全日本まであとわずか。
ネットニュースも、テレビも、週刊誌もかまびすしい。
よく日本のエースが羽生さんと紀平さんと称されている。
これは昨年の全日本フィギュアの優勝者を踏襲しているのであれば、
全日本を国内最高の試合と認めている事になるので、まあよかろう。
でも、おととしは、昌磨がエースと呼ばれていたか?
さかもっちゃんが優勝した年にエースと呼んでくれていたか?
主にマスコミですけどね。
団体競技において、「エース」というのは、主力選手。
一番得点を取ったり、守れる選手だろう。
個人競技としては難しい。
たぶんその競技の第一人者なのだろうか。
国際試合において、一番良い成績を収めた選手だろうか。
ナショナルの試合において一番の選手だろうか。
ただ、ナショナルで一番でも国際試合ではその国の代表の中で一番の
成績が取れるか、といったら、実力が拮抗している場合はそうでない
事が多い。
昨シーズンのワールドでの日本の選手が良い例ですよね。
昨シーズンワールドで言えば、男子はゆまち。女子はさかもっちゃん。
昨シーズンの全日本なら、羽生さんと紀平さん。
シーズンベストとか入れたりすると、もうわからん。
ただ、ひとつ言えるのは、ネイサンはアメリカのエースです。
ナショナルでもワールドでも得点においても、すべてトップ。
名実ともに「エース」と言えよう。
だが、ここのところのフィギュア日本男女とも「エース」という称号を
誰に付けたらいいのか、わからなくなる。
過去の成績で決めたら、エースだらけになってしまうし、
現在の成績だけだと、なんとなく物足りない選手もいる。
ただ、たまに成績は振るわなくても、
他の選手の精神的支柱だったり、
怪我に負けないメンタルなどなど。
素質を備えている選手は過去にもいたと
思うのです。
団体競技でもないのに、という事もある。
ただ未だ疑問なのは、
北京の団体戦で「エース」は出るのか。
興味深い。
【今日の独り言】
今年度のエースは、男子は昌磨、女子はさかもっちゃんだと
思っている。
やはり出続ける、というところは大きい。
そういえば真央ちゃんって「エース」って呼ばれていた?