とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

舞台と試合とスタオべについて

アイスショーのスタオべについて、色々ありましたね。

 

しかし、どうしてこういう事がいまさらSNSに流れるのか、というか

流すのか。

 

私なぞ、SOIで色々ありましたよ。

そのことについて、訴えたい!という事もありましたが、

非難する事になるので、止めました。

 

ブログですら控えめにしているのに、結構炎上傾向が強いTwitterで

出すのはどういう事なのか。

 

熟考を重ねた上にしては、内容もお粗末すぎる。

 

それはともかく、スタオべである。

 

最近はフィギュアに資金投入しているので、

とんとご無沙汰であったが、私は元々舞台・ミュージカルが好きだった。

高校の時くらいから、社会人〇ン年目くらいまで。

 

古くは東京キッドブラザーズから、東宝ミュージカル、劇団四季(演目による)

音楽座に、キャラメルボックスなどなど。

 

そこでいつも思っていたのが、スタオペである。

正直言って、昔はそんなにスタオペなかったと思う。

感情を露わにして感動を伝える、というのが、日本人には不向きな

ものではないかな、と思っていた。

 

最近はミュージカル界はどうなっているのだろう。

本当に観に行っていない。

スタオべはしているのだろうか。

 

かつての自分のスタオペ遍歴を考えると、レミゼの10周年とか、カウントダウンとか、

ものすごいものを見た!と思う時はしていたが、ミュージカルも一週間に一回程度行っているとそれもしていなかった気がする。

 

レミゼの初演メンバーのアンジョルラスの内田直哉さん。

この方が舞台に登場した時は、電流が走って、劇中なのにも関わらず、

パンフレットで名前を調べた記憶がある。

その時、スタオべという文化を知らなかった。

きっと今だったらしているかな。

 

でも、海外でミュージカル、バレエを見ても、やたらめったらスタオべなどしていなかった。(ような気がする)

普通に良かったら、拍手程度だったと思う。

スタオペというのは、最上級の賛辞だと思っていた。

 

実際20年くらいミュージカルを見ていて、スタオペは何回しただろうか。

 

比べてフィギュアはどうだ。

結構、スタオべしている。

特にコロナ禍になり、声を出せない事になり、スタオべ率は高くなった。

それ以外に選手に「素晴らしかった」という事を伝える術がない。

 

海外などは、もう、今は声を出しているが、日本はまだまだ。

となると、スタオべしかない。(あとバナーフリフリ)

 

でも、私にもやはり違和感があるのだ。

スケーターの演技というくらいだから、点数だけでないものもある。

そうなると、スタオべしたくなる演技については、趣味嗜好が大きく別れる。

 

とてもうまく滑っている、という演技でも自分の心の琴線に触れなければ、

スタオべし辛い。

 

逆に、演技がよくても、ステンステン転んでいたりすれば、これも

スタオペするのには、躊躇する。

 

幸いにも、自分の推しのネイサンは、そういう事がなかったので、

すべてスタオべさせてもらっている。

(平昌は観に行ってないので)

 

ただ、周りがほとんどスタオべしているのに、自分だけ立たないのも

少々気が引けている。

特に特定の選手の試合の時は、雰囲気で圧力を感じる事もある。

 

その圧力に負けて、スタオべする事もあったが、今回のSOIは、

自分の気持ちを優先した。

もちろん惜しみない拍手はさせて頂いた。

 

 

      

 こういう感じが多いですね。自分的には・・・・

 


でもスタオべは全員にはしなかった。

まず、ミス(著しい)がないこと。

自分の琴線に触れる、演技だったこと。

これに対して素直に表現した。

 

ひょっとしたら、周りから見て、頑固に立たない、ジャッジしてやるぞ、という

雰囲気に見えないこともないとは思う。

 

ただ、私が思うのは、試合はもちろんだが、ショーだってお金を払って見るのだから、

観客の思うがまま、スタオべしてもいいと思う。

ただし、マナーは守るべきである。

演技中立つとか、話声、前のめり、撮影などなど。

 

ただ、今回のSOIは、新規のお客様(どういう表現だ)が多かった気がする。

さすが五輪効果。

会場で感じた雰囲気としては、初めてスケートを見に来た人も多かったし、テレビで観て活躍した選手達を見に来て、感動して帰った人も多かった印象がある。

 

ちょいちょい変な人はいたが、目立って集団でいた雰囲気はなかった。

 

慣れていないと拍手もなかなかし辛いし、スタオペなんて、推して知るべしである。

私だって、未だスタオべには慣れておらず、今は禁止の掛け声とか、歓声を上げるのも

不得手である。今、コロナ禍で、声が出せないのがちょっとありがたかった。

 

そして今回結構多く見たのは、足の不自由な方も多くいらした、ということ。

杖をついて、一生懸命、会場に足を運んでいた。

そういう方はスタオべできないだろうし、どうやらアイスショーが初めての方も

いらしたようだ。

 

もちろん拍手のタイミングもずれていたかもだし、感動を表現するのには

慣れていない世代の方かもしれない。

 

そういう方もいるので、あまり目くじらを立てないで、みんなリラックスして

楽しめばいいと思う。

 

       


ただし、ブーイングとか、妨害行為禁止行為はあかん、と思います。

 

かくいう私はビビリなので、スタオべする際も、膝を曲げてなるべく小さく立ってる。

気が付いたら、そんな風に立っていた。

意味があるのか、ないのか、わからないが気持ちの問題である。

しかも身長の低いのに、必要かと言われればそれまでだが。

周囲への配慮なのか、自分の気持ちの問題なのか、それはまだわからないが、

中途半端な気持ちだと、そうなる事が多い。

 

事実、昌磨が優勝した全日本のSPと、さいたまのネイサンのFSは

膝は曲がっていなかった。

 

【今日の独り言】

スケオタ友人で、ミュージカルを見続けているガッツのある友人がいるので、

今度、舞台のスタオべ状況、聞いてみようと思う。

 

 

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