とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

闘うべきか、否か

アイスショーに行っての忘備録としては、なかなか

戦闘的なワードではあります。

 

まずは、

① ルールを守らない人との闘い

② 推し同志の争い

に二分化されます。

 

私の場合、断然①が多いのですが、その中でも

座席の座り方の問題

バナーの揚げ方問題

録音録画問題

規制退場問題

 

があります。

 

     

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        試合以外に、戦うことあるの?あるんですよねぇ・・・・・


     

           

この中で一番諦めているのは、規制退場問題

これは、たとえば新幹線最終に間に合うか、などの問題もあるから一概に言えないですが、あんなに慌てて出たら、どこかで転びはしないかと心配になる。

そして転倒が折り重なって、大事故に繋がりはしないかと心配である。

 

自分などは、帰れそうになかったら、思い切って最終演者をあきらめるか、宿泊するか、夜行バスを選ぶかすることにしている。

 

しかし、最終演者をあきらめるというのは、かなり勇気のいる事だ。

なぜなら、トリは見逃してはくれない。

試合なら、表彰台が決まる問題だ。

となるなら、もう、遅くなるというのを取り、始発で帰る事にする。

全日本はそうした。

しかし、これもさいたまで開催されていて、東京駅近辺に宿が取れ、自宅が名古屋であるからできた事。

事実、全日本の男子FSの翌日は大雪で、始業時間に会社につけるか、ギリギリだった。

 

座席問題は最重要課題

ここ数年私を悩ましているのは、座席問題。

前の人が大きい男性だったりしたら、もう仕方ない。

身体的な問題であるから。

でも、のめったり、頭をやたら左右に振られると少々小さめの私は、途端に

リンクの半分が見えなくなる。

 

当初はそれでも我慢していた。

揉めるのが嫌だったし、注意された後、近くに座ってまた、ショーやら試合やら

見続けるのは、大変メンタルが強くないと、そのショー等自体楽しめない。

しかし。

そんな気持ちを抱えたまま、我慢して納得がいくのか、と言ったらそうではない。

高いお金を払って、ルールをしっかり守って、守らない人などを我慢するなんて、

どんな苦行だろう。

しかも、自分の推しは、外国人スケーターで、じき引退してしまうかもしれない選手だったら?

生で見れる数少ない機会を、こんな苦行を強いられるべきなのだろうか、と思い

ここ最近は注意している。

ただ、注意してもあんまり治らない人、身の置き所が無くなる人、

そして座席からいなくなる人、などなどいて戸惑うのは事実だ。

 

だから最近は試合は、スタンド席にするようにしている。

傾斜がついた席ならベストだ。

しかし、それでものめる人はいるので、油断大敵だ。

 

だから最前列なら大丈夫でしょう?という話しもあるが、それだって油断できない。

 

以前、THE ICEで最前列を友人と楽しんでいた時。

友人がたまりかねて、「あの、背中をシートにつけていただけないですか」と

隣の見知らぬ人に声掛け、頼んだ。

 

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そうなのだ。最前列でも端っこだと、前のめりになると、視界が遮られる。

一体この問題はどうしたらいいのか。

みんなが少しずつ我慢するしかないのだろうが、そんな目にあったことのない人、

自分が頭を主催者側が座席のコントロールをしてくれるといいのだが、採算問題でこのコロナ禍でゆとりのある座席という設定自体が

難しいのかもしれない。

逆にひどいコロナ禍のNHK杯は、一つおきの座席で、ものすごく快適だった。

 

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         ここまででなくてもいいが・・・


(座席状態だけ)あの時代に戻りたいが、ああなるとチケットが手に入らなくなりそうだ。

何もかも痛しかゆしだ。

 

バナーとスタオペ

バナーの揚げかた問題は、さほどでもない。

みんな演技の前、後はスタオペして揚げているので、気にならない。

ただ、声が出せないご時世では、スタオペが選手に届く唯一の声だが、

スタオペというのは、やはり最上の演技をしたと(自分が)感じた選手に対して

行いたい、

 

付き合いで、スタオペはできなあいなぁと思いつつも、周りが全員立ち上がり、

自分だけ森の中にいるような感じになることがある。

まぁ、これは致し方にないことである。

 

しかし、投げ込みがなくなって、試合は快適である。

アイスショーは前からないのだが、これはどういう事なのだろうか。

試合は、雌雄を決する場であるので、少しでもスケーターが平等な環境であらねばならないのに、投げ込みはokだった。

 

しかし、私の記憶している限り、日本のアイスショーはそもそも投げ込みは

禁止だった。

ショーは娯楽の一環であるのに、それが試合より厳しいのは何故だったのだろう。

(名古屋フェスは近々までよかったが)

 

たぶんアイスショーは時間が決まっていて、放映などもあって、時間に制約があるのだろう。

試合だったら、連盟のフラワーガールを使えるが、アイスショーならギャラを払わなきゃならんだろう。

 

というと、試合をかなり貶めている感が否めない。

こうなると連盟の試合に対する認識と、運営方法等の考えが甘すぎる。

としか言えないな。

海外も同様なんだろうか。

 

録音・録画問題

どなたかのSNSの投稿を見たが、今回のSOI、押しなべてマナーの良いショーだったと思う。

いない選手のバナーを掲げるという暴挙もなかったし、大声で話している人もいなかった。

でも、やはりマナー違反者が若干はいたようだ。

録音・録画している人もいたらしい。

しかし、あんな暗くて、見づらいものを撮ってどうするのだろう。

試合より見づらいと思う。

そこでリスク侵すくらいなら、CS放送を録画するといいとは思う。

しかし、映らない選手もいるのでその辺なんだろうか。そして、来場した

その時の記念だろうか。

しかし、放映権などが絡んでいるフィギュアの試合とアイスショーは、

これらを撮ってはいけないし、観劇とか観戦マナーとして、携帯電話の電源は切るべきである(場内アナウンスでもあった)ので、スマホをもって演技中に操作している人は軒並み、バットアウトである。

 

そして推し同志のSNS問題

なんでしょうかね。

代理戦争というのでしょうか。

ショーに参加していない選手のファンが、参加している選手のファンに噛みついている図があると、心がすさんでくる。

 

これは、もう同調圧力が強くて、それを強制する人々の問題である。

人の好みなぞ、千差万別であるので、あなたたちが好きな選手を私も好きとは限らない。

 

現に私はアメリカの選手がイチオシだ。

五輪もネイサンの優勝を願っていた。

スポーツに国境はない、と嘘くさい事を掲げていた人たちが、とたん

「五輪という国を代表する選手を応援せず・・・」という事を発しているのを

見た瞬間、なんと欺瞞に満ちた世界なのだ、と思った。

 

たぶん私も国内の選手の推しだったら、そう考えてしまうだろう。

だけどそれは、たまたま国が違うだけで、同じ国内選手でも同じだと思う。

誰もが自分が一番応援している選手が一番輝いている時を見たいと思うのは、

ファンとして至極全うであるから。

 

でも、昌磨のように、冷静に「一番実力がある選手が勝つべきだ」と考えている人は

一番勝たなくてはならない選手が、一番勝ちにくい場所で勝つ事が出来る方がいいと考えた。

たぶん実力はあっても、落ちていく選手を沢山みているのだろう。

彼・彼女はこんな実力の持ち主ではない。

本当に運頼みである、五輪で、実力通り評価されたという事は、

自分のメダルも正当評価されたことにもなるだろうから。

(昌磨は単純にネイサンの金メダルを喜んでいただけのようであるが・・・)

 

応援している選手が過去の栄光から堕ちていくのは、とても辛いと思う。

少しその気持ちが解る。

今度のGPFやワールドは、ネイサンはいない。

その時に誰が優勝するかわからないし、その人の優勝を間違えていると

非難するつもりはないが、喪失感でいっぱいで辛くなるのだと思う。

自分の一番楽しかった時代の終わりも一緒にやってくるからだ。

 

だからと言って、今出ている選手を貶めていい、という理由にはならない。

 

きちんと向き合うべきだし、そういう人達とは戦わねばならないのだろう。

だけど巧妙にも、SNSでつぶやいている人達は逃げ足も速い。

 

そして本当に戦うべきは、誰なんだろうか。

 

いつもわからなくなる。

 

とりあえず、自分の心とは戦わねばならない。

それこそ、

「いとしさとせつなさと」だろう。

 

 

 

 

 

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