もはや新春恒例となった名古屋フェス。
今年も、なかなか倍率が厳しかったですが、お知り合いの方のチカラを借りて、
良席で見る事ができました。
今年はなんと20周年とのこと。
いつもグッズが販売されていますが、ミニタオルとか、マスクとか卓上カレンダーとかそんな感じでしたが、
今年はどういう事か、オフィシャルグッズが岡崎の製材屋とタッグを組んで、
木のカレンダー、コースター、カッティングボードなどが販売されていました。
愛知のスケ連か、選手関連の方のお知り合いでしょうか。
コーヒーや肉まん、ドーナツ、おにぎりが売っている前で、売られている様相は
なかなかシュールでした。
いや、カッティングボードはちょっと欲しいかな、とも思いましたが、年々寒さがこたえて、お腹もぐーっとなってきたので、茶腹も一時と、ポットに入れてきたお茶を飲んで、ロビーで開演を待っていました。
名古屋スケートフェスティバルは、いつも見ているアイスショーと違い、照明は特にスポットもなし、通常照明でなんの変哲もないもので、アナウンサーも地元のTV局(かな?)と愛知スケ連の人のもので、地元感あふれる、ほっとするショーです。
地元のキッズスケーターもたくさん紹介されていて、ここから羽ばたいていった
スケーターも多数。
観客も関係者がかなり多いので、ショーというより発表会的なイメージでしたが、
近年、他県から呼んできたスケーターも多くなってきて、豪華になってきました。
それはそれで、地元のスケーター達にとって、寂しいものかもしれないです。
今回はゆまちが怪我の療養のため、不参加となりましたが、それでも大変なメンバーでした。
今年一番ときめいたのは、昌磨と草太でした。
もちろん他の人の演技も良かったのですが、一番となると、私的には
この2選手でした。
感慨深いのは、いつも前半に出ていた印象が強い草太が、後半に出てきた事。
怪我から乗り越えたシーズン、アンセムをここで見て、感動したことが
思い出されます。
そしてもう、あと何回見られるか、わからない「Yesterday」
最初のポーズのところで、私たちの方へスッと寄ってくる感じが昨年の昌磨のオーボエを思い出し、ちょっとびっくり&ドキっとしました。
草太ファンの友人は、照れてしまったのか、目線を合わせられなかったくらい。
私はぼーっとしつつもしっかりと眼を合わせ(つもり)ました。
スローな曲ですが、さすが美穂子先生のプロ。
上半身の動きもよく、見るたびに好きになっていく、するめプロでした。
2シーズン、このSPを見ていたのですが、もうあと何回見られるか、と思うと寂しい気がします。
今回のラフマのFSもいいのですが、SPがしっとりしているので、FSはもう少し賑やかな方がいいなぁと思っていましたが、エキシでポエタを滑ってくれているので、バランスがいい。
来シーズン、もう一度、美穂子先生のプロを滑る訳にはいかないだろうか。
草太の復活の決め手になったのは、まちこのパッションと、美穂子先生のプロだと思っているので、もう一度、草太がワンラックアップする手助けになると信じているのだが、
どうだろう。
そして昌磨。
みんなSPかエキシを滑っているから、SPかエキシかな、と思っていたら、なんとなんとのグレスピ。
昌磨のプロの中でもベスト3に入るほど、大好きなプロです。
初めて見た時の衝撃はすごかった。
アナウンスは、「レベルアップした演技を見てください」とのこと。
いやはや。
脱帽でした。
昌磨のグレスピは、ベストは、NHK杯(広島)の時のエキシと2019年全日本のSPが
良かったなぁと思っていましたが、今回も良かった。
また別ものに見えました。
あの頃は、昌磨の熱い魂が滑らせている感じでしたが、今回は、確かな技術が合わさって、
一段グレードアップしたグレスピでした。
少しランビ風味が見られたけれども、それもまたよきかな。
アンコールは、G線上のアリア。
グレスピの後のアリアのステップなんて、鬼構成ですね。
でも、昨シーズンからの昌磨は一味違う。
あのスタミナがいる曲を、サラっと滑りこなす。
終わった瞬間「ワールドは昌磨だな」と確信しました。
まぁ、マリニンが、ノーミスならどうなるかわかりませんが、そうしたら昌磨もノーミスで迎え撃つのではないでしょうか。
他にも色々ありましたが、長くなりそうなので、一旦このあたりで。
次回また、語ります。
はあああ、新年早々、いいものを観ました!!!
今年もよろしくお願いいたします!