いまさらですが、ちょっと前(かなり)の書きかけのブログ。
と言ってもタイトルだけでしたが。
これは中部フィギュアに行った時、感極まってタイトルは付けたが、
忙しくて(また)放置案件となったもの。
新たにフィン杯が終わった段階で色々思うところがあり、
見直してみた。
フリーに選んだのはローリー・ニコル氏振り付けの「ハレルヤ」だった。信仰の心を歌った楽曲。YouTubeやインターネットの検索で和訳を勉強し、自分なりの解釈で演技に落とし込んできた。好きな箇所は、後半の「人生はいいことばかりじゃない」という部分。ケガに苦しんできた自分自身を重ね合わせ、「苦しいことも含めてスケート人生。そういった自分の魂を感じてもらえるような表現が理想です」と思い描いた。
そうなんだよね。改めて。
草太はちょっとずつ、タイミングがずれて、怪我も同時期に怪我して手術した
ネイサンは、競技に戻れた。
戻るのに、結構な時間を要した。
私ももう、辞めてしまったのか、と思ってもいた。
でも、あの復活の西日本と全日本。
会場を制したのは、草太だった。
その後、復活しても、ままならない日々が続き、コーチも転々として迎えた
2020-2021シーズンだったか。
全日本も不振に終わり、国体があった。
その際、かなりボロボロで、今度こそ辞めてしまうか、と思いきや、翌年の
THEICEでの復活を目の当たりに。
これがグランプリ東海に移籍し、美穂子コーチに振りつけてもらった、
yesterdayだった。
GPFで表彰台に乗ったり、ワールドに選抜されたり、いい成績を修められた事も
あったが、ここのところ、調子が出てない。
なんでもヘルニアのような腰痛とか喘息っぽい症状が出ているとのこと。
中国杯は、思う成績が出ず、フィン杯でも、かつてのような成績を取れなかった。
本人は全日本で頑張ると言う事であるが、GPSで台乗りできなかったので、
五輪の出場権を狙うなら、全日本は最低でも表彰台が必要。
それでも前を向き、挑戦する。

人生はいい事ばかりでもない、悪い事ばかりでもない。
本人は、割とたんたんと滑っている風に見えるけれども、
内面はどうなんだろう。
羽生さんのような、火を噴くような勝利への渇望や、
昌磨のような、内面から噴き出す芸術性や、ベストへのこだわりなどは感じないけれども、ああ、日本の選手だなあという感じはする。
でもやはり美しいスケーティングには見惚れる。
平昌へいけると信じていた私だったが、北京への彼の道はまだ途切れていないのだろうか。
同じ時期に怪我をして、復帰したネイサンとは大きく水をあけられてしまった。
怪我によるもの、コーチ変更、色々細々あって、どれが大きく影響しているか、
わからないが、まだ道は続いている。
頑張れ、とは言わないが、全部出し切れるといいな、と思うのだ。