全日本が楽しみで、不安で、精神的に安定しないので、
ブログがおちゃらけたり、まじめだったり、不安定です。
昨夜、羽生さんの姿をインタビューで観ました。
昌磨もゆまちも。
羽生さんのファンにとっては、安心のインタビューだったと思う。
本当に不安ですよね。
自分の応援している選手が、今、どうしているか。
普段だったら気にしないことでも、このご時世、「実は・・・」ってことが
ある。
ロシアも、大会をたくさん開催していたけれども、見ていてヒヤリとするような
感染対策。
アメリカとは全然違う。
あきらかに今までの日常とは違うアメリカと
日常を取り戻したかのような、ロシアの大会。
そのせいなのか、わからないけれども、多くの選手に感染者が出ています。
メドちゃん、コスちゃん、たぶんシェルちゃんに、アリエフ・・・・
こんな影響力の大きい選手が罹患したとあれば、ロシアももっと対策を講じてほしい。
現に若いけれどもメドちゃんにコスちゃんは、呼吸器にまだ後遺症が残っているような
記事を見かけました。
来年北京だよ。
どうするつもりなんだろう。
スケートに賭けている選手達が罹患したら、もう、アウトになってしまう可能性がある
ウィルスであることはわかっているのに。
そんな中、羽生さんがようやく姿を現して、ほっとしている人達は多くいるでしょう。
そして自分で決めて、自分で出場すると決めた全日本(ナショナル)。
それでもまだ、彼のファンは中止を高らかに叫ぶのであろうか。
私もまだ、どれが正解かわからない。
これだけ感染が広がっているのに、選手は大丈夫なのか、運営側は?そして観客は?
でも、有観客に不安はあるけれども、試合の開催は、とてもうれしい。
全米は無観客で行われるけれども、あるだけ幸せを感じる。
そんな中、なんとなくDVDの予約確認をするときに、操作をしていたら、昨年のGPFのリストが出てきて、再生した。
ネイサンのFS。
ステップで一部よろけてしまったところを抜けば完璧なFSだった。
友人と観戦していたのだが、最後のスピンのところで立ち上がって、思わず手を取り合った。
その友人とは、フランス杯も行った。
GPFは行こうと思えば行けた。
チケットは、昌磨ファンの方が手放していたので、手に入れようと思えば行けた。
結果的に行かなかったが、フライトスケジュールなども調べたりまでしていた。
何で行かなかったのだろう。
どうして、「また来年行こう」と思ったのだろう。
どうしてまた、来年もある、と思ったのだろう。
そんな事をつらつらと思いつつ、ネイサンの演技を見ていたら、
泣けてきた。
ネイサンのスケートを初めて生観戦したのは
名古屋のGPFの時。
試合は、その後のさいたまワールド、国別、フランス杯。
私もアイスショーも好きだけれども、試合の時の演技が一番好きだ。
でも、もう観戦することは叶わないかもしれない。
だって、彼は北京後は、一時スケートを中断、もしくは辞めてしまうかもしれない。
もう、見ることが敵わないのに、試合中止を叫ぶのが、罪なことなのか。
今回、全日本を開催中止が声高く叫んでいた人たちがいた。
そういう人たちは今一度、自分の応援している選手の試合を見返すといい。
開催の善悪ではなく、たとえテレビ越しにでも、その選手の演技を見たいと
思うのかどうか。
彼らが、試合に向けて努力して来た成果を発揮する時を一緒に味わいたくないのか。
私は見たい。
もう一度、ネイサンの演技を
彼が満足した、と思える演技を最高の舞台で。
現地観戦なんて、贅沢を言わない。
リモートだっていい。
スケート人生を燃やせる場を作ってあげたいし、
その場面を共有させてほしい。
そう考えたら、深夜に涙が出てきて、びっくりした。
ワールドはオンラインでは開催しない意向というニュースを見た
無観客でもいい。
彼らが燃やし尽くせる場を作ってあげてほしい。
でも願わくば、ファンに囲まれた試合が、再開されることを願ってはいるが。
今、応援する選手が滑れる事の幸せをかみしめてほしい。
その時は無限ではなく、有限なのだから。