とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

失われた日は戻ってこない(2021GPFと北京五輪)

ものすごく今更なのですが。

 

今年のGPFの事を思うと、どうしても、中止になった大阪のGPFを

思い出してしまう。

 

いくらオミクロン株の流行だから、と言って、3日前でしたっけ。

急に中止になった。

 

私はもう、スーツケースまで出していたのに、だ。

 

男子のこのメンツ、もう、すごくないですか?

今さらだけど、コロナがにくい・・・

 

 

女子はロシアだらけ(笑)

ロシア選手権にさかもっちゃんが混じっている感じ。

でも、この時は、生ワリエワを観れる、と興奮していたのを思い出す。

 

 

こんなペアの選手たちももう、見れない。

スイハンは、THEICEも来れなったし、ものすごく楽しみにしていた。

その中で、りくりゅう!

はぁあぁあ

 

アイスダンスもものすごい。

パパシゼ、チョクベイ、シニカツ、ハベドノ・・・・

ここに出てるだけでもすごい。

そしてご多聞に漏れず、もう、見れないカップルもいる。

 

 

あの時、確かにオミクロン株は、どんなものかわからなかった。

でも。

このメンツプラス関係者だけでも入れられたんじゃないかなとも(まだ)思っている。

仕方ない事とはいえ、あの時は永遠に戻らない。

 

それは北京を経て、引退した選手、休養している選手、そしてロシアの選手たち。

 

特に見れなくなって、ものすごくものすごく残念なのが、コリヤダ君。

彼はコロナで北京も出られなかった。

 

生コリヤダは、THEICEで終わりだったのか。

 

後から思えば、その後の全日本も開催された訳だし、何も中止にしなくても良かったんじゃないかとも思う。

 

絶対王者のネイサンに、復活した昌磨、伸び盛りのゆまちが、どう挑んでいくか、

ワクワクしていたし、その中でミーシンとこに行って、調子を取り戻し、

美しいスケートを見せてくれるコリヤダくんも見れたはずだし、日本大好きジェイブラ。繊細な表現力のヴィンスがそろって見れる機会はこの時だけだった。

 

その後コロナとロシアのドーピング問題で、ロシア選手がそろわなくなり、

国際試合でコリヤダ君を見る事は、当分叶わないだろう。

そう言っているうちに選手の寿命は終わってしまう。

 

女子もワリエワのような、技術と芸術性に富んだ選手が出てきて、

ジュニアの頃からのライバル、アリサとの対決があるか?とワクワクしていた。

けれども、アリサはコロナ間に、女性らしい体格に変化して、跳べていた3A、

4Lzを失っていた。

片やワリエワは、武装を強化したように見えた。

 

少なくとも、大阪のGPFまでは。

 

どこからおかしくなったのだろうか。

 

北京以降、ロシア女子はとんとお見掛けしないが(動画を見ればみれるのだが)

一世を風靡した彼女らを懐かしくは思っても、戻ってきて、素直に受け入れられるだろうか。

 

私たちファンもそうだが、一緒に戦っている選手達も。

 

あれだけ勧告しても、一向に改善する気もなければ、事実を隠蔽しようとする

彼の国の体質。

 

みなさんはどうか解らないが、私は、一気にロシア女子への興味が薄れていった。

 

特に高難度ジャンプを跳ぶ選手に対して。

 

ワリエワはやっているけど、コストルナヤ、シェルバコワ、トゥルソワがやっていない、という確証はない。

 

もちろんベテランのリーザに対しても。

 

ロシアが組織的にドーピングをやっているとしたら、ひとつのチームもしくは、

フィギュア界全体だ。

 

これはどう考えても不公平だ。

 

まともに勝負して、勝てる訳がない。

もちろんドーピングをしても、勝てる保証はないが、減量、体力強化、疲労回復、

筋力増強、精神安定のどれかでも、サポートになるなら、それはもう、

勝つための武器だ。

 

今まですごいジャンプだ。

すごい柔軟性だ、スケーティングだ、と感動していた私の気持ちを返してほしい。

 

もちろん彼女たちも、自身の意思ではなかったかもしれない。

でも、逆の立場だったら、彼女たちも怒り心頭だろう。

 

自分の意思によるところでないにしても、ドーピングが事実なら、アスリートとして

責任を取るべき。

15歳だから、責任を逃れられるのであれば、その大会に参加資格なぞない。

権利だけあって、義務を果たさないのは、アンフェア極まりない。

 

もちろんドーピングしていない選手もいるだろう。

全選手色眼鏡で見るのも、良くない事は知っている。

でも、ワリエワが本人の意思とは違うところでドーピングとなったのであれば、

その可能性はかなりの選手に広がっているに違いないと思うのだ。

 

本人が知らないから、と言って許す訳にはいかないのだ。

 

北京前と北京後では、世界が違ってきてしまった。

 

ロシアは今、ウクライナ問題で、全世界からの怒りを買っている。

そんな中、ドーピングを認めたという事が周知されたら、また国の沽券に

関わると思っているのだろうか。

 

            

そしてそんな事のために、団体のメダルをいつまでアメリカと日本に渡さないつもりか。

ひとまず金はともかく、銀と銅は渡すべきだ。

もう遅いけど。

本来は、五輪が終わった後の、結果報告で、所属団体、スポンサー、応援してくれた

人達へのお礼参りに持っていく事が重要なのだから。

 

あと、団体以外にメダルを持っていない人。

個人で取った人はどうでもいい、という訳ではなく、

1個でも持ってるのとゼロとは全然違う。

 

一番気の毒なのは、みんな言っているヴィンス。

団体の後、コロナになり個人出場できなかった。

チャレンジすらできなかったのだ。

その後回復してエキシには出たのに、非情にも閉会式の参加が許されなかったのだ。

 

その後ワールドでメダルが取れ、少しは救いになったのだろうが、

五輪とワールドでは全然メダルの重みが違う。

 

もう、新しい生活に行ってしまっているが、ノーメダルだ。

金メダルを持って帰ったネイサンとは、全く違う。

 

これが、個人だったら、男子だったらと思うと、それもぞっとする。

 

帰国して、金メダルを持っていない金メダリストだったら、待遇だって

変って来るだろう。

 

だって、みんなメダルを見せて欲しいのだから。

それは単なる物質にしか過ぎないが、それが彼らの選手生活の結晶なのだ。

だからみんな見たいのだ。

 

それがまだ授与されていないなんて、バカにしている。

挙句、結果も公表しないなんてありえない。

news.yahoo.co.jp

ロシア・反ドーピング機関(RUSADA)は21日、フィギュアスケート女子で、世界最高得点保持者のカミラ・ワリエワ(16)についてのドーピング問題について、最終的な結果を公表しないと声明を出した。

公式ホームページに「保護対象者であるROCチームのメンバーのフィギュアスケート選手の利益を保護するため、RUSADAは、告発と問題の最終的な解決を含め、秘密とします。公聴会の日付、決定、またその他の詳細について発表するつもりはありません」と、声明を出した。

自分が選手の身内だったり、関係者だったらやりきれない。

 

そういう事も含めて、失われた日々、試合はもどってこない。

 

【独り言など・・・】

でも、GPFは股関節を痛めていたネイサンに取っては、結果オーライだったかも・・・と思うと一概になんとも言えない。

ただ、みんな見たかったよね、幻のGPF!!!

 


そして私のスマホには、幻のチケットが・・・・・

 

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