とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

哀しいかな。選手と競技は進化する。(昌磨編)

みなさま、こんにちは。

 

自宅で隔離生活だから、結構暇かと思っていたら、

隔離されている側ではなく、隔離している側というのは、結構忙しい。

洗濯ものは速やかに洗わねばならないし、消毒は日に二回。

食事も差し入れ、脱水が起こらないように、水分も差し入れ、

ゴミも手袋を付けて、とバタバタしておりました。

 

これについては、興味のある方は、また後日にでも。

 

という事で、その中で色々スケートネタも出ていました。

 

この一週間での自分での気になるニュースは

 

1. 自身、濃厚接触者のため、BEYOUD滋賀公演断念

2. 友野君のNowvoice

3. 昌磨のインタビュー

 

の3つでしょうか。

 

今回は、3について、ちょっと語りたい。

(なんで1と2からじゃないのか)

 

昨シーズンから、昌磨はやる気だ。

あのフランス杯が嘘のようだ。

ステファンと離れているのに、この精度。

THEICEでびっくりした。

 

メンタルがものすごく影響される競技だ、という事がひしひしと。

 

ただ、それはそうとある程度成長した昌磨はメンタルが落ち着いていれば、

自身で成長していくのかもしれない。

 

NHKのインタを見たが、カットされているのか、4Aについては、語られなかった。

このネットニュースに、書かれているのみだ。

 

正直びっくりした。

昌磨は4Aには挑戦しないと思っていたのだ。

 

でも、成長したりないと本人が言っているとおり、昌磨は

成長に対して貪欲になったのだ。

もっともっと成長したい欲が出たのだ。

それは、競技としてのランクもあるが、できなかった事ができるようになった

喜び、ステファンへの感謝と喜んでもらえる喜び。

 

昨シーズン、色んな喜びを見つけてしまった。

もっと、もっと、と求めるものが多くなったのだ。

 

そうなると、進化し続ける。

アスリートとはそういうものだ。

今まで昌磨は「僕はアスリートとしては・・・」と言っていた事が多かったが、

何の何の、今の昌磨は、身も心もバリバリのアスリートである。

 

しかし、あの可愛い昌磨も、24歳。

男子だとまだまだではあるが、次の五輪を目指せるかどうか、というところか。

羽生選手もそのくらいで北京に行ったから、可能性はある。

     


と思わせるような充実ぶり。

本当にネイサンのような構成がこなせるようになったら・・・・

たぶんゆまちも追随する。

 

平昌後もそうだが、五輪の後は一気に競技内容とレベルが上がる。

 

一度競技を離れると、もはやついていけないほどに。

 

引退した選手が戻るというのは、大変な事だし、(休養だって大変なんだから)

ましてや、現役に戻ってない選手と現役と比べるのもナンセンスだ。

 

他の競技でも、どんどん進化している。

過去、あれほどカタリナ・ビットが素晴らしい、伊藤みどりはゴムまりが跳ねているだけと言われていたが、今見比べてみると、点数が出るのはどちらか、だ。

たぶん伊藤みどりだ。

私もビットをダイレクトに見ていたが、衣装のインパクトが強すぎて

演技を覚えていない(笑)

 

     

この間演技をたまたま動画で観たら、三回転は三種類しか跳べてない。

んでもってスケーティングはどうか、というと、みどりと比べてそんなに

遜色はないような気がする・・・・

ただ、この時代はコンパルソリがあったからねぇ。

あれはむごいくらいに、スケーティングに差が出る。

 

話はそれたが。

つまり選手と同様に競技自体もルールも進化(変化)しているのである。

 

なので、引退した選手(おっと、プロになったと言わなくては)と

現役選手と比べようとするのはナンセンスなのだ。

 

過去は美化されるし、その時代では頂点だった。

その事実は全く変わらない。

ただ、過去の選手が今も現役選手と比べてどうかというと、

マッケンローがジョコビッチに勝てるかどうか、

カールルイスが、ウサインボルトに勝てるかというのと同じくらいナンセンスだ。

 

今SNSで、現役選手を貶めている発言があるのを見かけた。

彼女、彼らの正義は何かを問いたい気持ちはあるが、一言言うならば、

「そんなに推しの選手の方が素晴らしければ、もうフィギュアを見なければいい。」

 

いくら匿名で叫んでも、スキャンダルならいざ知らず、ルールなど変更にならないし、

競技自体もなくならない。

 

その選手がいなくなることで、スケート連盟の屋台骨が揺らぐなら致し方ないが、そうはならない。

世界中のフィギュアファンがその選手のみを応援しているか、と言ったら

そうではないからだ。

(まぁ、そんな競技なら、無くなってしまえばいいが)

 

もし、抗議したいのなら、正々堂々やればいい。

もっと競技ルールを勉強して、ジャッジにでもなったらどうだろう。

ISUの役員でもいい。

ただし、貶めるためなら、ジャッジにはなれない。

ジャッジは選手のためにあるものだから。

 

私は真央ちゃんのファンであるが、今でも素晴らしいスケーターだと思うし、

現役時代も素晴らしかったと思っている。

ただ、競技としての技術は、今の真央ちゃんと現役選手と比べる事はできない。

 

スケーティングはともあれ、ジャンプなどは、現役の時とは違ってきている。

そして、競技という場に立ってやるのと、過酷なスケジュールに基づいて行うのとは

違うから。

アイスショーは回転不足など誰もジャッジしないし、スピンのレベルだったり

もジャッジしない。

 

ルールから逸脱しているものは、採点できない。

でもルールから離れたら、もっと自由な表現ができる事も確かだ。

バックフリップだったり、衣装だったり、昔で言えばボーカル付の音源など。

 

かの選手のプロ移行を貶めているつもりはないが、

自分たちの悲しみを他にぶつけてはいけない。

たぶん悔しいのだろう。

現役の時成し得なかったものが、他の選手によって成功されるのが。

でも、それは私たちファンのくやしさではない。

人のくやしさに囚われてはいけないし、同調してはいけない。

 

過去は変えられないのだが、未来は変えられる。

選手達もそう思って、次を見ている。

もちろん引退(プロ移行)した選手達も同じだ。

 

違うステージに行ったのだから、前のステージの人達と比較してはいけない。

そもそも、もう現役でないのだから、採点や比較などすべきではないのでは?

 

と挙げるときりがなくなるので、この辺で。

 

とりあえず、昌磨のチャレンジには、全力で応援したい。

試合で観れるとワクワクするだろうなぁ。

 

きっとネイサンも応援しているだろうし。

(あ、同調!!)

 

【今日の独り言】

しかし、世界中の人が自分の推しのファンってどんなだろう。

私なんか、ネイサンが有名になりすぎて、ちょっと寂しいくらいなのに。

 

 

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