とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

もやるリンク問題と黄色い物体の記事

暑いですね。

仕事も忙しく、寝落ちする毎日。

ブログも遅々として進まない。

そして世の中では、五輪だのコロナだともめごとばかり。

清涼感を運んでくれるのは、地味なフィギュアネタと大谷君と藤井二冠。

そんな中、またまたこんな記事が出て、過去の恐怖体験(!)がまたフラッシュバックした。

 

jbpress.ismedia.jp

私はさいたまワールドで被災したが、トリノGPFでも被災した人がいて、

かなり疑問を呈する問題ではないかと思う。

 

(株)パティネレジャーの方をインタビューした記事となっているが、

このパティネレジャーは、船橋のリンクも管理していて、サンクスツアーだったり

アイスショーも手掛けている。

 

そしてかのさいたまワールドでの事がここで語られていた。

2019年には世界選手権が開催された。このとき、観客の「熱」を実感する体験をした。

「あのとき、リンクサイドで場内温度をモニタリングしていました。20度を下回るくらいだったのが、25度くらいに一気に上がってしまったときがありました。朝から冷やしこんでいたので、氷が溶けることはありませんでしたが」

 緊張を強いられた瞬間だった。さらに、この大会では忘れがたい思い出もある。

「プーさんですね。あれはすごかった」

 羽生結弦がフリーの演技を終えたあと、それを称える「くまのプーさん」が多数、リンクへ投げられた。

 

SNSでは、「氷が溶けてた」というコメントがあった。

確かに会場内はヒートアップしていて、かつてなく暑かったが、

上着がいらなくなるほどではなかったと体感していた。

(スタンド席でした)

特に羽生選手の時に溶けていた、というコメントがあったけど、

自分がリンクを見て溶けていなかったように感じていたので、

おかしいな、と思っていたのですが、これで「溶けていなかった」ということが

証明されました。

なぜ、溶けていなかったと記憶していたか。

それは、私が双眼鏡でプーを回収するフラワーガールの足元を見ていたから。

同じところにたまる黄色い物体を次々と回収していくが、その足元には、

同じところばかり行き来するので、氷が削れていく跡が見られた。

ネイサンが滑り始めるころには、リンクサイド辺りは波打っている感じであったから。

むしろ溶けるなら、削れた時でしょう?と思っている。

 

それはともかく。

 

このパティネレジャーの飯箸さんの話によると、

忘れがたい大会が「2019 さいたまワールド」であるという。

この大会では忘れがたい思い出もある。

「プーさんですね。あれはすごかった」

 羽生結弦がフリーの演技を終えたあと、それを称える「くまのプーさん」が多数、リンクへ投げられた。

 飯箸はアリーナ席の製氷側口で見ていたという。その数を見て、思わず体が動いた。

「本来はフラワーガールの子たちがリンクの上のものを集めてきて、それを受け取る担当の人に渡すのですが、これは間に合わないだろうと思い、受け取る手伝いをして、無線でうちのスタッフに『手が空いている人、来て』と集めました。頼まれたわけではありませんが、これはやらないと、と。(日本スケート連盟の)女性の人もヒールで出てきて、どんどん受け取っていました」

 その光景を思い出し、飯箸はどこかうれしそうに笑顔を浮かべてこう語った。

「まるで黄色い花火みたいでしたね」

たぶん自分たちが作ったリンクで、これほどの熱を持った大会となったことに

感動しているのだろう。

 

彼は当初「滑るのって面白いな」でスケートの氷に関わったとこの記事に書かれていたが、リンクで滑る人の気持ちを忘れてしまったのだろうか。

 

リンクを万全な状態で選手に滑ってほしくないのだろうか。

自分たちが用意したリンクが、異物を投げられて傷つくのはどう感じたのだろう。

リンクのプロなら、温度管理以外にもリンク製氷にも心を痛めるに違いないと

思うのですが。

すべての選手にできる限り同じ環境で滑ってもらうようにするのが、

プロじゃないのかな、と思います。

 

自分たちが作ったリンクが熱狂の舞台になっていると悦に入っている気がするのは

記事のせいなのか。

それともこのインタビュアーの個人的な主観なのか。

 

黄色い物体が花火とは。

私には、黄色い危険物にしか見えなかった。

 

最後の一人まで、きちんと滑らせてあげたいとは思わないのか。

 

いや、たとえその憤りを持っていたとしても、記事にはできない。

そんな発言が世に出回ったら、日本でのリンク設営の仕事は止まるかもしれないし、

SNSで叩かれるのは必至だ。

 

私には黄色い危険物にしか見えなかった。

氷を痛めると同時に、会場のファンを狂気に陥れた。

 

私の両隣はその原因の選手のファンだった。

ずっと控えめで礼儀正しい観客だった。

でも、黄色い物体がリンクの半分を埋め尽くす姿を見て、興奮状態に陥っていた。

その次の滑走者を貶める事はなかったが、黄色い物体に興奮していた。

 その横で、次の滑走者が自分の推し選手だったので、ひとり醒めてリンクの心配をしていた。

と同時に周りは興奮のるつぼと化していた。

 

私にとっては、黄熊は本物の熊よりおそろしいものに映った。

 

リンクに花が投げられないのは、確かに寂しい。

だけど、まるで麻薬のようなあの光景を思い出すと、やはり投げ込みは

怖くてならない。

 

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と同時に、このブログが滅多打ちされるのではないかと、

おびえてもいる。

 

 


【今日の独り言】

今シーズンもたぶんコロナ対策で、投げ込みは禁止になるだろう。

でも北京はどうなるのか。

あ、大丈夫か。

習近平だもんね、

 

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