とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

語っている事は、事実ではなく趣味趣向では?

ここ数日、ブログが止まっていましたが、仕事と体調不良が原因です。

 

今シーズン珍しく、熱が出る事があり、都度、寝込んでいました。

病院へ行くも、コロナでもインフルでもない。

 

今回はどうやら胃腸風邪のようで、熱が出るのと、胃腸が少々痛みました。

鼻水も出なくて、のども痛くない。

発熱⇒解熱⇒発熱⇒解熱を繰り返しました。

 

寒暖差が激しいので、皆さま体調には十分にお気を付けください。

 

ところ

         


で。

 

団体のメダルの授与とか、草太と山隈くんのオンライントークとか。

引退した選手の去就とか、真央ちゃんの新しいショーとか、

色んな情報がかけらとなって、押し寄せてきていたこの週間。

 

熱に浮かされて、ツラツラとテレビの画面を付けていました。

何を観ていたか。

ネイサンのスケートでした。

すでにDVDの本体から平昌以前を誤って消去してしまったので、

2019年の埼玉ワールド以降の物を。

 

こういう時、

円盤に落としたものを探して観るというのは、しんどいので、

寝ながらリモコンを操作して、見ていました。

 

そうしたら、過去にネイサンを応援しつつ、抱いていた想いがフラッシュバックして、

熱のせいだか、ホロホロと涙が出ていた。

熱のせいもあるだろうが、なんとなく感傷的になっていたようだ。

 

ネイサンが北京に向けて頑張っている姿。

イェールで一生懸命頑張っている姿。

いつも笑顔でライバルにもリスペクトを欠かさない姿。

シーズンの終わりにはいつも、パーフェクトに演技しているネイサン。

 

どうして私はネイサンのスケートが好きなんだろうな、とふと、考えた。

足さばきが好き。

ジャンプがすごい。

スピンがうまい。

ステップが素敵。

色々あるが、要は嗜好の問題なのだろうな、と

 

ミュージカルを観ていたころ、レミゼでもジャンバルジャンは

滝田栄がいいか、鹿賀丈史がいいか、という問題はあった。

私は鹿賀さんファンであったが、それもどうしてだったのだろうか。

もちろん歌はうまかった。

でも滝田さんだってうまい。

その差はどこか、というと、もう好みでしかない。

 

上手い人を好きになる、というのであれば、もっともっとうまい人はいる。

 

私は市村さんのファントムと、エンジニアが世界最高だと思っている。

が、彼はそんなに歌がうまい訳でもない。

彼のキャラクターと歌い方、演技がばっちりマッチしていたのだ。

 

改めて思ったのが、

ネイサンは今のところ、史上最強スケーターだ。

(と思っている)

マリニンが4Aとか、4回転を全部ぶち込んで成功したら、記録は抜かれるかもしれない。

でも、現時点においては、ネイサンだと思っている。

しかし、現時点においては、昌磨が世界王者であることは間違いない。

ネイサンは、勝負の土俵にもあがっていないので、最強というイメージだけは

ある、といった事だろうか。

 

でも。

昌磨のファンもいれば、マリニン、ジュンファン、ゆまち、アダムなど、

みんな自分の推しが一番だと思っている。

 

ぶっちゃけ、本当にその人のスケートが好きか、そんなに好きでないか、嫌いか、

の違いだ。

 

芸術点がうんちゃら、どうやら、何をどうこねくり回しても、まず試合という

土俵に立って、ジャッジされて、そこで真ん中に立った人が最強で王者だ。

 

いくらアイスショーで、完璧に滑っても、同じ条件でジャッジされた訳ではないので、

最強とは言えまい。

 

言うだけ野暮なんである。

 

でも、好きならそう言ってればいいのだ。

「私は○○選手のスケートが史上最高に大好き。

自分の芸術という感性に一番マッチしている」とかね。

 

だからみんな存分に叫べばいよいのだ。

自分の推しが一番だと。

 

しかし、条件がある。

客観的事実に基づかない事については、語るべからず。

想像の域を越えないものは、第三者を傷つける。

 

今でも某選手のジャンプが正しいとか、金メダルは彼のものだったとか

評価されず、取れてもいないものに対して、なんてさもしい発言か。

 

それはひいては、自分の推しを貶めることになるとは思わないのか。

もし呟きたければ、SNSという公共の掲示板に書き込まぬよう。

 

身内だけでひっそりと言えばよい。

ただし迷惑をかけない程度に。

身内だからと言って、過激に言いすぎたりすると、友人を失う羽目にもなる。

 

そして。

これは悲しい事ではあるが、その推しの選手になんの咎がないとしても、

気持ちが離れてしまう事がある。

 

それは環境の影響もあるし、自身の好みが変わった事。

今まで知らなかった事が解ったりした時などなど、本当に様々な要件がある。

 

長々と書いたが、結局は

趣味趣向、好みの問題は、いくら語ったとしても、客観的な成績には影響しない。

 

という事ですね。

        


でも好きという事は力になります。

それはなくさなくていい。

でも人の好き嫌いをどうこう言わないで欲しい。

自分の好き嫌いが他の人に通用する訳ではないし、

当たり前と思ってはいけない。

 

不用意に語る事が、どんな結果を産むか、最近の事件でわかっているだろうに・・・

 

【今日の独り言】

私は友人とお茶を飲みながら、フィギュア談義をしております。

もちろんSNSにはアップしておりません。

面白いネタは別ですけれども。

 

 

 

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