とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

観戦態度によっては、神席ではなくなる。

またまた、観戦している時のこと。

 

そもそも、このブログの最初の頃は、2019のワールドと国別のネタから

始まっているのですが、選手の神演技より、観戦マナーとか

値段とか、グチグチ書いているのを思い出しました。

 

国別のアリーナがスタンドのようだったとか

(これはマジ酷いと思った。後ろから数えて1桁のところだから)

投げ込みとか、前の人の頭とか、バナーとか色々。

 

物理的な人の頭とか座高とかは、もう仕方ないのですが、やはりバナーの揚げ方。

のめりとか、色々あります。

 

私は、こういう時だけ、きちんとせねば、という指令が脳から発令されるのか、

のめらないように、顔を固定したまま眼球を動かしたり、バナーも胸の辺りで

揚げたり、スタオベもなんとなく、直立せず膝を曲げたりしている。

 

             

            (既出イラストです)

 

このポーズに何の意味があるのか、と言われると回答に困窮しますが、

そうですね・・・

横断歩道で歩いても同じスピードなのに、小走りしてしまう感じでしょうか。

 

自己満足と第三者の受けるイメージですね。

まぁ、無意識の産物です。

 

そして今回の全日本。

24日のアイスダンスのFD、女子FS

25日のペアのFSと男子FSのみ当選したのですが、

第4希望でスタンドS

24日なぞ、かなりの見切りで、キスクラが斜めに見えるくらいの端。

しかし、傾斜が付いているので、いつも私について回る、のめりとバナー問題は

解消されそう・・・

とちょっといい気持ちで着席。

 

しかし、そうは問屋が卸さなかった。

 

私語である。

演技と演技の間だったり、6分間練習だったり、の時間はいい。

あの人の演技良かったよねぇとくらいは、お話ししたい。

ただ、アナウンスでもあったとおり「大きな声の私語はご遠慮ください」

とあったので、そうだよね、と思っていたのだが、今回はこれに悩まされた。

 

今回のアイスダンスが始まった時にソレは発覚した。

私の席のいくつか後ろの席の男性二人組の、おしゃべりについて。

 

初めて現地観戦らしく、テンションが高かった。

そしてテンションと共に声が高かった。

そして結構声が大きかった。

合間合間の会話も、たまーに選手をディスっているかどうか、ビミョーなトコ

突くなぁという会話だったが、まだそれは我慢できた。

 

問題は、演技中の会話である。

ルールを知っているのか知らないのか、これまたビミョーなとこでしたが、

それを演技中に話す内容か?という。

 

選手が思わず素晴らしい演技をした時出る嘆息のようなものだったり

推しが転倒してしまったりする、「ヒッ!」という言葉にならない叫びだったり。

 

そういうのまで咎めている訳ではないのです。

まぁ、お茶の間のテレビ前で話してくださいよ、というネタがほとんどで、

それもいつ聞こえてくるか、という不定期なものだったので、

全く集中できなかった。

         


そして女子の後半G前の製氷タイム。

 

会場にかつてのスター選手がいて、その方は私も見かけた。

スケート界に尽力している方で、選手もかなり恩恵をうけている。

やはりオーラがあるなぁ、マスクしてもわかるわあと思った。

 

その男性の一人も見かけたらしく着席するなり話し出した。

「オーラがなくなったなぁ」とか

「あの人何やってるの?」「何もやってないんじゃない」という話をしていて

これには私も頭に血が上ってしまった。

 

知らない事かもしれないけれども、言い方です。

そう、何が腹が立つか、というと、「〇〇はいざって時やらかすからなぁ」とか

「誰応援する?俺は○○」とか、自分に興味のない選手に対してのリスペクトが

足らないのだ。

それも悪口程度でなく、軽口程度だから始末が悪い。

 

もうこうなると、私は怒りのあまり、集中できず、大切な全日本の舞台を

とても楽しみにしていたのに、台無しにしてしまったのだ。

 

もっとひどいのは、スタート地点がリンクの端だった選手が

スタート地点で止まり、ポーズを取った瞬間

「そんなところから滑り出すの?」と結構大きい声で話しだしたのだ。

 

そんな時にしゃべりだして、それが選手に届いていたら・・・

選手の集中がそがれたらどうするのだ、とこれまた怒りのあまり、震えていた。

 

その人達は、曲が掛かっている間なら、いいのかと言わんばかり、ちょいちょい

話していた。

 

私は、最終Gの前に思い切って注意しようと思った。

でもできなかった。

それはどうしてか。

悪者になりたくない、という気持ちと言った自分も気分が悪くなるとイヤだったから。

 

でもこのままだと、選手にも迷惑がかかるかも、と思っていたら、

もっとすごいのが来た。

 

とある現役選手と関係者の会話だ。

1人はとある全日本に出場している選手で、今回とても活躍していた。

(私は最初気が付かなかったが、その二人組がサインを求めていたので、

解った次第)

もう一人は選手かもしれないが、関係者らしく、

全日本には出場していないようだった。

 

ジャンプの回転が足らなかったとか、エッジエラーとか、

専門的かつ身内な話が多かったので、おやおや、と思っていたが、女子FSの演技の時から、かなり大きな声で話始めていた。

 

この二つの事例に特徴的なのは、自分たちは楽しく盛り上がっていて、

周りにどう影響するか、全然見えていないという事。

 

特に選手側の話も、内輪の話になってきたので、こういう所でそういう話しは

しない方がいいんじゃないかなぁと思ったのだ。

 

           


という具合で、片方を注意すると、片方も注意せざるを得なくなり、

もう片方は選手であるので、これから試合がある選手に対して、私が注意した事による

影響まで考えてやめる事にした。

 

なにせ私はあまり温厚な言い方ができない。

男性だろうと、文句言ってきても、結構平気で言い返せる。

表へ出ろ!くらいは平気であるが、ここで表には出たくない。

なにせ、最終グループを見ないといけないのだから。

 

係り員に言っても、注意してくれるかどうかわからないビミョーな

事なので、言うなら自分の責任をもって、とも思ったのであるが・・・

 

仕方なく、私は心身を滅却し、リンクに全集中することにした。

話は少なくなったが、止む事はなかった・・・・

 

 

翌日・・・・

ペアが始まる前に、会場の係員の人が座席間を歩いて、言って回っていた。

「演技中での私語は、大変迷惑となるので、おやめください」

 

そうか!私だけではなかったのか。

 

ここで、教訓

神席であっても、周りの人によっては、そのお値段と釣り合わないものになってしまうので、自分も留意してながら観戦しなくてはならないな、と。

 

なにせ、一期一会ですからね。

 

【今日の独り言】

最前列でものめられてしまう私。

もう、ジャッジ席に座るしかないのか。

といいつつ、そんな事を忘れて、また最前列を買い求めようとする私。

懲りないのですよねぇ。

それにしても、一体神席はどこにあるのか。

 

 

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