とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

全日本女子SPで思った事

全日本フィギュアがいよいよ始まりました。

明日12/24から参戦するために、猛烈に仕事を片付けているので、

たまにしかFODは見れません(見てるのか、と言われると辛い)

 

アイスダンスは、地上波ではチラとも紹介されず、がっかり

CS録画を見るしかない。

 

女子も後半グループは地上波。

たしかに30人もいると、全員放映するのも難しかろう。

しかし、CSでやっているだけマシなのか。

GPSの後遺症の私が思った事。

 

女子の闘いも熾烈。

今年は、ジュニアから参加の人数が多い感じがする。

確かに今のジュニア女子は、かなり高難度のジャンプを跳ぶし、高得点を叩き出している。

でも、だからと言って、ちょっと割合が多いような気がします。

私見ですが、全日本というのは、シニアの大会。

それに出場するのは、メインはシニア。

ジュニアも特別参加はいいが、表彰台に乗る程度でいいのではないかと思う。

 

いや、点数がね、、、とおっしゃるかもしれないが、そうなら、シニアとジュニアの

カベを取ってしまえばいい。

 

確かに本来は、シニアの選手の中にジュニアが入る方が厳しかったけれども、

高難度ジャンプになると、体重の軽いジュニアの方が有利にもなったりする。

 

それに木下、MFなどのアカデミーで切磋琢磨しているジュニアたちは、

シニアを凌駕する勢いだ。

 

だけど、全日本は特別なんだと思っている。

メインは大学生。

という事は、大学卒業と同時にスケートと離れる選手も多い。

一度は全日本へ。

そう思って競技を続けていた選手もいる。

 

主役は全員。

でも勝負だから、という気持ちもあろうかと思うけれども、

ジュニアには全日本ジュニアがある。

せっかく年齢で分けているのであれば、主戦場で戦えばいい。

 

全日本はもう一つ。

シニアの世界フィギュアや五輪の選考会でもある。

かつては、昌磨、新葉、紀平さんなど、ジュニアで表彰台に乗っても、シニアの

ミニマムを取っていなかったりすると出場できない。

 

台乗りするジュニアが増えてしまうと正直選考がややこやしくなる。

 

勝負の世界であるのだが、全日本に賭けるシニアの選手の想いもある。

 

全米でアリサ・リウがそうだったように、優勝してもシニアの大会に出られない。

いっそ全員参加の大会なら、納得も行くが、国体ですら、年齢で分けているでは

ないか。

単純にジュニア強いから、沢山入れようぜ、で済む問題ではない気がする。

 

なかなか辛いものではなるのだが・・・・

 

そんな心配が的中したかのように、女子SPはジュニアの躍進が目立った。

さもあろう。

シニアには世界フィギュアもかかっていて、ここ一番の勝負どころ。

対してジュニアには、腕試しのような感じであるから、気負い方が違う。

 

緊張すれば、ミスも多くなる。

案の定GPSに出ていたシニア選手もミスが続いてしまった。

疲労もあると思うが。

 

しかし、さすがは世界女王と、GPF優勝のシスメックスの二人。

さかもっちゃんはファイナルの不安をかき消すような、素晴らしいSPであったし、

舞依ちゃんは、相も変わらずの安定感を見せつけた。

 

問題はFSである。

このくらいの点数差だと、ジュニアと戦っても勝てる点数差。

しかし、ジュニアも黙っていない。

 

全日本の表彰台は、誰に。

そして世界フィギュア、四大陸の派遣は?

 

楽しみであるが、見ている方も緊張してたまらない。

 

明日から現地に行くが、その場で声を出さずに見届ける事ができるだろうか。

       

 

シニア女子の意地を見せて欲しい。

頑張れ、全選手!!!

 

にほんブログ村 その他スポーツブログ スケート・フィギュアスケートへ
にほんブログ村