敢えて真央ちゃん、と書かせて頂きます。
私の今の推しはネイサンですが、真央ちゃんは「推し」という事では
片づけられない何かがあるのです。
フィギュアという枠を超えて、スポーツを愛する選手達、ファン達の心を揺さぶる
ものを持っている浅田真央。
15歳の時から時を経て、こんな方になるとは・・・と感無量です。
思えば、フィギュアにはまったのも、真央ちゃんがその世界にいたから。
真央ちゃんがいなかったら、ネイサンにはまることも、昌磨を応援する事もなかった。
15歳の時にトリノ五輪に出場できなかったのは、悔しいし、
バンクーバーで銀メダルに終わってしまったのも悔しかった。
ただ、あの時は本当にチームキム・ヨナは完璧だった。
そして真央陣営は、コーチはロシア人で、ラファとは仲たがい。
お母様が病気であり、スケ連は足を引っ張るばかり。
まともな状況でなかったし、キム・ヨナの方が調子はよかった。
バンクーバーでもあれだけ点数差がつくのは少々意外だったが。
でもあれがあって、今の真央ちゃんのスケーティングがあるし、
あの後でも素晴らしいプロを作り続けてくれて、未だに私たちを楽しませてくれる。
そしてソチ。
とても悲しい大会ではあったが、その後もまだ続けてくれて、素晴らしいプロを
産み出してくれた。
しかし一体いつまで辛い思いをしなくてはならないのか。
五輪で報われるには、努力だけではダメなんだと、改めて感じた。
でも、スポーツをやるという事は、勝つだけが意味のある事ではない、という事も
同時に教えてくれた。
そして、プロになった今も、私たちを感動させてくれている。
本当に、自分自身が生きている間に、巡り合えてよかった。
感謝してもしきれない。
真央ちゃんのおかげで、人生の喜怒哀楽を感じ、感動を覚え、楽しみを覚えた。
推しって変化してくこともあると思うのです。
それは自分が成長したり、変化したり、好みが変わったり。
フィギュアを見始めた頃は、あまり意識していなかった選手の演技も、
今になったら、とても大好きになったりすることもある。
でも、真央ちゃんのスケートだけは、どんどん好きになる一方です。
そんな真央ちゃんのお誕生日。
私たちに感動をありがとう。
そして、これからの人生、真央ちゃんが幸せでありますように。
