先日、ロシア女子を招聘したアイスショー、FAOIが開催され、
SNSで見る限りはおおむね好評だったようだ。
今週末にテレビ放映されるので、見てみようかな、とは思ったが、
それすらよろしい事ではないのか、と迷っている。
太陽生命presentsにしたり、メダリスト(アニメ)を絡ませたり、色々手を尽くして
チケットを売ろうとしていた。
いつもの目玉の羽生さんがいないからだろうか。
芳しくなかったようだ。
彼は彼とて、自分の冠ショーがあるので、よそではもうやらないのだろうか。
くどいようだが、招待されたスケーターには罪はない。
ロシアスケーターも辞退すりゃいいじゃん、とは思うだろうが、彼女たちは
ロシア国営のクラブに所属しているので、拒否権はないだろう。
他のスケーター達はどう思っているのだろうか。
もう受けてしまったので、致し方ないと思っているのか。
これがアメリカスケーターがいたらどうだったろうか。
ステファンもいるし、あまり悪し様には言いたくないが、
このショーをボイコットするくらいの、主義主張があってもしかるべきなのでは、と思いつつ、契約だから仕方ないのか。
昨年まで出演しているウクライナのスケーターのインスタが涙を誘う。
いや、これは主催者が悪い。
ロシアスケーターを呼ぶ事で、集客というメリットと、戦争している国を容認していると誤解を受けてしまいかねないデメリットとどちらを取るのか。
で、それで客席は埋まりましたか?
もう、こういう形のショーは運営自体が難しいのかもしれない。
しかし、一方、ミュージカルファンとしても心を揺さぶられただろう。
どこかで、舞台のチケットを取れなかったが、ここで城田君の「ダンスオブヴァンパイア」を見れてよかった、というコメントを見た。
#ファンタジーオンアイス2025 #城田優 演出の『ダンス オブ ヴァンパイア』では、シェルバコワがヒロインをつとめ、ミュージカルの世界観を氷上で再現。城田もスケート靴を履いて歌いながらスケーティングを披露し、観客の目を釘付けにした。
— フィギュアスケートLife (@fskating_Life) May 31, 2025
5/31・6/1幕張イベントホールにて開催。#FaOI pic.twitter.com/Zic6moHG4M
ここで私も考えた。
ここにネイサンが出ていたら(たぶん、絶対出ないけれども)私、どうしていたか。
真央ちゃんが出ていたら(間違いなく出ないけれども)どうしたか。
真央ちゃんはともかく、ネイサンだったら、考えてしまうかも。
だって、もう見るチャンスほぼないもの。
みなさん、考えて見たら、たとえば、あり得ないけれども「嵐」が出ていたらどうする?
Snow Manが出たらどうする?
多分行くよね。
だから、城田君のファンだったり、ステファンのファンだったり、色んな人のファンでここでしか見れるチャンスがない人にとっては気の毒な公演だったと思う。
とはいいつつも、北京から4年経とうとしている。
シェルちゃんがどんな滑りをしているのか。
ザギちゃんが激やせしているが、どうだったのか、は気になる。
ウクライナ問題が遅々として解決に向かわない事にも、段々と慣れてしまってないか?
当事者じゃないから。
でも、ウクライナの人達にとっては、最重要課題なんである。
ロシアスケーターを呼ばないと成立しないのであれば、開催してはいけないと思う。
なんて考えてしまう、気温30℃になろうとしている名古屋からでした。