とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

THEICE 2021で思い出した、新プロ情報がない問題

昨夜、THEICE 2021 完全版の放映がありましたね。

本公演から一か月以上経って、再度見たら、また別な気持ちが湧き上がってくるかな、と思い、さらりと見ました。

 

実はここのところ、かなりメンタルをやられていて、毎日心臓がバクバクして

落ち着いて、色んなものを見れない、見る気になれませんでしたが、

この連休で少々落ち着いたのか、昨夜は見る事ができました。

 

それでやはり一番琴線に触れたのは、昌磨と草太の演技でした。

 

ライブって、その時のメンタルがかなり影響して、その時に感じた事が増幅されていたり、感じる感覚が鈍くなっていたりしたりします。(私は)

 

過去にものすごく仕事で疲れていた時、「レ・ミゼラブル」(鹿賀丈史主演)を

見たら、本当にすっきりと疲れが落ちて、晴れやかな気持ちになったという事がありました。

 

今回の公演は、コロナ禍の中で、なんだか落ち着かなくて、よかった!という記憶は

あるのですが、ちょっと感覚が鈍くなっていた気がします。

 

昨夜見たのは、途中からでしたが(もちろん録画はしております)昌磨のMJには、

やはり「おお!」と思わせるものがありました。

 

ステファン風味が盛沢山だけど、素材はやはり昌磨で、自宅ではワンコの

下敷きになって昼寝している男子が、なぜ氷上に立つと別人のような表現者となれるのか。

 

マイケルだとネイサンも滑れるし、また別の魅力があるけど、日本人のくせに

昌磨は日本人らしからぬ演技をする。

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ここのクリムキン、振付の一部でかっこよかった・・・・


草太はTHE 日本人のような演技をする。

天然水のような、さらっと身体に染み渡るものがある。

 

人によって、本当に個性があるんだな、とまた改めて痛感した夜でした。

 

そしてふっと思ったのが、昌磨の新SP。

MJになったのか、オーボエになったのか。

さかもっちゃんも、新しいFSはどうするのか。

そしてネイサンは、今だSPもFSも明かされていない。

 

昌磨は、JOまでに決まっているかな?

さかもっちゃんも決まっているだろう。

なぜなら、JOはFSを滑るから。

 

昌磨はMJでもいいが、FSがボレロなんで、双方強すぎるプロかな、と。

私の勝手なイメージですが、緩急つけてもいいと思っている。

 

さかもっちゃんは、正直FSはモノにするには、少々時間が足りないかもしれない。

難しいし、このコロナ禍でリショーさんに直接指導もしてもらえないし、

試合数も少ない。

 

そしてオリンピックというのは、この東京五輪でも再確認したけれども、

普段、観ない人が観る機会が増える。

 

そうなると、マニア受けするプロより、みんなが「知ってる!」と思うプロの方が

いいのではないかと思うのである。

ジャッジはそうでもないだろうが、普及という面ではこちらの方に利があると思うのだ。

 

そういう戦略はキム・ヨナのバンクーバーでみんな思い知ったと思う。

誰でも知っている「007」は彼女を周知のスケーターと押し上げた。

しかし、彼女のFSは何だったか、と思い出せる人が何人いるだろうか。

かくいう私も少々苦労した。(笑)

ソチなんかは、黄色い衣装しか覚えていないありさま。

 

やはり片方は有名どころを持ってくるか、印象的なものを持ってくるのが

良いと思うのだ。

 

昌磨はクラッシックがとても似合う。

だからオーボエでもいいが、MJを滑ったら、お茶の間には受けるだろう。

 

そしてさかもっちゃん。

マトリックスはかなり有名になったが、彼女の真骨頂は「ピアノレッスン」

にもあると思っている。

くやしかったさいたまワールドのリベンジで、やるのはとてもいいと思うし、

完成形を観たい気持ちでいっぱいだ。

これを滑り切れたら、彼女がダイナミックだけの選手でないことを印象付けられる。

 

さて、彼、彼女らの選択はいかに?

 

そしてネイサン・・・・

この分だと、スケアメでいきなりお披露目ですね。

心臓が持ちません(笑)

 

隠しているのか、披露する場がないのか、わからないけれども、

とても楽しみだ。

 

ただ、彼のシーズン最終で完成形に持っていくタイプなので、

スケアメでどういう評価になるのか、それもまた一興。

 

この間、ネメシスのアレンジを滑っていたという情報をどこかでチラと

観た気がしたが、たぶんネメシスは再演されないだろう。

スケート人生の中で、「あれも滑っておけばよかった」と思いたくないから

色んなものを滑っているらしいから。

  

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でもエキシビションにはいいと思う。

無事、金メダルを取って、平昌のリベンジをエキシで滑ったら、それは

悔いの残らないものとなるんじゃないだろうか、と思ったりもする。

 

そしてネイサンは意外に、サラっと滑るタイプなので、

あまりコテコテなものには、手を出さないのかもしれない。

本人がよく使う「COOL」なものになるのではないかと思う。

 

でもその「COOL」の中に、チラチラ見え隠れするパッションが

ネイサンの魅力。

ちょっとシャイなんだけど、中には、あついスケートへの愛情が秘められている。

そんな演技をまた見たい。

 

泣いても笑っても、あと一か月でわかるのだろうから、おとなしく待っている。

 

【今日の独り言】

ところでゆまちがすっかり露出なくなってしまったが、どうしているのだろう。

怪我は良くなったのか。心配である。

 

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