愛知県幸田町のふるさと納税リストにエアウィーヴがある。
知っていました。
仕方のないことですが、ちょっとがっかりした気持ちになったのは否めない。
エアウィーヴ社の前身は、愛知県です。
今は本社は東京のようですが、もともと会長の高岡さんのお父様の会社は、
名古屋に隣接した大府市にあります。
愛知県の幸田町に工場とロジスティクスセンターがあるので、
地元の特産品(?)規定には合致しています。
幸田町の主要産業はたぶん農業。
その中でもエアウィーヴは大きな企業。
幸田町としては、エアウィーヴ様様とテレビでも報道されていました。
真央ちゃんの宣伝しているし、私もマットレスも枕もエアウィーヴですので、
企業として、断然応援しております。
でも、ふるさと納税自体に、懐疑的な私は、自分の応援している企業が
参加しているのに、残念な気分になってしまったのです・・・・
みなさん、ふるさと納税について考えてみない?
納税するのに、返礼が返ってくるって、おかしいと思いませんか?
なんか、変じゃない???
そもそもこのふるさと納税は、私の最初持ったイメージは
「自分のふるさとが、人口減少のため、自治体が赤字となっている。
そのため、自分の地方税を住んでいる自治体分をお分けして自分のふるさとを
守る」
というもの。
今はどうでしょう。
あきらかにポイントカードの返礼品をもらうような仕組みになってしまっている。
返礼品目当てに、縁もゆかりもないところに、自分の住んでいる町に納税せず、
肉やら魚介類やら、お礼にもらう。
そもそもの主旨ってなんだった???
確かに助ける事は必要。
でも、納税って義務なんだから、返礼をもらうべきなのかどうかは考えないのだろうか。
私の友人で、おばあちゃんの住んでいる田舎と、自分が仕事にかかわっている東日本のとある町にふるさと納税している。
返礼品は、なし、だったと思う。
これは正しいやり方ではないかなと思う。
お得感で気軽にやるものではない。
自分の住んでいる町が住みやすい町となるために。
みんな、自分の町にゴミ出ししてますよね。
公共サービス受けていますよね?
一般道や地方道路だって使ってますよね。(国道とか高速は国の管轄ですが)
それのメンテナンスなどの費用は、地方自治体が払っているのです。
自分の住んでいる自治体が豊かになり、自分たちが十分なサービスをうけるためには、
しかるべきところにきちんと納税するのが筋です。
自分の自治体に満額の税金を納めないのに、満額の要求だけするなんて、虫のいい話ではないですか?
これについて語ると、色々出てきてしまいますが、
私は返礼品なしの、助け合いという事をもっと国が協力にアピールすべきであったと思います。
確かに最初のルールの策定が間違えていた。
とある市が国を訴えていたけど、どうなんでしょうね。
地元の特産品でもないものをバンバン返礼品に出していたし。
その町は、その制度とクラウドファンディングでアイスリンクを作っていたので、
私の中では、釈然としないものが広がっているのです。
コロナ禍と自然災害が多発しているこの時期だからこそ、
今一度、お金を受給されたり、国や自治体がそのお金をどこから捻出してくるか
考えた方がいい。
そして。
ちゃんと納めたら、使い道もきちんと検証しないと無駄遣いされますので、
きちんと選挙も行きましょう。
自分だけ、とあきらめてはいけない。
それがチリと積もれば、山となる。
私はふるさと納税は反対していません。
自分はその仕組みを利用してはいませんが
窮している地方自治体を救うことは必要だと思っています。
そしてふるさと納税に参画している企業も非難しません。
だって企業としては、利益を追求すべきだし、ある仕組みは使いまくって
成長して行くべきだと思っているので。
だからこそ、国がもっときちんとしたルールを決めておくべきだった。
当初の見込みは甘かったのか、特定の業者に忖度したのかは知らないが、
間違っていたら、やり直すのは当然だと思う。
だからエアウィーヴは応援している。
東京五輪でも、リオでも大変な思いをされているし、
真央ちゃんも昌磨もお世話になっているので!!!
ごめんなさい!エアウィーヴさん!
御社を貶めるつもりではないのは、再三ここで表明します。
私はふるさと納税自体、利用する人、国などがきちんと考えてほしいと
常々おもっていたのです。(私は公務員ではありませんが)
がんばれ、日本!!そしてエアウィーヴ!!
たぶん選手村のマットレスは、愛知県のコロナ病棟に転用されたと思われる
(確証はないが)