というブログを書いたのは、北京前。
あれよあれよ、という間に北京が始まり、団体が始まり…
本来は、男子編は、「何が起こるかわからない」というのは、
急に伸びて来た若い選手だったり、
不幸にも故障してしまったり
本来の力が出せなかったり、
実力120％出せたり
とかいう内容だったはず。
女子は、まぁ波乱万丈でしたな。
北京前ではさかもっちゃんが4位に入れれば、と思っていた。
そして紀平さんが出ないなんて、誰が想像した？
そして三原舞依ちゃんが、あんなに復調するなんて、とも思いましたよね。
これもやはり、4年に一度の祭典に、みんなが「どうしても出たい」と思っているから。
そしてそれに漬け込んだ（？）ドーピング問題。
一体だれが、ワリエワ以外が優勝する、なんて思った？
というかワリエワがメダル圏外なんて、シーズン当初、誰が想像した？
全くもって五輪シーズンはわからない、というより、
人生には何が起こるかわからない、と言ったところか。
さかもっちゃんも、ロシアに食い込みたい、とは思っていたろうが、
それはたぶんＳＰまでだと思っていたと思う。
ワリエワ以外ＳＰでは３Ａは成功率が高くない。
となると、4回転を跳んでくるＦＳより、ＳＰでアドバンテージを取るしかない。
しかし、そうは言っても、彼女らは並みの男子より4回転を跳んでくる。
３Ａも４回転も装備していない彼女は、パーフェクトに演技しても、
たぶん勝てなかった。
ただ、これも彼女らの「失敗待ち」しかないのだ。
そんな事は考えてなかったろうが、人間なので、失敗はする。
程度にも寄りけりだが。
しかし、それも現実に起こり得たのだ。
ドーピングという事件にて。
正しくはドーピング問題でワリエワがメンタルをやられて、
あり得ないミスを連発し、という事であるが、つくづくスポーツというのは、
「心技体」揃わないといけないものなのだ、と痛感した。
さかもっちゃんが真央ちゃん以来の女子メダリストなのは嬉しいが、
スケオタとしては、ワリエワの完璧な演技を五輪で観たかった、というのもある。
あとは、トゥルソワ先輩が4回転を全部決めたら、とか。
五輪というのは、そういうものが出るにふさわしい大会だ。
しかし、今回はその大会に出るため、金メダルを獲るため、
不本意な事態が起こってしまった。
今考えても、ワリエワ一人の問題ではないのだろう、と思う。
証拠はないが。
彼女のスケートは4回転をバンバン跳ぶ、というより、スケーティング技術と
脅威の柔軟性が大きな特徴だと思っていたので、ドーピングに頼らなくても、と思う。
でも、きっとそれだけではダメなんですよね。
じゃ他の2人は？
正直潔白かもしれないが、もう白とは見れない自分がいる。
ロシアの選手のあの驚異的なジャンプは、もうドーピングかもしれない。と
疑ってしまうので、感動しきれない。
だからと言って、ロシア女子を抜いて、さかもっちゃんが優勝したとして、
それでも諸手を上げて「金メダルだ！」と喜べるのか。
そうこうしているうちに、ロシアがウクライナに侵攻した。
そのため、パラリンピックと世界フィギュアはロシアは参加できない事になった。
五輪シーズンは何が起こるか、わからない、といいつつも、
こんな大きな事件ばかり起きるなんて！！！
ただ、五輪は平和の祭典と、今や国力を知らしめる大会となっている。
その機会が過ぎたら、平和を崩し、侵略を始める・・・・
そんな事が起こるとは。
男子は、何が起こるか、わからない、とは言いつつも、まあ順当な結果だったと思う。
ゆまちがすごい躍進を遂げたが、平昌では昌磨が銀だったから、そのくらい想定内だ。
ワリエワの崩れ方は、今のネイサンが崩れるのと同じくらいの衝撃だった。
色んな意味で、何が起こるかわからない今シーズンはまだ終わっていない。
が、ワールドは本当に開催できるのか。
こんなご時世、戦火が広がって中止になりはしないか。
コロナより心配な出来事が増えるとは。
とても心配である。
だって、「何が起こるかわからない」し、今となっては
「何が起こっても、もう驚かない」かもしれない。
【今日の独り言】
ところでネイサンは、ワールドに向けて練習できているのか？
そしてゆまちはＳＯＩに出ないのか。
昌磨は無事ランビのところへ行けるのか。
心配事は尽きない・・・
（女子じゃないやん）
