とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

身勝手なファンのつぶやきなど

SOIのアメリカツアーが、かつてなく、盛り上がっているように感じる。

 

それはきっと、いや絶対、ネイサンのオリンピック金メダル効果だろう。

ライサチェック以来の金メダリスト。

そしてイェール大に在学している秀才。

華々しい家族の経歴などなど。

あとは、アジア人としての成功体験。

アメリカンドリームを体現しているようなチェン家の末っ子。

 

そして何より。

ネイサンの演技に、今までのフィギュアのイメージと違うものを感じたんだろう。

バレエとか、美しい舞踊のようなフィギュアは、多くのファンがいるし、

アメリカにはその土壌がある。

しかし、それはほんの一部にしか過ぎない。

 

多くの人達、若者なんかは、もっとロックとかHIPHOPとか

ノリのいい曲の方がなじみがある。

ネイサンがモーツアルトで金メダルを獲っていたら、ちょっと様相が違っていたのではないかと思う。

 

色んな方が、SOIアメリカツアーの動画をアップしてくれるたび、

ネイサンがかねてより、アメリカのフィギュアの人気を上げたかったという

願いが少しずつでも叶っていっているのだな、と感慨深く思える。

 

日本では、人気のネイサン。

でもアメリカでは、フィギュア自体の人気がさほどではないため、

あんな声援は今までなかったかもしれない。

 

会場も満員だったようだし、声援もすごかった。

 

本当にネイサンが叶えたかった自分の成績とアメリカフィギュア界が活性化する、というものが、達成できつつあるのだな、と嬉しく思う。

 

だけど、自分勝手言うと、寂しいのだ。

 

ネイサンは、きっと日本も大好きでいてくれている。

それは確信している。

 

でも、自分の国で歓声を浴びるということが、どれほどうれしいことか、

今実感していると思う。

 

それはいくら私たちが頑張っても仕方のない事だ。

だって、ネイサンはアメリカ人なのだから。

 

自分の国で認めらえる事が一番うれしいに決まっている。

 

こういう時に思うのが

 

なぜ私はもっと学生時代に英語を勉強しなかったのだろうか

(古典をやっていたのだから、真逆だった)

なぜ、私はアメリカ人ではなかったのか。

(そんなん無理に決まっているやん)

なぜ、ネイサンは日本人でないのか。

 

そして

なぜ自分は日本人スケーターの推しでいられなかったのか。

 

ネイサンがアメリカで認められてうれしい。

北京で、金メダルを取れてうれしい。

アメリカで、黄色い声援を浴びれるようになってうれしい。

 

でもそこに自分はいない。

そして、アメリカ人でなく、異邦人なのだ。

部外者だということを思い知らされるのだ。

 

SNSを見る限り、みんなはネイサンの栄光について純粋に喜んでいるように

思える。

 

私だって、うれしい。

でもそれと同じくらい寂しい。

 

ネイサンは次のシーズンは競技に出ない。

たぶん卒業するまで、絶対に出ないだろう。

二年競技の第一線から離れたら、戻るのはとても難しいし、

それまでに次の進むべき道を見つけるだろう。

 

それはネイサンにとって、とても素晴らしい事なのだ。

 

でも身勝手な日本の一ファンは、とても寂しいのだ。

 

それはどうしようもない。

でも、大学をあきらめてスケートを選んで欲しいとは思わない。

そういうネイサンだから、応援していたのだから。

           

 

この割り切れない気持ちはどうしたものか。

 

他の方は、そんな事ないのだろうか。

 

自分勝手で嫌になる今日この頃である。

 

いやはや、ファンと名乗ってはいても、なんと身勝手な事よ。

しかし、これが人間の複雑な心理というものだろう。

 

 

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