ネイサンの過去動画をYoutubeで観まくる週末
本当ならＧＰＦあったんだよなぁと何度も思いつつ、
本当だったら、ネイサンの四連覇が観れたんだな、とまたまた悲しくなる。
（本当だったら、五連覇だったと思っている）
まぁ、昌磨ファンにしたら、昌磨が金。ゆまちファンだったらゆまちが金、と
それぞれ思っている事だろう。
それはそれぞれのファンが思う事。
問題は、表彰台に向けて、選手たちが努力すらできなかった無念さである。
そして、オミクロン株とＧＰＦの開催の是非についても逡巡する。
あと3日発覚が遅かったら、たぶん開催していただろう。
あの時点で発覚した意味が、後年良かったと判断されることを
祈るしかない。
ただ、ここ2～3日思うのは、やはり重症化率は低そうだが、
感染力が強いオミクロン株。
でも感染が広まると、変異が起こる。
今第三国で広まっているのは、適正な時期にワクチンがいきわたらなかったためと
言える。
それが意外に先進国に打撃を与えているという皮肉さ。
なので、ＧＰＦ中止の決断が間違っていたとは思えない。
ただ、無常を感じるのだ。
そういった中、某スケートジャーナリストを称する記者のコメントには
がっかりした。
今月大阪で開催されるグランプリファイナルの12月2日の突然のキャンセルは、スケーターとファンにとって最も不幸な展開であり、日本のスポーツに長期的な影響を与える可能性があります。
ジャーナリストを称するのであれば、もう少し公平性と正確性を備えた記事に
してほしかったと思う。
政治の考え方としては、スポーツ優先ではいけないのだ。
人命が重要なのだ。
だったら、モントリオールのワールドの中止はどうなんだ？
3/20から開幕のものが、3/16にスケ連が発表している。
もう、カナダでは一切開催できなくなっているのか？？？？
あの頃も、コロナの実態なぞまだわかっていなかった。
たぶんロシアならやっていただろう。
でも、それが正解だったのか？
今悲しみに暮れている私たちには判断しがたい。
ただ、公平性を期する自称スケートジャーナリストなら、
こんなコメントを残さないで欲しい。
もう、日本ではＧＰＦや、ワールド、大きい大会は招致できないといいたいのか。
答えは性急すぎる。
こんな事がなかったら、各国のスケーター達は、日本で試合がやりたかったと思う。
客観的に見て、マナーはいいし、すべてのスケーターに気持ちの良い試合が
運営できる。
開催国も、観に来る観客も、選手たちも落ち込んでいるのに、
彼は何に憤っているのだろう。
別に御用記者になれ、と言っている訳ではない。
ただ、この人のフィギュアに対する立ち位置がわからない。
本当にフィギュアを愛しているのか、
ネタ的においしいから追いかけているのか。
どうでもいいが、この切ない四日間で、あまり見たくない記事ではある。
あと、アスリートに「五輪をボイコット」を強要する記事も見た。
まだ選出もされていない選手に出すのは、何の笑い話かと思ったが、
東京五輪の池江さんの事も思い出した。
コロナ禍の開催か、中止か、旬のアスリートには選択するのは、
ものすごく難しい問題に対して、それを突きつけるというのは
本当にファンなのか。
いや、ファンでないなら悪質だが、たぶんファンだろう。
件の選手のファンでないなら、全日本にきちんと出て、選出を待って欲しいと思っているから。
全日本に出なくても、選出される、と信じているファンだ。
いつも世界は色んな問題を孕んでいる。
人権問題、紛争、ウィルス、など問題のなかった事はない。
ただ、その中でも、問題に対してきちんと向き合い、考えていきたいものだ。
五輪代表の選出方法も。
大会の開催の是非も。
人権問題に対して、スポーツを絡めてはいけない、ということも。
私が思うのは、アスリートにこれ以上、精神的不安を与えないで欲しい。
参加、不参加もそうだけど、選考基準もね！！！
そういうのは連盟や各種団体が請け負うべきこと。
そのためにあるんでしょ？
本当によろしくお願いしますわ、としか言えない。
【今日の独り言】
名古屋のＧＰＦを振り返った。
あの時は穏やかな観客席で、ものすごくいい雰囲気だったなぁと
しみじみ思う。
ネイサンもあの時もすごい、と思ったけど、今は考えられないくらいの
成長をしている。
今、ネメシスを試合バージョンで滑ったら、何点つくのかな。
