一枚どころじゃないですけどね!
昌磨の成長が著しい。
昨年もすごく成長した!と思っていたが、「まだ伸びしろがある」と本人も言っていたとおり、まだあるのか、とびっくりしている。
それは昨年、技術的にも精神的にも成長したと思っていたが、
今年はそれに、風格が増した気がする。
理由は
1. フランス杯からの脱却
2. ランビ効果
3. ゆまち効果
4. ネイサン効果
5. モフモフ効果
などが挙げられると思う。
フランス杯で、一度落ちて、
ランビに救われて
ゆまちに励まされて
ネイサンを目指し、
合間合間でモフモフに癒されてここまで来た。
昔は「ゆづくんがいるから、楽」と言っていた昌磨が。
アイスショーで一言も話せなかった昌磨が
記者会見でもモゴモゴしていた昌磨が。
グランプリシリーズとか、NHK杯の記者会見で、
あんなに堂々と、朗々と話している姿を見ると
ものすごく成長した、と思って感涙です。
そして何よりすごいのが。
自己認識能力の高さです。
自分の今の位置を、奢らず、過信せず
かといって卑屈になるわけでもなく、正しく認識できていて、
他の選手の実力も、正しく認識し、褒めたたえる。
そして、強い選手を見て、自分のパワーに変える。
なんて正しいアスリートなんだろう、と思いました。
ネイサンもまっすぐで謙虚だけど、同じようでちょっと違う。
いや、ほぼ一緒だけど、表現方法が違うだけなのか。
こうなると、今シーズンの成績も期待せざるを得ない。
マリニンも成長著しいし、ゆまちだってきっとそうだと思う。
怪我の具合によるけど、全日本には間に合うと信じている。
色んな選手が台頭し、引退し、次の道へ進んでいく。
そんな中、まだ昌磨はスケートに突き進み、まだ成長しようとしている。
芸術面だけでなく、技術面、体力面でも。
正直、昌磨は年齢的にも今後どうしていくのか、ちょっと心配していた
(余計なお世話だが)
端から見たら、スケートとゲームしかしてないし、学業もむにゃむにゃ・・・と
いう感じに見えた。
まぁ、気楽に「ゲーマーになればいいんじゃない?」と思っていた。
(これも余計なお世話だ)
しかし、最近はステファンのようなスケーターになりたい、とまで
言うようになった。
ものすごい心境の変化、というか成長というべきか。
まぁ、コーチはともかく、プロのスケーターとして極める事はできるんじゃないかと
期待し始めた。
なんだか、一枚も二枚も分厚くなった(身体じゃないよ)
今年の昌磨の試合を見て、なんだか、ワクワクしてきた。
ただ、今回の試合や会見だけでなく、ジュニアからシニアにかけて、ずっと
ゆるく見守っていた「イチ名古屋のゆるいフィギュアファン」の眼から見たら、
ものすごい成長とそれを期待する昌磨になっていた。
だから、ここが!とか具体的に指摘できないのがもどかしい。
いつの間にか、というのが適切なのかもしれないが。
JAPANOPENが終わって、結構経ちますが、
そんな感慨を持って観ていた先週末でした。
【今週の独り言】
現役終わった後の去就が心配だった、もう一人の高橋大輔も
多分永遠(笑)に滑り続けるんじゃないか、とこっちも期待し始めた。