2023年のアカデミー賞が行われて、受賞者が発表になった件。
ネイサンが エルトンジョン財団のアカデミー賞ビューイングパーティに招待された件。
SNSで捕獲しました。
ネイサンのタキシード姿はとても素敵で、JLBさんと一緒に参加できたこともあり、
とても楽しそうでしたね。
スケートから離れた今年度、それでも金メダリストとして、アジア系の
アスリートの代表として色んなところに招待され、まだまだ注目を集めています。
ただ、スケート競技の続行については、まだ何も言明していません。
どうするかは、ネイサン自身が決める事。
よりよい道を選んでくれるといいな、と思っております。
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今回のアカデミー賞は、アジア系が席巻していましたね。
懐かしいお名前がチラホラ出てきていて、うれしい気持ちもありました。
作品賞が「エブリシング・エブリウェア・オール・アットワンス」
中国系移民のSF劇とのことだが、当然まだ日本では公開されていない。
主演のミッシェル・ヨーが「ポリスストーリー3」に出ていた女優さんという事で、
自分が映画を一番見ていた時代を思い出した。
ノミネートに「トップガン・マーベリック」が入っていたのもひとしお。
スピルバーク作品がノミネートされていたのも、懐かしい気がする。
かの監督が売れに売れていた時代は、ノミネートされても受賞には至らなかったなぁ
売れているとそれだけでダメなんかい、と思った事も思い出された。
そしてキー・ホイ・クアン
ただ、ただ、懐かしい。
俳優業を引退したと見かけていたが、今回復帰して、見事助演男優賞を受賞。
アジア系を使う映画が少ないので、アジア系の俳優が、オーディションで受かるも、
ましてやオスカーを取るという事がどれだけ困難な事か。
ネイサンもビューイングパーティで色々と感じた事と思います。
ここのところ、絵本発売に伴うサイン会(うらやましい)
講演など、八面六臂のご活躍。
勉強以外にも充実した生活を送っているようで、良かった。
(髪の毛も短くなって良かった)
段々と世界が人種の壁を開けているようにも思えるけれども、やはりまだまだ
アジア系の活躍は、スポーツ界においては少ない。
特別にタフで体格に恵まれ、恐ろしいほどの努力をした選手は存在するが、
やはり体格差は、不利だと言わざるを得ない。
プラス学業にも秀でているというのは、とても大変な事。
でもネイサンの存在が、それが可能だという事を教えてくれる。
確かにフィギュアは他のスポーツに比べて、体格はやや小さめの方が
有利かもしれない。
しかし、だからこそ、アメリカでは「成功するはずない」と言われていたと思う。
容姿にしろ、体格にしろ、たぶん日本(アジア)と価値観も違いそうですし。
そんな土壌で、努力し続け、成果を上げる事ができた。
ミッシェル・ヨーがオスカー受賞時に
中国系マレーシア人のヨーはスピーチで、「私と同じような容姿をした少年少女へ、これは希望と可能性の光です。大きな夢を描けば、叶うという証拠です」と述べた。 また、現在60歳のヨーは女性たちに「レディース、『あなたが一番輝ける時期はもう過ぎた』なんて誰にも言わせないで。絶対諦めないで」とメッセージを送った。
というスピーチ。
ずしん、と来ました。
レディース、というだけでなく、年齢、人種、さまざまな垣根を越えて
語りかけられたものでした。
ネイサンも大きくうなずいていた事だと思います。
努力が報われなかったとか言われている事があると思います。
私自身は、本当に努力しきったのであれば、そうでもないと思っています。
それが成果に結びつかなくても。
やって無駄だった、という事は、後悔があるんじゃないかなと思います。
自分はそこまで努力しきった事はないですが、後悔しているのは
「あの時、もっと努力できたかも。なんでやらなかったんだろう」というのが
心の底で、澱のようにたまっています。
一生のうちに、努力しきれる事に巡り合うという事が、どんなに幸せな事か。
渦中にいると解らない事が多いですけれども、行き詰った時は、少し俯瞰してみてみるといいかもしれません。
今回のオスカーでは、改めて努力する事をあきらめない、という事に感銘を受けました。
もちろんそれは人それぞれですけれども・・・・
という事で、自分もいい歳になっていますが、ネイサン、ミッシェルヨ-のように
諦めない、という事にチャレンジしようと思いました。
フィギュアを観戦しながら、だと難しいかもしれませんが、なんとか折り合いを
付けて行きたいと思っています。
ネイサンの本はまだ読めていませんが、そんな事を思った、この頃でした。
【今日の独り言】
え、ワールドまであと一週間ない!
何も用意できていない・・・!