ネイサンの本を読了しました。
読んだら終わってしまうなーと思って、大事にしていたのですが、
GW中に、たまりかねて読んでしまいました。
割と速読なので、休み休み読んでも半日もかからなかったです。
(読みやすかったですよね!!)
ただ、早く知りたい知りたい、で読んでいたので、
もう一度ゆっくり読みたいとは思っていますが、第一感想は。
そんなだったのか!
知らんかった!!
私たちがネイサンに抱いていた印象と、彼の環境、状態は、
思っていたより深刻だったという・・・・
もともとクールなイメージと、意外に人見知りでシャイなネイサンだから、
あまり顔に出ないし、出さなかったと思う。
そして再度思った。
時間よ、戻れ。
私はトリノワールドへ行くべきだった。
たとえ黄色い物体のトラウマになったとしても。
ネイサンのベストパフォーマンスは、個人的に
2019のさいたまワールド、2019のトリノGPF。
そして2020年のストックフォルムワールドのFS
北京のSP。
だと思っている。
その中のひとつだったのに!と今でも地団駄踏む。
ネイサンの現役の最後の試合は、絶対に観たい、と思っていたのに、
この調子だと最後の試合は北京になりそう。
それもこれも、ネイサンが怪我をしていたからだ。
しかも、この時だけじゃなかったとは・・・(少しネタバレ)
アスリートの現役は(基本)短い。
好きな選手がいたら、やはり何をさておいても、試合は見ないといけない。
アイスショーは、引退しても見れる可能性が高いが、試合はそうはいかない。
ワールドクラスの選手なら、日本開催の国際試合。
そうでない選手だって、国内試合はたくさんある。
見れるうちに行っておく方がいい。
たとえ「行かなきゃ良かった」と思う試合だってあるかもしれない。
でも、その時その時にきっといいものが一つはあるはず。
たとえ悪くても、その後復活して、伝説の試合になるやもしれない。
ネイサンのJAPANOPENとか、昌磨のグルノーブルとか、草太の国体とか・・・・
谷があるから、山がある。
双方見る事ができるのも、現役時代のいいところ。
その後、引退したあと
「実はこうだった」という告白がされたとき、感慨深いものがあるだろう。
昌磨も樹くんが書いた本がある。
あれで、昌磨がどういう状態だったか、とかどういう気持ちで試合に臨んでいたのか、という事がよくわかって、とてもよかった。
ネイサンの本も同じ。
あんなに大変な現役時代だったなんて、全然わかっていなかった。
さらっとこなしてしまうネイサンに、安心していたなんて、あの時の
自分を叱ってやりたい。
そう知ってから、もう一度試合を観ると、また違ったものが見えてくる。
あああ、本当に推せるときにめいっぱい推しておく事、
重要です。
あとは、昌磨・・・・
あとどれだけ試合に出てくれるだろう(出れるだろう、というべきか)
今年も試合、できるだけ観戦したい。
【今日の独り言】
そういえば、思い出した。
真央ちゃんが復帰した時、平昌への積み立てを始めた友人がいた。
「私たちが真央ちゃんを守ってあげなくては」と
悲しい事にそれは実現しなかったけれども。