私たちが教科書は、書物、テレビで観ている事が、現実となった。
これまで、私が意識しているだけでも、ベルリンの壁崩壊、湾岸戦争、中東の紛争、
同時多発テロと、様々な出来事が起こってきた。
私たちは戦後、70年以上も経ち、戦争を知っている人が周りからいなくなりつつある。
8月になると、テレビでは特集するが、若い人が観るとも思えない。
その映像の向こうの物語が、こちらの現実世界にやってきたのだ。
さもありなん。
私たち日本が巻き込まれていないだけで、戦争、紛争は世界中で起こっている。
なくなっている時期はない。
しかし、いよいよ対岸の火事ではなくなってきたのが、ひしひしと感じる。
コロナに戦争。ダブルパンチです。
のんきな事を言っているスケオタからすると、ワールドどうなるのだ?ということ。
それにパラリンピックもどうなるのか。
オリンピック休戦というルールも破るなんて、ロシアは国際ルールを守る気なんて、
一切ないのか。
ドーピングといい、プーチンはどうするつもりか。
元々ウクライナは、ソ連の一部だった。ロシアになって、周辺小国が独立し始めた。
そのころのロシアは少し国力が落ちていたのだろう。
いわゆる東西冷戦が一段落していた。
今の若い子たちは、ロシアが共産圏という意識はあったのだろうか。
冷戦が終わって、CIAがやMI-8が弱体化したが、きっとKGBはそのままの機能を保っていたのだろう。
虎視眈々とその時が来るのを待っていたのだ。
あの手の国は、他国の干渉では止められない。
止めるとしたら、本当の戦争でしかない。
あと一つある手立てとしたら、きっとロシア国民の声でしかない。
しかし、それもきっと犠牲者が多く出るだろう。
そうこうしているうちにこのタイミングで、中国は台湾に手を延ばすのかもしれない。
いつまでも平和ボケしている場合ではない。
日本だって、武力ではない経済で、だんだんと侵略されつつある。
話し合いで終わる相手なら、それが一番だが、そうでない相手には、どうしたら戦争を
起こさずに話し合いのテーブルにつかせる事ができるか、今一度、みんな自分で考えるべきだ。
話を戻すが、日本のヨーロッパへの空路は、ほぼロシア上空を通る。
南周りもあるが、恐ろしく時間が掛かる。
このコロナ禍、フライトがたくさんある訳でもない。
五輪でもない試合に、チャーター機が出せるのか。
今、チャレンジカップにいる草太や、りのちゃん、中村くんたち。
どうやって帰ってくるのか。
心配だ。
そしてモンペリエ。
行くだけでなく、開催されるのだろうか。
まったくスポーツは平和の祭典だ。
自分が生きているうちに、戦争でスポーツの大会が開催されるか心配したりする
時代が来るとは、夢にも思っていなかった。
ワールドも危機だが、世界も混沌と黒く染まっていく危機に瀕している。
早く終結するのを祈るばかりだ。
大会の有無よりも、ウクライナの人々のために。