とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

色々、派遣選考について

世界ジュニアワールドが始まった。

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昨夜、FODで観ていたが、結構色んな国が力を付けてきている感があった。

アメリカもエストニア(ありがとう!タリン!!)も、カザフも。

 

天階が流れたり、海賊が流れたりするだけで、ああ、と思ってしまう自分がいたり。

結構イケメンがいて、成長したらどんな感じになるのかな、とか。

 

そんな中、日本からは三浦佳生選手、本田ルーカス剛選手、壷井達也選手が

出場となりました。

 

佐藤駿くんは、肩の手術のため、棄権し来期に備えるとのこと。

 

しかし、全日本、四大陸から思っていたのですが、

三浦佳生くん。

四大陸の時も、肉離れ起こしていましたね。

それでも、世界フィギュアの羽生さんの補欠となり、

練習中にまた別の場所を肉離れ。

 

これは大変よろしくない。

 

伊東さん、あんた北京に引き続き、何やってんすか???

 

佳生くんは、ゆまち世代の一角で、次世代のエース候補。

大切に育てないといけないのに、この過酷な試練はどういうことだろう。

 

佐藤駿君と佳生君を入れた段階で、来年度のジュニアの枠取りだろうな、とは

思いましたし、思った人も多いでしょう。

シニアにあがった選手がジュニアの試合に再び戻るというのは、

選手としてどういう心持になるのかな。

それとも実戦を選ぶのか。

 

ただ、怪我を抱えている選手を選出するのは、やはりいただけない。

眼の前の枠の事を考えたら、出て欲しい。

でも、彼らの選手生命がどうなるのか、熟考が足らない。

 

駿君は、自分で手術を選んだ。

賢明である。

しかし、そうなると残された佳生君は、枠取りの責任を負わされることになる。

 

ワールドもどうなるだろう、と心配していた佳生君に、ゆまちが

「俺らに任せて、佳生君らしく」と言ってくれたので、シニアワールドは

気楽だったとは思うが、なにせシニアのチャンピオンシップである。

気張ってしまうのは仕方ない。

(ここで、ゆまちが俺ら、に、昌磨パイセンが入っているのには笑えたが)

 

このシーズンの派遣の割り振りはちょっとおかしい。

選考基準を二転三転させたくせに、基準にはいってない「若手に期待」という

ルールをぶっこんできて、女子のあまり国際大会の経験のない選手に

五輪とワールド、両方割り振った。

 

男子は、いくら4位に入ったとはいえ、ジュニアとシニアに双方出る

故障を抱えた選手を、五輪とワールドの第一補欠にして、ジュニアワールドも

出すという選択。

 

そしてシニア一年目の期待の選手に、怪我をしているから、ジュニアワールドに

選出するという枠取りだけを考えたのでは、と思われる選択。

 

女子は3A持ちの選手だったが、直近2試合はうまく決まったので、

選んだかもしれない。

しかし考えてみよう。

3Aというのは、ロシア女子を始め、女子選手にとってもっとも成功しにくいジャンプではないだろうか。

 

ロシア女子も4回転バンバン跳ぶけど、3Aを失敗する選手は結構多い。

ネイサンだって一時は苦手だったし、Pちゃんも苦手っぽかった。

ゆまちも、たぶん4Sより苦手なんじゃないだろうか。

そんな飛び道具を武器にしている選手を、大舞台に送り出して

成功するのか、という事です。

 

もっというと、ワールドなんぞ、枠取りにもかかってくる。

いいですよ。

ばっちょが安定していたら。

でも、彼女は、意外に波がある選手だ。

さかもっちゃんだって、ようやく今シーズン落ち着いてきている。

 

前にも書いたが、一番安定しているのは、舞依ちゃんだ。

スケ連の出した基準にも合致している。

全日本は少々ミスはあったが、崩れた感じではなかった。

 

五輪はともかく、ワールドは安定している選手を選出するべきだったのでは

ないかと思う。

 

本人にしたら、学ぶ事でよかった、で終われるかもしれないが、

これがさかもっちゃんにも負担が掛かってしまったら、どうしようと

思ったのだ。

 

現実、彼女はFSが終わった段階で、自分の順位と同じ時に、

枠を気にしていた。

 

そんな責任感を持っている選手が、最後で崩れてしまったら、

どうするつもりだったのか。

 

そして勉強になった、と終われればよい選手も、これがイップスとかに

なってしまったら、どうするおつもりか。

 

現実、このワールドはロシアが入っていたら、枠は3つ取れていなかった。

ラッキーだったが、このラッキーをラッキーで終わらせてはいけない。

 

そして男子。

金の卵を自ら、潰すような選考はやめたまえ。

佳生君は、全力でFSを滑って来るだろう。

それが彼の怪我を悪化させ、シニアに上がる機会を逃してしまったら????

 

草太の例もあるので、心配でしかたない。

コーチも止めてくれ。

確かにジュニアの試合は久しぶりで、タイトルを取って、シニアに参戦したいだろう。

連盟は連盟で枠は取りたいし、選手も同じだ。

 

でも、正直申し上げると、ゆまちとしゅんちが取った枠だが、

落としてしまうのは仕方ない。

キープ出来ないという事は、その時、万全な調子かその実力に

見合った選手がいなかったのだ。

 

失った枠は、次の子たちが頑張って取れるように、サポートするしかないのだ。

1人の選手の犠牲によって取れた枠が、有効活用できればいいのだが・・・

 

SPを見ていたが、あれはもう踏ん張れないし、痛い転び方をしていた。

どこかほかを痛めてしまいかねない。

 

駿君も、佳生君も転び方があまりうまくないのか、怪我をしてしまう転び方を

しているような気がする。

 

一度大けがをすると、次からは怖くてチャレンジできなくなる。

草太で、もうこりごりだ。

 

草太も本当なら、平昌に行っていたはずなのに・・・と

思うと悔しくて仕方ない。

 

選手自身も、コーチも怪我と痛みには敏感になってほしい。

 

正直、佳生君はFSに進めないといいかも、まで思ってしまった。

ギリギリ通過すると、上位に行けるように無理をしてしまう。

それなら、いっそ、とも思ってしまった。

 

でも通過してしまった。

 

こうなっては、コーチが彼の状態を見て、無茶しないように

手綱を引いて欲しいものだ。

 

連盟ももっと考えて欲しい。

選ばれたら、チャンスだから、選手もコーチも行きたいのだ。

もっと選手側としっかり話し合って決めて欲しい。

(勝手に入れたり下ろしたりは困りますが)

 

 

 

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