スケカナ男子終了です。
優勝は、昌磨、2位に三浦佳生くん、3位マッテオくん。
今シーズン最後となる地元キーガンは惜しくも4位
SPはジャンプミスが重なり、4位。
FSは最初の4-3のコンボが素晴らしく、会心の出来!と思ったのですが、
マッテオ君のFSも素晴らしく、残念ながら表彰台に乗ることは敵わず。
ただ、FSは3位だったので、スモメダはもらえたよね?
それだけが救い。
地元の温かい観客の中、見るだけで楽しく、明るい気持ちにさせてくれる、
キーガン。
最初に意識したのは、平昌終ってすぐのワールド。
Pちゃんが出ないとなったため、確か補欠?で出場。
そこで見たスケーティングは素晴らしく、こんな選手がカナダにいたのかと。
(その前の平昌にも出ていたけど、ネイサンショックでだいぶ飛んでいます)
いつも応戦席では、大漁旗のような大きなカナダ国旗を振り、仲間を全力応援する
キーガン。
もう、あの姿が見れなくなるのかと・・・・
息子さんをナムくんがだっこして、観客席にいたのも感慨深い。
最初、キーガンの事嫌いだったナム君も今では親友。
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つまりはそういう人柄なんですよね。
スケートにもにじみ出ていて、スケオタの人達でキーガンが嫌いな人、
聞いた事ない。
今回は、みんな選手同士思いやりに溢れている。
男子ではないけど、女子の表彰台で、倫果ちゃんは、降りる時ユヨンに
さりげなく手を貸していた。
今回、マッテオ君は、昌磨が乗る時、どうぞ、という仕草。
カナダの表彰台、高いんですよね。
以前昌磨が乗ろうとした時は、キーガンと、ジュンファンがいて、
みんなにこやかだった。
ジュンファンもこの時くらいから、昌磨のこと、気に入っていたのか?
(いや違うだろ)
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しかし、三人とも顔は濃いし、衣装もすごい凝っている柄だな。
極めつけが昌磨。
佳生くんの靴紐が切れた時、テープをくれた、というのは、SNSで知ったのですが、
靴紐まで!
(この記事は有料ですので、途中までしか見られませんので・・・・
私は将棋とフィギュアのために、月額払っています 笑)
こういっちゃナンだが、私だったらどうするかな・・・・
どうしても優勝したい試合で、相手のミス待ちだったら、出さない人もいるんじゃ
ないかな。
だって、この後自分だって切れるかもしれないし。
でも昌磨は優勝したい、だけではなく、スポーツの先にある美しいものを
手に入れようとしているんだよね。
そして人として当然、というモラルをしっかり持っている。
「先輩だからとか、そういうのではなく、人は普通困っていたら助けると思います」
宇野はその時のことを何事もなく振り返った。
素晴らしい人間性のアスリート。
本当に王者としてふさわしい風格を兼ね備えている。
ランビが昌磨を愛するのも当然だろう。
挙句、佳生くんにも、「トップを争う選手。追いつきたい」などと
ほめちぎる。
後輩をそんなに褒めてどうなる←(昌磨になる)
みんなで支え合って、競い合って、先輩からのバトンをしっかりと握り、
次世代に渡そうと、誓っているのだな、としみじみ感じた。
それにしても、昌磨のFSには、見るたびに驚かせられる。
THEICEでもびっくりしたが、あれはショーとしての照明も助けているものがあるな、と
思っていたが、なんのなんの。
試合の通常照明でも、遜色ない。
身体の使い方、音の取り方、スケーティング。
ため息が出ました。
あのプロを、MAX構成でやられたら、ボレロ以上の名プロになることは、
間違いないし、ネイサンともかなりいい勝負が出来ると思う。
あああ、ネイサンがいたら。
このプロとネイサンのモーツァルトとクラッシック対決して欲しかったなぁ・・・
そう。GPFとかワールドで!!
でもそんな事言っても始まらない。
まずはネイサンは学業を。
一区切りつけた後、昌磨の演技を見て、競技に戻りたくなるかもしれない。
そんな演技だったと思う。
ただ、ミスもまだまだあったので、これからワールドに向けて、ブラッシュアップされていくのも楽しみです。
【今日の独り言】
昌磨の回転不足はちょっと違うんじゃないかと思う。
そんなだったら、もっととってもいい選手いたよ。
カナダ、厳しいのう。
でもね、靴紐は準備しておかないと。
先人がかなり五輪で失敗しているんだから。
あ、12年も前か・・・・