とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

みなとアクルス杯に行ってきた。

みなさま、こんばんは。

おとといは女々しくなげいておりましたが、昨日は、切り替えて、山本草太選手の

新FSを見に、邦和スポーツランドにて開催中の「みなとアルクス杯」に

行ってきました。

 

ネイサン、DOIについては、次に。

 

さて、アクルス杯。

1日60名まで、とある観覧券をゲットしに、昨日3時に就寝したのに、

今朝は5時30分に起きて、車で40分かけて邦和スポーツランドへ行ってきました。

 

正確に言うと、自分と自分の友人(今日DOI参戦している)のために

観覧券を取りに行きました。

もちろん自分も見たかったので、背中を押された観戦です。

 

雨の降りしきる中(屋根付きの通路ですが)

6:50から9:50まで並んで待っていました。

 

入場できたら、公式練習が始まっていました。

女子との練習に草太がひとり混じっていました。

 

しかし、じっくり見るわけにもいかず、一時帰宅。

何故なら、自宅の外壁塗装の件の打ち合わせで、工務店さんがいらっしゃる。

終わり次第、戻る予定にして、リンクを後に。

 

予定表を見ると、シニア男子のエントリーは山本草太、ひとり。

スケジュールで行くと、18:20くらいの滑走予定。

 

すぐさま新横に向かっている友人にLINE。

本日、DOI参戦だが、草太の大ファンなので彼女は、新プロをぜひ見たいとのことなので、新幹線の時間、名古屋市内の交通状況等を打ち合わせ、終わったら

ソッコー新幹線に飛び乗る事に決定。

 

そして夕方。

ジュニア女子が半分くらいまで終わった時点で、DOIが終了したとのこと。

最終公演の余韻もそこそこに、新幹線に飛び乗る友人。

係り員に進行状況を聞き、「若干遅れている」情報を友人に送る私。

この調子でいけば、草太の滑走順に間に合いそうだ。

 

そうこうしている間にジュニア女子が終了。

昨日まで、国内最高レベルの演技を観ていたが、これはこれで、すごく良かった。

本当にみんな頑張っているのが、手に取るようにわかるし、特にグランプリ東海の

和田薫子様(と友人と呼んでいる)と櫛田育良さんは、ノーミスで観客スタオベ。

 

地方大会であるが、見ごたえありでした。

歴代の入賞者を見ると、りゅーじゅもいるし、草太もいる。

木原君も須崎みゆちゃんも、いるし松生ちゃんもいる、壷井のたっちゃんも。

 

名古屋の層の厚さを感じたのと、長年応援できる喜びもあるんだろうな、と

ボルテージの上がってきた観客席を見まわす。

けっして多くはない観客ではあるが、こういう人たちも、フィギュアスケートの

人気を支えているのだなあと嬉しくなる。

 

そう。外で3時間待っている際に、遠征された方とお話しできた。

姫路とか和歌山、東京から、などの方々がいっぱい。

みなさん、前乗りしているのだ。

手作りバナーを手に、草太を応援するために。

 

彼の経歴からすると、この地方大会は不本意かもしれない。

ただ、昨年の全日本の結果が思わしくなかったこともあるのと、コロナ禍の規制が

緩和されたため、海外選手がinできるようになったので、今年のショーはなかったそうだ。

しかし、そこで意地でも経験を積もうと思った草太の気持ちを感じ取った人々達だ。

中には、DOIをリセールして、来た人もいるらしい。

 

こういうファンに支えられている事を草太は知っているんだろうか。

いや、知っているとは思うが、身に染みているのか。

身に染みているからプレッシャーなのか。

彼の不調の原因はわからないが、もう技術ではないと思う。

 

何故なら、6分練習でも4-3も、3Aもバンバン決めている。

メンタルとかではないだろうか。

 

 

そうこうしているうちに、果たして友人が到着。

無事、草太の滑走順にも間に合いました。

 

その後の事は、スケオタの方ならご存じであろう。

草太は4Tを一回転倒はしたが、その後はミスなく滑り切り、

FSを181.73という高得点を叩き出したのだ。

 

構成は4S、4T、4T-3T、3A‪-1Eu‬-3S、3A、3F-2A、3Lz。

今、草太が滑れる最高難度の構成!!

曲もノンストレスな美しいもの。

ラフマニノフだが、真央ちゃんと同じアレンジではなく、

キラキラと水面が光るような、美しい音楽。

それに、ノンストレスな草太のスケートが氷の上を滑っていく。

素敵なプロだった。

滑り込めば、もっと良くなるかと思うと、ワクワクした。

 

演技を終えて、スコア発表まで待っている際、ちょっと長めな時間に

「どうだろう。結構いい得点出ると思うけど、新ルールだしな」

と思いながら、150点は越すだろう、と根拠なく、待っていた。

国内試合はあまり点数が出ないイメージだったし。

 

しかし、スコアが発表されたとき、ひさしぶりに観客がどよめくのを聞いた。

FS 181.73....までは聞こえた。

だけど、どよめきで、最後まで聞こえなかった。

未だ、コロナが終息せず、声援も歓声もあげられない時勢、

心から、みんなあふれ出した歓声。

 

本当に来てよかったと思えたアルクス杯。

なにより、遠方から来たファンのみんなに、素晴らしいプレゼントが

できたと思う。

 

演技後、インタビューに答えていた草太は終始にこやかだった。

シーズン初めにこれだけの点数が出たのは、かなり驚き。

きっとかの全日本後、しっかり努力したのだろう。

記者さんのリクエストに応じ、ラストのポーズを取る草太。

      

ノリノリだな。

 

本当に今年の飛躍を願うのだが、勝って兜の尾を締めよ、ではある。

メンタルを鍛え、集中力を養うのだ。

(同じ愛知県の聡太くんに分けてもらえ)

そうすれば、あなたの未来はきっと輝かしいものになる。

 

頑張れ!!草太!!

 

邦和名物、ユーリ!on ICEのザンボを貼っておきます。

 

【今日の独り言】

おとといはネイサン、昨日は草太で泣いちゃったぜ。

 

 

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