とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

それぞれの世界フィギュア2021(ゆまち編)

 

 なんともはや。

初めての世界選手権なのに、異例尽くし。

 

しかしそんな中でも、精一杯頑張っているゆまち。

 

インタビューでも

初めての世界選手権なので、とても緊張するんですけど、

大きい会場なので、お客さんを想像しながら(公式)練習した。

(お客さんが)いなくても、やる気でテンションがあがって

良い練習になったと思います。

となんとも頼もしい受け答え。

 

そしてなんとびっくりなのは、ぱぱちの同行。

 

news.yahoo.co.jp

 

今までジュニアの海外遠征も操先生に同行してもらっていた。

でも、操先生はあくまで振付師。

肝心なところは、アドバイスは不要と、ぱぱちは操先生に告げていたという感じの

記事を読んだ。

そして彼は一人で耐えた

「僕が頑張れば、お父さんの病気も治りますよね」

 

このエピソードを聞いた時は泣けた。

正直、それで病気は治るとは思えない。

幼い子の発想だが、その頑張りに父親は励まされたに違いない。

 

そしてその頑張りが結果となって、ジュニアで好成績を納めることができ、

シニア一年目で、平昌の金銀メダリストと肩を並べて、世界フィギュアに出場することがかなった。

夢への第一歩。

その第一歩に、尊敬している父と同行できて、彼はものすごく嬉しいのだと思う。

また、父も息子の晴れ舞台に同行できて、感無量に違いない。

 

ぱぱちの体調が気になるところだ。

下世話な話だが、たぶん脳梗塞とかそういう関連の病気をされたのだと思う。

そうなると、コロナの後遺症で血栓ができるという症例があると聞いているので、

海外渡航も恐怖と隣り合わせなのではないかと思う。

 

それでも同行した。

それだけ息子にとって、重要な試合であるということだろう。

ジュニアのワールド、JGPF、ユースですら同行しなかった。

 

この試合で、北京の感触をつかもうと思っているのもあるだろうが、

異例のシニアシーズンで、心細くなっている息子に応えたいという気持ちも多いだろう。

 

息子もまた、それに応える演技ができるのではないかと思う。

 

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ワールドのキスクラは、一人だろうか。

パーテーション付きで、コーチも座れるのか。

今シーズン、彼らのエアタッチを幾度となく、見て来た。

ワールドでもぜひ見たい。

 

 

 

 

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