2022年 三年前のこの時期、北京五輪だった。
今なお、ネイサンの演技に心震える。
だが、先日のアメリカの航空機事故でフィギュア選手や関係者の方々が
お亡くなりになった事については、かなりの衝撃だった。
飛行機事故に遭遇する確率は、宝くじに当たるくらいだ、と言われるが、
昨年は日本の航空会社もあわや、という事が起こっている。
人が動かすものであるが故に、ノーミスという事は難しいが、ノーミスに近づけないといけないのが、交通手段である。
この事故について、私のSNSのタイムラインは、溢れていた。
通常の事故よりも、フィギュアファンが多く反応していたからだ。
ただ、改めて「死」というこの世からいなくなってしまうという事実について
非情であり、無情であるものだな、と思い知らされる。
それは身内ではなくても、SNSやメディアなどの報道でも感じる。
今回、アメリカの航空機の事件、八潮市の陥没の事件、諸々の交通事故や殺人。
特に航空機や陥没は、いつ自分に降りかかってくるかわからない。
最近は天候のため、新幹線などが止まってしまう事を考えて、遠征の場合は、
カバンにちょっとしたお菓子などを多めに入れるようにしている。
雪による閉じ込めもあるので、車に羊羹とキャラメルを入れておいた。
でも、事故は自分の過失がなくても、否応なしに降りかかってくる。
コロナも同じようなものだった。
今回の件で被害者の関係者は、精神的に堪えている方は多いと思う。
今、自分もなんだかわからない虚無感に襲われているのと、訳の分からない仕事の
ストレスでフィギュアを落ち着いてみられていない。
三年前、北京の五輪で闘ったアスリートたちは、大変だったろうと
今更ながら再認識した。

ネイサンの近影を見ると、ややお顔が柔らかいフォルムになっていて、北京の時の
それとはかなり違っていた。
あの時は極限状態だったんだと思う。
コロナの恐怖、金メダルのプレッシャーはものすごかっただろう。
あの時、コロナに罹っていたら・・・
あの時、何かの事故に巻き込まれていたら・・・
あの時、思わぬミスがあったら・・・
コツコツと積み上げてきてはいても、そこは人間、ミスする事だってある。
それが、どこで出てしまうか、ということなんだろう。
天災も人災も、どこで起こるか。
自分に降りかかってくるのか。
その時にならないとわからない。
何度も思う事だが、北京でネイサンが金メダルを取れて、本当に良かった。
ファンの私も、燃え尽きてしまった感はあるが。
しかし、逆を返せば、不幸な事になっていた確率がものすごく高い年だった。
死、まではいかなくても、取り返しがつかない事だって。
そういう事は否応なく、私たちに降りかかってくる。
どうしようもない事だけれども。