とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

24時間テレビで浅田真央さんに教えてもらったこと。

こんにちは。

遅くなりましたが、24時間テレビの真央ちゃんについて。

 

一言でいうと、

「最高・素晴らしい」としか呟けない、貧困なボキャブラリーの私。

でも、ほんとうにそうだった。

 

24時間テレビはいつしか、視聴率偏重のおかしな番組になっていて、

毎年この時期は、もう見ていませんでした。

でも、今年は「真央ちゃんが出るから見てみよう」と思って、

全録のDVDも購入したことだし、見てみよう、と録画と、リアタイとで

見てみました。

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一抹の不安も・・・

とは言っても、番組の内容決定権限はテレビ局にあるのだし、

真央ちゃんがどんなことをやるのか(やらされるのか)不安もありました。

本人の意に背くような構成にならないといいけど、と思ってもいました。

切り取りすると、全然違ったものになってしまいますからね。

 

でも、そんな心配は杞憂でした。

我らが浅田真央は、どこを切り取っても素晴らしかった。

どなたかがSNSでも呟いていらっしゃったけど、真央ちゃん、ここのところ

激務でしたからね。(スケオタしか知らないこともいっぱいあるし)

 

初めてのタップダンスを練習して

しかもそれがみんなのお手本になるように

サンクスツアーをやりながら

スケート教室も行い

他のアイスショーを見つつ、

バラエティも出演し

カザフスタンまで行ってテン君のショーに出て⇐ここ重要!!

24時間テレビでも結構な割合で画面に出てた

(嵐にしやがれ、も笑点も、ダーツの旅も、水トちゃんがいないときも

羽鳥さんの横にいた)

 

そしてみなさん。

今週末には、また岡山でサンクスツアーですよ?

真央さん、出ずっぱりなんですよ?

 

それでも24時間、ピカピカの笑顔。

恐れ入りました。

 

24時間テレビで

色々ありすぎたのですが、印象に残ったのが、

北海道の「こども食堂」の件。

真央ちゃんが「お手伝いさせてください」と言った時、

「邪魔しないでくださいね」と言われ

「頑張ります」と答えた場面。

確かにそうだよね。まともな神経ならそう思うよね。この番組だもの。

そしてそんな事を切り取らずに放映するテレビ局のやり方にも、嫌な思いが残った。

でも、そのあとの真央ちゃんと子供たちの笑顔がそれを帳消しにした。

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真央ちゃんが、子供たちをアイスショーに招待して、そのあとのスケート教室

これ、知らない人が見たら、テレビ局のやらせだと思うよね?

でも違う。これは真央ちゃんの通常運転。

だから、子供と真央ちゃんの笑顔も本物。

それが人の心に響く。

 

立川ろう学校の生徒さん達とのタップダンス

 

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そして、立川ろう学校の生徒さんとのタップダンス。

練習風景とかチラと番宣があったので、大変さは分かっていた。

 

これをやらせと取るのか、経験と受け止めるのか、だけど、

少なくとも、舞台に立った生徒と真央ちゃんの姿を見て、

生徒さん達が一生懸命やっていた、という事は伝わったはず。

みんな素晴らしかった。(これしか言えなくてすいません)

 

真央ちゃんに

「ちょっと頑張ろうと思うくらいだけでは難しい」

「みんなを引っ張っていく指揮者にならないと」

と結構みんなズケズケ言いますよね(笑)

こども食堂の方もそうだけど。

でもここで、彼らの真剣度が分かった。

ひょっとしたら、今まで、そういう人も多かったのではないでしょうか。

でも我らが浅田真央はそんな事を意も介さず、努力するのです。

 

真央ちゃんがやってくれてよかったのは、音のトラブルが発生した時。

やり直しを松潤が言ってくれたから、良かったけど、

そこで真央ちゃんが笑顔で仕切り直してくれたこと。

 

フィギュアでもスタート地点に立っても、音のトラブルでタイミングがずれたりすることがあったと思う。

このスタートで結構演技の良しあしが決まってしまうことも、と荒川さんも言ってた事があった。

 

真央ちゃんのあの笑顔で、みんなは気持ちが良い方にリセットされて、

いい演技にもつながった。

「今日が一番良かった」と真央ちゃんも言っていたけど、

それは本当に素晴らしい経験だったと思う。

 

あとは、伝える事。

自分のフィギュアの経験を生かして、誰かに伝えたい思いをダンスに

乗せる事をみんなに伝えてくれた。

これで、みんなのダンスにかける思いとがより伝わりやすいものになったと

思う。

 

でも、本当に素晴らしかった。

かなりの完成度だったと思います。

健常者だって、2か月程度でこのレベルへ到達するのは、

難しかったと思う。

 

タップダンサーの方がおっしゃっていたけど、

「フィギュアは身体を引き上げて踊る。

タップダンスは身体を落として踊るから、大変だったと思う」

(あいまいですが)

そうなんですよね。

真央ちゃんとしては、かつてないくらい、身体を落として踊っていた。

 

往年のハリウッド映画でも、いろんなタップダンサーがいたけど、

フレッド・アステア

ジンジャー・ロジャース

ジーン・ケリー

グレゴリー・ハインズ

サミー・デイビス・ジュニア

色んなスタイルだったね。

フレッドアステアなんかは、落とす、というより足に羽根が生えている感じのタップダンスで、上品。

でも、基本はドラムの替りに足でリズムを取るダンスだから、重心は低めが基本なんだよね、きっと。

 

話は逸れましたが。

 

子供たちに、大人ができること

 

子供たちに、いろんな経験をさせてあげるということ。

社会全体で子供を育てていくということ。

「そのために、私たち大人にももっと、できることがある。」

真央ちゃんのこの言葉を聞いた時、本当に素晴らしい女性になったのだな、と

感動を覚えた。

 

見ていた人の心にも、24時間テレビってこんな素敵な経験を

させてくれる番組なんだ、とみんなが感動したのではないかと思う。

 

あとは、オンテナという新しく開発されたデバイスが紹介されたのも

良かった。

人によっては、富士通が営業した、という感も受けるのでしょうが、

企業ですもの。開発にお金がかかるから、回収するために宣伝したいのは

当然です。

今回のようにわかりやすく紹介されて、普及されて、コストが安くなり

色んな人が利用できるようになれば、素晴らしい事。

 

japan.cnet.com

 

あとは難病の子を励ましてくれていた上原投手のエピソードも良かった。

一流のアスリートは、ただスポーツをやっていても、私たちの心の励みになってくれて、それがアスリートの人に還っていく。

 

でもちょいちょいひっかかってくる場面もありましたよ

 

たとえば、マラソン。

あれ、何のためにやっているのか。

この時期に、走ったことのない人を走らせるなんて、正気の沙汰ではない。

頑張っていた芸人さんと水トちゃんには悪いけど、あれは無い方が良い。

頑張る事は素晴らしい事だけど、方向性が少しずれてませんか?

 

私も子供はいませんが、今の子供たちに、大人として何を伝えられるのか、と

考えてしまう事が多いです。

ひいては、それが社会全体と自分の幸せにかかってくる。

 

今後の24時間テレビは、そういうもののきっかけになると良いなと思います。

今のままでは、たぶん来年は見ないと思う。

 

そして24時間やることが必要なのかも。

子供は夜更かしはいけません!(笑)

 

 

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