紀平さんの所属がきまりましたね。
結局ランビのところで、お世話になるようです。
彼女の今年の所属は、二転三転しているように感じます。
(真実はわかりませんが)
あんなに濱田コーチにおでこごっつんこ、されていたのに、
オーサーのとこへ行く、というニュースには驚いたし。
コロナでカナダに行くことが敵わず、ヨーロッパを転々しているなーと
思ったら、プルのとこに行く報道が出たり。
結局はチームシャンペリーに落ち着く、と。
正直、行き先がなくてランビに頼った感じが否めません。
ランビは素晴らしい選手だと思う。
でもコーチとしてはまだまだ未知数。
振付師としても素晴らしいと思う(自分が滑るなら)
芸術性が高い故、わかりにくいところがある。
五輪で金メダルを取らせるコーチは、
きちんと戦略を立てれる人でないといけないと
痛感している。
羽生さんが戦略を立てて、と小塚くんが言って羽生ファンに叩かれていたけど、
戦略を立てずに、スポーツは勝てるはずがない。
武道とは違う。
メダルが取りたいなら、有名な振付師に頼んで、戦略を立てれるコーチにつく。
これが一番。
紀平さん陣営はどうしたかったのだろう。
長年お世話になった濱田コーチと、別れ(バイオ上では別れてませんが)
オーサーに行く、というニュースを聞いたとき、
「メダルを狙うのね。」と思いました。
プルのとこへ行くかも、というニュースも、プルのジャンプに対する
姿勢を見習うのもいいだろうと思いました。
でも結果はランビ。
毎年シャンペリーで合宿されていたから、気易いよね。
ランビを悪し様に言うわけではないが、彼にはまだ、実績がない。
あれほど、可愛がっているラトデニもまだあまり結果が出ていないし、
高志郎くんも、まだ。
先シーズン、昌磨がランビの魔法で見事復活した。
でも彼はまた、別である。
彼はもともと自分で練習できるタイプで、細かいチェックとメンタル調整が
重要な選手であるから。
そういった面では、ランビが最適ともいえる。
では、紀平さんはどうか。
4Sを投入しないとロシア選手に勝てない、というなら、
4回転を跳べるように教えてもらえるコーチにつくべきである。
それはどこであるのか。
あと表現力。
私の個人的な意見で申し訳ないが、同門のさっとんに比べると
弱い。
マスコミはある、ある、と言っているが、どうなのだろう。
個性というほどの個性がない、良く言えばくせのない綺麗なスケートなのかもしれない。
運動神経はかなりよいと思われるが、でも、印象が弱い。
わかばのような迫力のある表現力
さかもっちゃんような、重厚感のあるスピードのあるスケーティング。
そういった「売り」がない。
もはや、3Aなんぞ看板にできないくらい、みんなバンバン跳んできてる。
実際、コストルナヤクラスでないと、看板にできない。
表現力という面ではランビは正解だろうし、スピンにも磨きがかかるだろう。
しかしジャンプは違うと思うのだ。
昌磨は4Sはさほど得意ではない。(跳べるけど)
彼のすばらしさは、4Fと3A。
あとは憑依したかと思われるほどの表現力。
ブルドーザーのように、空気を切り倒してくようなスケーティング。
ランビは、まだラトデニに4回転を安定させれていない。
まだ、成長中のコーチなのである。
確かにスポーツなので、正確にジャンプが跳べて、ステップ、スピンができて。
スケーティングがうまけりゃいいのですが、フィギュアの難しいところは
プラスαがいる。
やはりそういう看板があるというのは、ジャッジにおいても有利だと、
言われている。
彼女の売りはなんだろう。
彼女のスケーティングを観るといつも思う。
現在、彼女が全日本女王である。
連覇の今年に真価が問われる。
さかもっちゃんも今年はやる。
眞瑚ちゃんも4Sにチャレンジしている。
彼女もうかうかしていられない。
なのに、所属で揉めているのは、気の毒のいったりきたりである。
コロナの影響がこんなところにも。
結果は北京でわかるのだろうか。
【今日の独り言】
タイトルが将棋に影響されつつある今日この頃。
皆さま いかがお過ごしでしょうか。