男子FSと女子SPが終わりました。
男子・・・・
この試合が最後、という選手が何名かいて、そしてその選手を送り出す
同じ県の選手たちがいる。
女子はかおまい以外、どうか知らないが、男子は意外に熱いのである。
〇〇選手が最後なので・・・と頑張る選手も多々ある。
松田選手が、「康介さんをこのまま(メダルなし)で帰すわけにはいかない」
ってのと似てるんですね。
男子はよくある。
いい意味で女子のが個人主義なのかもしれない。
(集まると変な意味で群れるしね)←偏見
今回で泣けたキスクラ
山本草太
フリーは昨年のFSに戻してきた。
そうだね、こういう曲調のが気分だったと思うよ。
驚いたのが、このシーン。
抱きつきに行く草太。
草太が、他の選手にこんなに甘えているなんて。
りゅーじゅ先輩・・・・・
草太をポンポンしてくれて・・・
あーた、この後出番あるのに、アップはいいのですか???
愛知県ジャージも肩かけしてもらいます。
この時点で私の涙腺は崩壊・・・・
知らなかったです。
りゅーじゅ先輩がこんなに草太に優しくしてくれていたなんて。
二人でパチリ。
なにやら演技の事を話していますね。
点数コール。
拍手。
そう、ここで思い出しました。
キスクラってこういうのが必要なんだよね。
演技が終わって、その気持ちとか反省点とか受け止めてくれる人が待っている。
一人で戦ってきた後、気持ちを落ち着けて次に進むための儀式なんだな。
昌磨も今、ランビに迎えてもらって幸せそうだ。
草太は今、昔教わっていた、大西先生についている。
林コーチに教わろうと思った瞬間、あの事件である。
長久保先生がおやめになった時、草太はまだリハビリ中だった。
タイミングが悪かった。
邦和の先生が悪い訳じゃないけど、あの後、すぐ長久保先生の替わりを
探すべきだったかもしれない。本人はそれどころではなかったので、タラレバだが。
こういう姿を見てみると、草太は男の先生のがいいのかもしれない、と思った。
大西先生はいい先生なので、早く慣れるといいな。
でも、こういう関係性って、時間が経たないと難しいのかもね。
今大会でリンクを去る選手が多い中「僕だけ複雑で、3月に愛知県の大会が残っている。全国的な引退ですけど、今日最後の選手が多くて…」と苦笑いで話す。同県の山本草太と協力した最後の国体は団体戦でも3位に入った。前日のSPで不本意な演技に終わった山本に寄り添い「つらい友達がいたら手を差し伸べる。一生ものの友達がたくさんできるのはこのスポーツの長所」と殊勝に語った。
いつも、悲し気な表情をしていたりゅーじゅ先輩しか知らなくてすみません。
今日、草太の横で笑っていた先輩を見て、「ああ、こういう選手だったんだ」と
初めてわかった気がしました。
個人競技なのにそう思えるのは、国体という団体で戦う場と、大学のスケート部があるからですね。
それが知れただけでも、この国体は良かった。
りゅーじゅ先輩ありがとう!!!
草太と友野くん。
出迎える草太
当然キスクラにも座ります。
そして友野君。
本田太一くんがこの試合をもって、引退。
キスクラにもチラっと来ていた。
国体の監督は必ずしも、自分のコーチとは限らないので、
リンクに上がってきた時に、コーチが来る。
そしてキスクラは同じ県の監督が座る、のが普通。
でも、男子は違っていたところがあった。
げんこつで、タッチ。
そして自分のキスクラには、太一くんが来てくれてた。
友野君、嬉しそうで、はしゃいでた。
こういう姿を見ると、安心しますよね。
演技自体も良かったんだけど、男子の胸熱な関係性に、じんわり来た男子FSでした。
こういうのって、男子特有なのかな。
女子ってそういうところ、ドライなとこあるよね。
スピスケのパシュートなんて、そんな感じ。
〇木姉妹なんて、めっちゃ仲悪いけど、それでもきっちり結果は残してくる。
中野友加里チャンネルで、安藤美姫が
「全日本の女子の雰囲気は異常」と言っていたし。
話は逸れましたが、
草太がFS2位となったので、愛知県は3位となりました。
おめでとう!
そして、やれやれ、でした。
草太、少しは復活しただろうか。
【今日の独り言】
草太、来年アンセム滑ってほしい・・・・