とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

波乱のJO。通常運転の昌磨

そこに目標があった。

この記事を読んで、「ああ、いつもの昌磨だ」と

ほっと安心した。

 

JAPAN OPEN前に選手の怪我のWDや情報が相次ぎ、

昌磨はどうだろうと心配していた。

 

news.yahoo.co.jp

五輪2大会メダリストにして現世界王者の宇野は、7歳下のスケーターの跳ぶ姿に喜びを感じていた。「1つの練習でも今季、自分が何を目指すべきか、そこに目標があった気がして。うれしくて、今年1年も頑張れそうだなと思えて安心しました」。  眼前で展開されたのは異次元の構成だった。9月の国際大会で史上初の4回転半を決めた17歳は、フリー曲の滑りで、6種類7本の4回転を組み込み、滑りきった。「アクセル、僕はできないかなと思っているので、すごいなと単純に見る側の気持ちになるんですけど」。目を見張ったのは他の種類。「僕より高い確率、クオリティーでやっているの見て刺激を受けました」と心から言った。

 

ネイサンが休養中であっても、ネイサンの構成を目標にしているとは言ってたが、

やはり演技を目の当たりにするのとしないのでは、テンションも違う。

 

ゆまちに対してもそうだけど、いつも昌磨は自分に対して素直で

みんなさらけ出している。

自分の事を過大評価も過小評価もせず、ただ、あるがまま受け入れる。

それは他人に対してもそうだ。

 

すごい演技をしたら、それは「すごい」と感じる。

悔しいとかそういう気持ちはなくはないだろうが、ありのまま受け入れるというのは

実は大変難しい。

客観的に分析できるには、そういう勝負の気持ちに左右されないフラットな

目線というのは大切だが、それはそこ。

勝ち負けに対してこだわるアスリートたちには難しいかもしれない。

 

でも、昌磨は違う。

自分より年下であろうとなかろうと、自分のないものをもっている選手を

リスペクトし、そこを目指そうとする。

そこには見栄とか、くだらないプライドはない。

昨年の覇者であることが嘘のようだ。

 

     

 

いつも昌磨はシンプルな感じがする。

スケートと自分、のみ。

真向から向き合って、雑音は入れない。

彼の周りには、ここのところ雑音も多かったろうが、

そんなことはおかまいなしだ。

いや、心は穏やかではないかもしれないが、集中しているように

見える。

 

まだ靴の調子が良くない感じだということだから、初戦はどうなるかわからない。

しかし、きっとシーズンのピークには、今年の宇野昌磨の目指すものが

見えてくると思う。

 

そう考えると、世界フィギュアも全日本のチケット獲りに参戦する気持ちが

むくむくとわいてくる。

 

ただ、ここのところ、選手の怪我が続いている。

松生理乃ちゃんもそうだったし、ネイサン、ゆまち、わかば、テネルちゃんなど。

一概に高難度ジャンプが原因ばかりとは言えないだろうが、

室内スポーツなので、もう少しおひさまにあたって、カルシウムとって、

骨を強くする、という事も必要なのだろうか。

ゆまちのように、足首というのは、腱だろうか。

そうなると、やはり良質なたんぱく質を取って欲しい。

 

連盟も、ただ、技術のみでなく、栄養サポート、身体のメンテナンスの指導を

もってしてほしい。

選手を育てるというのは、そういう事も含めて、なのだろうから。

 

とりあえず、JO。

それが終わったら、いよいよGPSだ。

 

ネイサンのいないシーズンだが、今年は昌磨が引っ張って行ってくれるだろう。

口ではなく、行動で。

 

また、日本で行われるワールドで、表彰台の一番高いところに行ける事を

願いつつ、シーズンが始まる。

 

昌磨もゆまちも草太もみんなみんな。

ステイヘルシーで、お願いします!!

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村