かなりご無沙汰なブログとなってしまいました。
お待ちになっている方はそうそういないとは思いますが
「暇つぶしにもなるから読んでやってるのに!」という
方がいらっしゃったら、大変申し訳ございません。
週末は色々ありましたね。
フィギュアファンの方には、まるで関係ないですが、
藤井二冠が無事防衛されまして、ほっとしたのもつかの間
ネイサンがサンバレーのアイスショーで新プロを滑らない、と聞いて、
ちょっと残念な気持ちとホッとした気持ちが入り混じっていました。
例年、ネイサンはこの時期にはプロはほぼ固まっていて、まだ納得感のいかない出来であってもお披露目してくれました。
昨年はJOのリモートで、デスペラートを披露してくれましたが、
今年はどうなるのでしょう。
羽生さんが例年になく、色んなショーに顔出ししているので、それで充足されていると思っているのか、羽生さんとそれ以外は分断されているような気がする。
試合でない限り、羽生さんと昌磨(SOIは別)羽生さんとネイサンは、ブッキングしないような気がします。
今年もJOに海外選手が出ないのであれば、もうJOと言えないのではないかと思いますが、どうなんでしょう。
アイスショーなのか、試合なのか、微妙な試合。
試合ほど義務感にはかられないが、ショーと違って点数も勝敗もつく。
(そして賞金もつく)
この秋の状況で海外選手のVISAが下りるのか、それとも隔離期間なしで渡航できるのか、それにかかっているような気もします。
それはともかくサンバレー。
昨年は中止だったけど、アメリカも徐々に日常を取り戻してきているような
感じを受けます。
デルタ株の危険は、日本と同様ですが、ワクチン接種率の高い地方は、なんだか楽しそう。
エンゼルスの大谷君の映像が映る度、アメリカが日本より早く、コロナ禍から脱却したのでは?と思わされる。
ただ、実際の罹患者数はというと、日本は少ないが、どうしてこんなに悲観的なのか。
それはたぶん病床数の問題なのかもしれないし、
公衆衛生意識の問題とか、ワクチンを自国で製造できないとか、色々あるんだろうなと。
話を戻すと、そんな中、サンバレーでは一列おきに着席するなど、感染対策をとりつつも例年通りに行われた様子です。
(SNSで見る限り)
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ここのところあまり情報が追えていないのですが、サンバレーでのCARAVANと
ロケットマンを見るにつけ、一人のアスリートの成長と、ネイサンシニアデビューからの軌跡をしみじみと思い出しておりました。
実質ラストイヤーになりそうなネイサン。
今年はTHE ICEも来ないし、イタリアのショーも延期延期で本当に開催されるのか、といった具合だし、JAPAN OPENに海外選手が出場しなければ、必然的にその後のカーニバルオンアイスも出ない。
ということは・・・・ひょっとしたら、現役最後のアイスショーになるのでは?????
現地観戦できた方、とてもうらやましいです。
アイスショーのネイサンは、自分のプログラムをちょっとアレンジ(だいぶの時もある)して、思うまま滑ってくれているので、いつも熱いパッションを感じる。
そして楽しい気持ちが伝わってくる。
試合とはまた違ったネイサンが見られる。
試合とどちらが好きか、と言われれば、とても悩むところである。
ただ、あまりカットしすぎて「どうよ?」って事もあるけど、それはそれでも楽しかったなぁ・・・・
シーズンも佳境となって、ジャンプをバンバン決めていくネイサンも素敵だけど、
シーズン初めのうち、プログラムの世界をまず表現しているネイサンには、
いつも驚かされる。
ということで、彼の地で行われている、行けるわけもないアイスショーを
現地観戦できなかったことを、あとからものすごく後悔している。
(コロナでなくても行けなかったが)
今年は現地観戦はどのくらいできるのだろうか。
というか、行ける試合があるのかどうか。
GPFに出場できる、というのはほぼ間違いないとは思うが、
人生には何が起こるかわからない。
と思うと今から寂寥感が全身を覆って、泣きたいくらいに悲しい。
引退してからもアイスショーくらいは出てくれそうだが、違うのである。
現役のピークの姿を焼き付けたいのである。
できれば試合の。
真央ちゃんの事で後悔しているので、もう同じ轍は踏みたくない。
夜のとばりが下りた後、照明がきれいなサンバレーのリンクで
ネイサンが生き生きと滑っている姿を見て、思いました。
試合を見たい、と。
でも今年の自分の仕事が大きく変化したのと、このコロナの影響で
どれを見れるかわからないし、第一有観客かどうかもわからない。
ネイサンの現役ラストイヤーがこんな寂しいものとなるとは、
平昌が終わった後、想像できなかった。
たまありワールド後、絶対もう一度ワールドでのネイサンを観たいと思っていたのに。
羽生さんは4Aアクセルが跳べるまで現役続けそうだし。
昌磨はゆまちはステペンがいるから、もう少し続けそう。
ゆまちは、今度の日本開催のワールドの金メダル候補だろう。
でもネイサンは大学へ戻ってしまう。
オリンピックがなければ、あんなハードスケジュールの二刀流など続けられるはずもない。
なんという事なのだ。
人生万事塞翁が馬
諸行無常