昨夜、西日本選手権を見に行ってきました。
夜だったので、行けた。
しかし、運営側と選手にとってはなかなか厳しいスケジュールだったかもしれない。
シニア女子は、
一位が三宅咲綺ちゃん、二位が、眞瑚ちゃん、三位愛菜ちゃん。
特に三宅さんのカプリースは、会場が沸きました。
眞瑚ちゃんも、徐々に復活に兆しが見えてきたし、愛菜ちゃんも新しいFSがとてもかっこよかった。
そして男子。
最終滑走が23時頃に終わるにも関わらず、みんな残っていた。
それは、この方。
殿こと、織田信成選手がいたから!(だと思う)
SPは圧巻の首位で折り返し、迎えるFS。
一日の用事を済ませてからの観戦だったので、ちょっと疲れていた。
ぼんやりと順に演技を観ていたが、今GPSをやっているので、当たり前と思っていたジャンプとかステップとか、あれは一握りの頂上を争っている選手だからなんだな、と。
みんな平気で3Aだの、四回転だの決めているが、そうでない選手の方が多いのだと。
だからと言ってその選手たちの演技を否定するものではない。
多くは学生であるが、その期間、精いっぱい頑張って、この地にいるのだ。
私はネイサンファンなんで、最高峰の演技を観続けていたが、こういう国内大会も、
現地に行ってみると、その選手たち、応援する人たちの息遣いを感じて、これまた
別な感動に襲われる。
織田君のように、一度引退して、37歳での挑戦。
恐ろしく大変だったと思う。
上位選手で4回転決めてたのも、織田くんだけだったという・・・
恐ろしや。
若い頃と違って、筋力も体力も落ちているし、復活もしにくい。
女子で言えば大庭雅さん。
応援はかなりすごかった(地元だしね)
仕事と両立しながら、29歳での挑戦。
これも素晴らしかった。
今は配信でも見れるけれども、現地ではまた違った感動をもらえた。
織田君は、これで11年ぶり(ソチの時だよね)の全日本。
本当にすごいとしか言いようがない。
あの時、ジュニアで全日本出場していた昌磨がリンクサイドで、リンクに織田君がいるシュールな世界。
やっぱり現地観戦は楽しい。