昨日、全米の壮行会の動画がアップされていた。
な、なんと、ネイサンがラ・ボエームを滑っていた!!
感情表現は豊かで、後半に4Lz-3Tを持ってくるという超高難度。
ひょっとしたら、変えるというのは、過去プロに戻すの!!と
ドキドキしていたら、今日発表が。
【ニュース】ネーサン・チェンが両プログラム変更 歴代最高点演目で悲願の北京金へ #フィギュアスケート #figureskating https://t.co/Ffk4QsvUjp
— フィギュアスケートbot (@figureskate_bot) December 21, 2021
ロケットマンは、不思議ではなかったけど、ラ・ボエームまで、とは
少々驚いた。
でも、理由を聞いたら至極納得。
2019-20GPF ラ・ボエームとロケットマンでネイサンは最高得点を出した 今季GPFで両プロを滑る事にしたが中止になり6連覇がかかる全米で滑る 両プロとても気に入っててワールドでは滑る機会がなかったんだ
— NathanChenJP (@NathanChenJP) December 21, 2021
エタニティネメシスとモーツァルトメドレーは五輪プロとして望む反響を受けなかった#NathanChen https://t.co/v0ZG5lVirz pic.twitter.com/tr7APT9Y4r
そうだよね。2019-20シーズンのワールドはとても楽しみにしていたのに・・・
ネイサンもロケットマンを更にブラッシュアップしていたのにね・・・
でも、エタニティネメシスとモーツアルトメドレーは五輪プロとして
望む反響を受けなかった、とありますが、それはどうだろう?
正直に言うと、エタニティネメシスはエタニティ部分とネメシス部分が
ぱっくり分かれていて、どっちかにしたらいいんじゃないかと思いました。
でも、私の好みで行くと「エタニティ」だけでは弱い。
それならいっそ「パラシュート」の方がいい。
(もちろん振り付けはしなおしてください)
そしてネメシス。
今シーズンのSPを見て、やはりあの時のネメシスは完璧だったと
思わざるを得ないと感じました。
変にいじらなくていい。
これはこれで完成形なのです。
全く同じ編曲で滑るならいいけど、触るならやめて欲しいと思いました。
なので、ラ・ボエームに戻すのは賛成です。
FSのモーツアルトは・・・
前半静かで後半に爆発する・・・
これは Land OF ALLと、フリップグラスと似てないか?という
疑問を投げかけていた人がいた。
言われてみればそうかもしれんが、新しいモーツアルトで良かったけどなぁ。
ただ、エタニティと一緒ではトーンが同じというのはある。
指揮者の動きに見立てた振り付けはすごくすごく良かったのに・・・
でも、ロケットマン、いいと思う。
五輪プロは、万人にわかりやすいというのもあるけど、
ネイサンみたいなタイプは、自分がゴキゲンに滑れるものの方がいい。
鬼プロだけど、新しいし、ネイサンが好きな「HIPHOP」
きっと観客まで楽しませてくれるプロになる。
(もう、なってる)
ネイサンもこの二つのプロをとても気に入っていて、
ワールドでお披露目できないのを
でも、これは全米の話で、五輪はまだわからない、って言ってる。
でもね。
本番にいきなり変えるって事はないと思うの(過去に羽生さんがやったかな?)
それなら。
いっそ海賊とか、韃靼人でもいいのよーーーーーーー!!!!!
モーツアルトはせっかく作ったのに、もったいない。
現役続けてもいいのよ-------------------------!!!
(現役続けてくれそう・・・???)
それでね。
ネメシスは、五輪のエキシビションで滑ったらいい。
何かを整理したい気持ちはわかるけど、そこまでチャレンジして
大事なものを取り損ねる事はない。
ネイサンが一番気持ちよく滑れるプロを、北京の銀盤の上で見せてほしい。
きっともっともっと進化したプロを見せてくれるに違いないから。
【今日の独り言】
ネイサンのエキシは、ネメシス、海賊、のどっちかでお願いしたい。
なぜかというと、セルフコレオを入れる隙間がないから。
ネイサンが気持ち良く滑れるのは、セルフコレオと知っているのですが、
私はネイサンは、振付師が振付がものを滑っているのが好きなのです・・・
(ゴメン、ネイサン)