とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

嬉しいけど、ちょっと哀しい

ペアに続き、女子にも!

 

ペアが年間グランドスラム

シングル女子は、日本史上初、ワールド二連覇達成!

 

坂本花織選手、おめでとうございます!!

 

いやはや、熱戦でした。

今回は、ペアと女子のSPは、行くことができなかったので、テレビを見てたのですが、

(地上波)では、そんなのわからなかった。

 

今年の観客は、一味違う、というのは皆が感じていることだと思うのですが、

どんな国の選手でも。

あまり知られていない国の選手でも。

初見の演技でも。

いい!

と思った演技には、拍手とスタオベを贈る。

 

それが会場に満ち溢れているのだけど。

 

日本の選手に関して、ちょっと盛ってるのは、開催国だから、許してね、と言ったところ。

 

他の試合では、ライバル選手に対して、地蔵のようになってる観客もいたが、今回は違う。

 

ご存知の通り、三原舞依選手が、少しのミスで、表彰台を逃した、と決定した次のヘイン選手の演技に、観客は、ほとんどスタオベしたのだ。

正直、舞依ちゃんのショックで、私も反応が遅くなってしまったのだが、すごい、と思ったら、反応してしまった。

 

ほんとに今回は、神演技もさることながら、神観客なのだ、と強く感じている。

 

その舞依ちゃん。

連戦の疲れなのか、少し固かったように感じた。

ホームの試合というのは、チカラにもなるが、プレッシャーにもなる。

 

実力からすると、信じられないのだが、ワールドは2回目の出場。

 

こちらが当て推量しても仕方ないのだが、色んな要素があったと思う。

 

さかもっちゃんの2連覇が、嬉しい反面、舞依ちゃんが、結果を残せなかったのが、哀しい。

 

泣く、というより、脱力に近い。

タラレバを言えばキリがないが、

連戦してなかったら。

昨年、評価されていたら。

などなど、つい、思ってしまう。

 

スポーツの試合というのは、美しくも残酷なもの。

 

ほんの少しのミスで、陥落してしまう。

 

それが、儚くも美しい要因のひとつではあるのだろうが、やはり、あんまり、と思わずにはいられない。

 

来年があるさ!というほど、若いわけでもなく。

もう、最後、というほどの年齢でもない。

ただ、怖いのは、病気である。

 

なので、彼女の一年というのは、他の人よりずっと儚いものなのだ。

 

でも仕方ない事なのだ。

 

だから、脱力なのである。

 

さかもっちゃんの偉業が、素晴らしいものであればあるほど、というのが切ない。

 

そんな、翌日の朝でした。

 

【今日の独り言】

だからと言って、さかもっちゃんの優勝は、この上なく、素晴らしく、嬉しい。

さぁ、昌磨、頑張れ!!