ネイサンの公式ファンクラブさんのTwitterより。
なんだか、またまたネイサンが良い事言ってらっしゃるよ。
ネイサンがちびっこスケーターたちに、オンラインレッスンをやっていて、
その時のお話。
相変わらず、ヒアリングは無理なので、翻訳してくださる方のを読ませていただいております。
さすが、ネイサン。
将来のスケーター達に、自分の経験を踏まえたすんばらしいお話をされております。
ミスをしたらどうするか。
ジャンプ練習の仕方。
試合前の心構え。
そしてスポーツをするに一番大切なこと。
Nathan Chen on-line lesson
— NathanChenJP (@NathanChenJP) May 31, 2021
スポーツを通じて友達を作る事
彼らが頑張っている事を知りリスペクトする
他を下げるんじゃなくて他と共に前に押し進めるよう競合する 自分が上達できるよう頑張って他の人も成長できるよう手助けする なぜなら僕達は皆一つのスケートコミュニティの一員だから大事なんだ pic.twitter.com/fT37OeMn0n
これはネイサンが、スケートを通じて、素敵な友達ができたからこそ、
言える事ですね。
そう、ポンさん、マライアちゃん。
正直、ポンさんとネイサンでは、少々スケートの習熟度が違うけれども、
ネイサンはそこを重要視していたわけではない。
ポンさんの人間性だ。
ネイサンのナイスガイなところは、環境によるものも多いと思う。
ママや、お兄さんお姉さんからの教育や、愛し愛されることを。
友達からは、友人を大切にすることを。
ラファからは他の選手をリスペクトすることを。
このオンラインイベントで話した内容を振りかえると、
なるほどネイサンが平昌以降、勝ち続けている理由に合点がいく。
ただ、すべてのトップスケーターがこれをできている訳ではないが、
たいがいはどれかは守れている。
では、日本のトップスケーター宇野昌磨はこれを守れているか。
スポーツを通じて友達を作ること
⇒できてますね!先輩後輩問わず、意外にいる。
最近はゆまちと仲良くしている。(本人の思い込みでなければ)
彼ら頑張っていることを知り、リスペクトする。
⇒公開告白しまくってると言われるくらいリスペクトしておりますね。
ヤフーニュースになるくらい(笑)
ゆまちがどう思っているか気になるところであるが。
共に前に押し進めるように競合する。
自分が上達できるように頑張って他人も成長できるように手助けをする。
⇒ゆまちをリスペクトするとともに、相手のモチベーションを高める存在になりたいと。
すんばらしい。
スポーツを通じて友達を作る事 彼らが頑張っている事を知りリスペクトする 他を下げるんじゃなくて他と共に前に押し進めるよう競合する 自分が上達できるよう頑張って他の人も成長できるよう手助けする なぜなら僕達は皆一つのスケートコミュニティの一員だから大事なんだ
ただ、以下のところには、ちょっと胸が痛くなります。
Nathan Chen on-line lesson
— NathanChenJP (@NathanChenJP) May 31, 2021
試合前 会場の天井を見あげて状況を受け入れて臨む
試合の大きさに関わらず試合で滑る事はとても素晴らしい事なんだ
自分がミスをしても世界は動き続ける この試合に出れて幸運 想定外の事が起きてしまった でもそれも受け入れよう 上手くいかなくても良いんだ 前に進もう pic.twitter.com/UHje1mpnbT
今でもネイサンが、飄々とリンクに降りてきている時、
こういう事を考えているんだな、と。
平昌以降、このメンタルを手に入れたけれども、それは最強の物なのだろうか。
何かの拍子に壊れてしまわないか、心配です。
だた、この間のワールドのSPのように、たまには失敗するのもいい。
(致命的でなければ)
ずっと勝ち続けるなんて、すごいけど、プレッシャーも半端なくなる。
北京前に一度、失敗しておいてよかったよ。
願わくば、ネイサンが北京のリンクで。
「出れただけで幸せ」と思って欲しくない。
「出て結果を残せて幸せ」と思って欲しい。
きっとこの思いは、北京が終わるまで、ネイサンファンと(たぶん)ネイサン本人にも小さな棘となって、胸に残っている。
ただ、二度と繰り返さないための、気づきでもあるような気がしている。