とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

タリンに降り立つ、やまとなでしこ

強い日本女子!

 

昨夜の四大陸選手権、女子FS

 

SPを12位で迎えた横井ゆは菜選手。

素晴らしいクィーンを滑り切りました。

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松生理乃選手は、PBを9点以上も更新し、初の200点超え

FSではスモメダもゲット。

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そして三原舞衣選手。

全日本での悔しい思いを晴らすかのような神演技。

最後のスピンが惜しかったけれども、SPもFSも一位の完全優勝でした。

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いやはや、昨夜は素晴らしい夜でした。

 

横井ゆは菜選手は、圧倒的なパフォーマンスで会場を沸かせ、

松生理乃選手は、氷上のバレリーナのような素晴らしいスケートを。

 

そして三原舞衣選手は、本当に魂が浄化されるような演技でした。

 

女子全員が、圧巻の強さを見せました。

強いというのは、魂です。

正直三選手とも、悔しい思いを胸に、タリンに降り立ったはず。

 

うまくいかない事も多くあり、心が折れてしまったかもしれない。

 

でも、そのくやしさを見事昇華させて、すばらしい演技を見せてくれました。

 

今、多回転時代を迎え、日本代表の女子は、どちらかと言えば、パワー重視な

イメージ。

でも舞衣ちゃんと理乃ちゃんは、繊細なスケート。

 

でも、繊細な演技をする、強さが感じられた。

これこそ、表現力と言った感じだ。

彼女たちには、4回転どころか3Aもない。

でも、国際大会でFSを確実に140点を獲れるポテンシャルを持っていた。

いや、持てるように努力してきたのだ。

次の五輪でこの構成で行けるか、といえば、わからない。

でも確かに言えることは、多回転がなくても、これだけのGOEが取れる

スケーティングというのは、いつの時代も必要な事。

 

それを彼女たちは、このタリンで証明した。

そして人々の心を動かすスケートを見せつけた。

 

二人は五輪代表から漏れてしまった。

しかし、四大陸で見事結果を残した。

 

とてもうれしいけれども、同時に切なさがあふれる。

なぜ、あの時に、という気持ちは何度も訪れる。

私たちですらそうなのに、彼女たちがそういう気持ちに襲われないはずがない。

 

とても繊細で、表現力豊かで、とても強いスケートを見た。

 

もう、五輪代表の件について多くを語りたくない。

時は戻せないのだから。

 

せめて、全力で美しく戦いきった彼女たちを褒め称えたい。

 

エストニアスケート連盟の方々、どうもありがとうございました。

 

 

 

 

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