俳優たちや、アーティスト、シリコンバレーの
技術者など、アメリカ国籍でない人たちは、一斉に抗議している。
コロナの失策による不満、根強くあるアメリカンファーストの土台の、人種差別。
国民の不満が一気に噴き出した形になった。
本当に抗議をするために、デモをしているならいいが、
たぶん(推測だが)半分以上は、最近の不満の行き所がなく、
噴き出し口になっているような気がする。
抗議するなら、冷静に。
デモも行進や、プラカードを上げる程度ならいいが、なぜ略奪が起こる?
火事場泥棒じゃないか。
米騒動とは訳が違う。
今は、このアスリートたちを見習い、静かに抗議してほしい。
ジョージさんのご兄弟もそうおっしゃっていた。
そしてじっくり考えるベき。
私たちの世界の事を。
アフターコロナの世界を。
こういう事例が起こると、元の世界に戻るのが遅くなる。
元の世界でなく、もっとすばらしい世界に行きたいのであれば、
冷静かつ理性的に抗議する手段を考えてほしい。
暴力は暴力を生み、良い事などなにもない。
そしてリーダーたる人物は。
いざという時に逃げずに、真摯に事態を受けとめ、対処してあげてほしい。
一般の人たちも、芸能関係者もアスリートも。
はやく通常の世界に戻りたい。
今は、持前の忍耐力で持っているが、それもいつまでもたせることができるか。
行動する前に、一瞬でもいいから考えよう。
それだけでもずいぶんと違うと思う。
真っ黒な画面は、黒人への不当な暴力や差別に対しての抗議だけど、
私は、一瞬の沈黙と静けさ、無も感じる。
瞑想しているかのような。
この画面を見て、落ち着きましょう。
と言っているような気がします。
きっと私たちが応援しているアスリートたちも
この悲惨な状態にじっと耐えている。
だから応援したいのであれば、私たちも耐えて
静かなる抗議をすべきですね。
「