とかくに人の世は住みにくい

わざわざ当ブログまで読みに来てくださってありがとうございます。趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

羽生さんの足と心の傷

今回のブログは、ちょっと受け入れられる人とそうでない人がいるかもしれません。

あくまで私見です。ご了承を

 

昨日のS-Parkを何気なく見ていたら、びっくりしてしまいました。

 

その前に、ネットで「羽生さんが BIO変更している」とファンの方が呟いていた

ので、見てみたら、「バラ1とSEIMEIに変更」となっていました。

 

これは、四大陸で絶対メダルを獲るぞ、という強い意気込みなのか、と思い

そして、正直ネイサンも昌磨も出ない四大陸では、羽生さんはそこまでしなくても、金だよーと思っていました。

ルール改正前のSEIMEIは、演技時間も30秒長い。

それを変更するのも難しいので、それに費やす時間ももったいない。

 

過去の良いイメージで行きたいのかな、と思っていた矢先のフジのインタビュー。

 

そこにはあきらかに、さっきまで泣いていた風の羽生さんがいた。

全日本のあとのものだろうか。

 

「スケートが怖い」

これは、負けるのが、怖いのでしょうか。

今シーズンは、調子が良いと思っていて、GPFでも銀、昌磨の全日本連覇に「待った」をかけるのか、と思いきや、ここでも銀。

 

正直、ネイサンとは今の段階で4勝4敗。

でも五輪シーズン直前の四大陸で、ネイサンに負け、そのあとのワールドでは勝ち、

そのあとのロステレでは負け、五輪では勝った。

ここまではイーブン。

でもネイサンはその後が圧倒的だった。

母国開催のワールドでは、「歴史的勝負」などと謳われていたけど、

点数としては圧倒的に負けてた。自身の眼の前でワールドレコードも塗り替えられた。

そして満を持して迎えたGPF。

そこでもまた、眼の前でワールドレコードを塗り替えられた。

どちらも、FSの滑走順は自分の後だった。

 

わかりますよ。

私だって、かつて羽生さんのファンでしたから。

羽生さんがものすごく悔しがっていて、プライドもボロボロなのも。

もはや五輪二連覇なんて、彼のプライドを支えるのには、全く役に立たない。

 

でもそれでも羽生さんが負けていたのは、ネイサンだけだった。

さいたまワールド以降、ネイサンの事ばかり考えていたとインタで話していましたね。

そうしたら、今度は不調から復帰してきた昌磨にも負けてしまった。

 

フランス杯を見ていた私にとっては、この昌磨の優勝はものすごい驚きで、

羽生さんも、昌磨を心配してみていたそうだから、びっくりしたでしょう。

 

私も人はこんなに気持ちだけで変われるのだな、と驚きました。

 

昨日のインタビューの羽生さんは、負けて悔しがる昔の羽生さんとは違い、

どこか憔悴したような、心がここにないような。

気のせいならいいのですが、さいたまワールドが終わってからの羽生さんは

ちょっと気になります。

 

本人は自分との闘い、みたいな事を言ってますが、羽生さんは何と闘っているのか。

私には、見えない、実態のないものと闘っているように見える。

自分で作った得体のしれない巨大な何かと闘っているのではないでしょうか。

 

それはもう、ネイサンや昌磨ではない。

そして4Aの成功でもないように見える。

その得体のしれない巨大な敵と闘う武器が、4Aなのかな。

ネイサンに勝つことが、その巨大な敵に勝つこととイコールになっているようだ。

無理だよ。

だって、ネイサンと昌磨は、羽生さんに勝つため、にスケートをやってない。

勝負というのは、リトマス試験紙のようで、あくまで指標にすぎない。

こだわるのは立派だが、こだわり過ぎて、振り回されてはいけない。

 

「負けは死も同然」

かっこいい言葉かもしれないけど、リアルに考えたら、すごく怖い。

 

羽生さん。

勝たないと意味がないわけでもないし、勝負だから勝つことは重要。

でも、一番重要なのはそこじゃない。

 

このままだと、負けてスケートを辞めたたら、あなたには何も残らない。

手元にあるのに気が付かない。

 

あなたのスケートで救われた人もいるし、勇気をもらった人もいるし、喜びをもらった人もいる。

 

そのことをもう一度思い出して、滑らないと、勝負にも勝てない気がする。

 

勝負だから、勝ちに行くのはいいけど、負ける事だってあるのは、

解らないといけない。

負けたからってあなたの五輪二連覇は消えないし、すごいスケーターという事実は残る。

人間だから、老いは平等にやってくる。

それを退けることはできない。

あきらめる、という言い方は良くないかもしれないけど、あきらめることも必要だと思います。

 

羽生さんの周りの人、誰か助けてあげて。

きっとファンの言葉は、彼には届いていない。

羽生結弦であるだけでいいのに。

負けた事にも学ぶことがある。

こういう勝負やレースは勝つ人は一人だけ。

たった一人。

あと全員は負けるのです。

それを解ろう。

 

ネイサンには、ラファやポンさん。

昌磨には、樹くんや、ランビがいる。

 

羽生さんには、オーサーがいるけど、そこまで寄り添っているような感じはしない。

それとも、オーサーの声は届いていないのかな。

 

バラ1とSEIMEIに戻すことが、前向きな考え方から来たものならいいのですが、

そうでないなら、心配です。

 

羽生さんの足の怪我より、心の傷の方が心配です。

その傷は、人につけられたものではないので、羽生さん自身でしか、治せない。

 

円谷幸吉のようになってしまわないかと、心配した昨夜。

 

はやく足も心も健康になって、ネイサンと昌磨と闘って欲しい。

 

勝つことだけが、プライドではないことを。

スケートは楽しい事を思い出して欲しい。

 

 

 

 

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