すごい事になってる。
昨夜、NHK杯の会場から宿に帰りつき、テレビをつけたら、スポーツニュースのフィギュアは、まずアイスダンスから。
今まで、こんな事があったでしょうか。
(昨夜は、アイスダンス+かおちゃんが多かったが)
確かにすこいことだ。
何がすごいかというと、高橋大輔のブランドと、村元・高橋ペアのポテンシャルだ。
アイスダンスはあまり詳しくないが、
(白のファルーカ時代のルール程度)
まずは、ユニゾンだよね。
それがかなり出来ててビックリ
大ちゃんは、音を感性で感じて動ける人だけど、人と合わせられるのか、というところ。
一言でいうと、かなり合ってた。
ステップはさすがだった。
課題はリフトなんだろうな。
思ったより、かなりスムーズだったが、
あれは哉中ちゃんの力が大きいと感じた。
普通(かどうかわかりませんが)、男性のサポートをかなり感じるのだか、哉中ちゃんは、「ほら、リフトよ!そっちにいくから、手を出して!」と言わんばかりに、
大ちゃんに飛び込んで行ってた。
男性に回されてるのではなく、ポールダンスのように、(あの)高橋大輔をポールにして、くるくる回ってるように感じた。
いや、すごいものをみた。
本当に自立してるペアなんだ。
(というより、女性に引き上げてもらってる)
正直にいうと、私はクリスと哉中ちゃんのプロは、あまり好みではなかった。
日本人だから、【和】を意識しすぎたのもは、苦手。
だいたいダンスは西洋のものなんだから、西洋のがあってるに決まってる。(すみません、このみです)
でも、今大会の、村元・高橋ペアのプロは、ホントにドンピシャだった。
さすが、ズエワさん、わかってる!
でも、「ラ・バヤデール」なんて、バリバリバレエプロ、大丈夫かな、と思ったけれども、結論から言うと
全然大丈夫
でした!
このラストポーズ、すごく素敵だった。
だけど、結成して一年経ってないのに、本当に素晴らしい。
確かに、ペア結成半年でとか、色んなペアがいると思うのですが、高橋選手は、
シングルだった。
現役選手としては、やや高齢←失礼
アイスダンスの靴を履いたこともない
というお方
そして、シングルでひとかどの成績をおさめ、世界一と称されていたので、ひとりで滑ることになれている。
こんな選手が、こんな短期間で、試合に出れるまで上達した、というだけでも感動です。
正直、真央ちゃんとのXOIを見たとき、
「これはちょっと…」と思ったことを思い出しました。
だって、シングルの選手でも、ジェフは全然出来てたもの!
今回、見直したのは、高橋大輔だけでなく、村元哉中というアイスダンススケーターでした。
いや、男前!
クリスとのペア解消から、モヤっていたのですが、こういう姿を見ると、姉さん覚悟決めてやってるんですね?!
と思ったのでした。
もちろん高橋選手の血を吐くような努力もあるのでしょうが、高橋選手にオファーした際、想定はしていたと思います。
それと、少しのバッシングも。
あの高橋選手と組むんだから、それなりになるのよね?というプレッシャーもあったにちがいない。
それをはねのけて、ここにある、という力強さを彼女に感じた。
これから、メキメキうまくなるだろう。
楽しみがまた、増えて嬉しい悲鳴だ。
もちろん、次のチームココの演技を見て、納得です。
まだ、彼らのが上です。
でも、いずれ、と期待したNHKフィギュア2020でした。
【今日の独り言】
バレエ、ズエワさんときたら、ネイサンの海賊見たくなってきた。
帰ってから見よう
←いや、かおちゃんと、ゆまちをリピートすべき?