とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

団体戦は喜びと悲しみが表裏一体

快挙です。フィギュアです。

(これアップしている時にジャンプやっていたから)

 

ソチの時に、「なんじゃこら」と思ったこの競技。

正直、やる時期についてはいまだに「ナンダ、コラ!」と言いたくなる

団体戦ですが、積年の夢を叶えた、銅メダル。

 

昌磨のPBから始まり、チームココのノーミス、りくりゅうのPB。

そしてゆまちのPBで今シーズン世界最高得点のFS。

 

 

みんながそれぞれベストを尽くして、ノーミスでつかんだ勝利。

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本当におめでとう。

実は、今年までやらなきゃいいのに、とまで思っていたのですが、

現金ですね。

昌磨とかゆまちがメダリストになったり、日本が弱かったペアが

あんなに強くなったりする姿を見ると、

「ああ、よかった」と思ったりもするのです。

 

プロセスも結果によって、変化するというものなのです。

 

しかし、やはり五輪というイベントは、思っている以上に注目されているようですね。

 

 

今日は、団体でもジャンプ(混合)もあって、団体の日でした。

 

だって、日常的に、ジャンプのW杯見てる人いる?(いるでしょう)

スピードスケートも見てる人いる?(うちの父は見てます)

 

団体って、みんなミスないと、合わさってすごく大きな力になりますが、

一人失敗すると大きい。

 

というか、入賞とかメダルというより、失敗した本人のメンタルが大変です。

 

自分の事は自分で落とし前つければいいけれども、他人のメダル人生まで

左右してしまう。

 

そういうところで今日の髙梨沙羅選手はかわいそうすぎた。

 

コスチュームの事は知っていた。

かなり厳しいルールだなぁと。

ボクシングより厳しくないか?

だって、衣装なんて、その日その日で違ってくるような気がします。

お腹は便秘だったらふくれるし、足だってむくんだら1センチどころの

騒ぎではない。

前職で、朝はいてきたロングブーツが入らず、スリッパで帰った後輩を知っている。

 

しかも、跳んだあとってのはフェアじゃない。

試合を一本こなしたら、身体に変化があってしかるべきですよ。

だって、あれで1KGくらい減っちゃう人だっているんじゃないの?

 

抜き打ちはドーピングだけにしないと。

 

しかし、ついていない選手はいる。

沙羅ちゃんが何をした?

何か悪い事しましたか?

彼女のアスリート人生、涙で終わらせてしまうなんて・・・・

 

それと、ヴィンス。

今回は、通常のルール以外に、コロナで泣いた選手も多い。

特にヴィンスは、北京まで来て棄権なんて泣くに泣けない。

(泣いているだろうけど)

親戚も北京にいるとのことだし、団体だって出た。

なんで?

いつ感染したのだろう。

本人だってわからないと思う。

 

これは、仕方のないことだけれども、やはり北京五輪は延期すべきだったのかもしれない。

 

重症化しないとは言え、これだけ感染力の強い、ウィルスに侵されて、

四年間、下手したら、八年間をフイにしてしまうことも多い。

 

来年に延期したからと言って、どうにかなるものではないかもしれないが、

少なくとも、多分だけど、治療薬はできるだろう。

 

とは言ってももう、後の祭り。

 

初のメダル獲得の裏で、悲しい出来事も。

 

人生というのは、喜びと悲しみは表裏であるのだな、と諸行無常の思いに

かられる。

 

沙羅ちゃんには、かける言葉もない。

女子はノーマルヒルしかない。

団体が最後の砦だった。

 

スポーツというのは、真剣勝負の向こうにある美しいものだが、

それを掴み取るまで、どれほどの汗と涙が必要なのだろう。

 

明日は男子SP。

これが終わるとあとはFSのみ。(当たり前だが)

ネイサンのカウントダウンが始まる。

 

もう、明日が来ないといいのに、と思うとともに、早く明日、滑って欲しい

楽しんでほしいという気持ちがせめぎあう。

 

せめて最後まで滑り切れますように。

 

 

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