先日のトゥルソワ先輩の移籍に関して、ラファのインタビューがありましたが、
その中に(ネイサンファンにとって)重要なコメントがありました。
「チェンはイェール大学での休暇に関する問題をなんとか解決しましたか?」
-はい、彼は先日の最後の試験に合格し、「それで終わりです。これで勉強が終わり、完全に仕事に集中できるようになりました。」ネイサンはすでにカリフォルニアに戻り、アパートを借りてトレーニングを始めました。今、私は、アイスリンクが開いたときに、独自の個別のアイスを用意するようにしています。
もともとラファは、北京の2シーズンは戻ってきてほしいと言っていましたよね。
でもイェールでは1年しか休学できない、という事だったので、
どうするんだろう、と心配していました。
そうしたら、このインタでネイサンがカリフォルニアでアパートを借りて
スケートに戻る!と!!
入学前にも思ったのですが、ネイサンはかなり長期的ビジョンをしっかり考え、
それについて交渉もできる人なんだなと思います。
ネイサンの後にも、カレン、ヴィンスがアイビーリーグに入学して、リンク問題や勉強の問題に直面している。
もちろんネイサンも、ご多分に漏れず、なんですが、着々とクリアしていっている。
かなり大変だと思いますし、本人もくじけそうになった事も多々ある、と言っていたので、楽々ではないのですが、実現してしまう、というのがすごい。
不可能か、と思われてた二年の休学もゲットしてきた。
(どんな交渉してきたんだろう)
もちろんツケは結構回ってきているとは思う。
イェールに入ってすぐのJO。(まだ言うか)
現地観戦していたのですが、まぁ、大変でしたよ。
ガチンコで、ザギちゃんに点数で負けていた時は、どうしようかと。
友人と「仕方ないよね、今年は。だってイェールだもん」と慰めあっていたのですが、
GPSに入ると段々とギアが上がってきて、でもGPFでもなんとか昌磨に競り勝った感じでした。(昌磨も調子を崩していたし)
しかし、びっくりしたのは2019年全米ですよ。
ライスト見てて、衣装にもびっくり、点数にもびっくりでしたから。
ほんとに変えてくれてよかったよ・・・・・
話を戻すと。
ネイサンは大学に入ってから、度々体調不良に陥っていました。
そら、そーですよね。勉強だけでも身体壊しそうな大学に行って、
スケートしながら、初めての寮暮らし。
そのスケートもオンライン授業のように、一人でモクモクと。
イェールのリンクが、ホッケーで使う時間には、自分で車に乗って、
他のリンクへ行き。
夜の授業には戻り、夜中まで勉強。
一日10時間寝てたという子には、あまりに過酷な環境。
JOの時も体調崩していたらしいし、
世界選手権前には、大学でインフルが流行っていて。
世界選手権後の国別でも咳をしていて。
今シーズンは、全米の前に枕もあがらない状態だったらしいし。
どうやら、気管支が弱いのか、弱くなったのか。
生まれ育った西海岸にくらべ、大学のある東海岸は乾燥して、寒い。
気管支炎にもなりやすいよね。
今年の世界選手権も、コロナの影響がとても怖かった。
もしネイサンが罹患してしまったら・・・・!!
アスリートは元々体脂肪が少ないので、そういうのには弱いので、とても心配していました。
でも、これから二年は!
少なくとも勉強しすぎで身体を壊す事はないのですね。
これからのネイサンへの心配は、怪我をしないこと。
スケートだけを考えてリフレッシュ(勉強がそれを担っていた)できないとか。
一人暮らしで栄養面は大丈夫か、ということですかね。
(それでも結構あるな)
でも、なんだか安心しました。
ラファも嬉々としてリンクを探しているに違いない(笑)
これから二年、ネイサンファンも安心して応援できますね。
荒れている気持ちの中の、清涼剤でした。