とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

ネイサンのさいたまワールドを思い出し。

みなさま、こんにちは。

おひさしぶりです。

 

先日、自身も濃厚接触者となったとお伝えしましたが、それは同居の父でした。

そして二日後、同居の母もコロナとなり、私の隔離期間は後ろ倒しになったとさ。

 

濃厚接触者となってしまっては、もうどこにも行くこともできず

感染対策をしながら、父母の面倒を見ているのですが、

二人とも、テレビをずっと見ていたにも関わらず、コロナに対する意識が

低い。

ワクチンさえ打っていればいい、という感じで、フラフラと共有スペースに

出てきて、「こんな生活はいやだ」と叫びます。

(私だっていやだよ)

という戦いに明け暮れていて、スケート関連の情報を追い切れておらず、といった

感じです。

 

それはともあれ、

今日、ようやく、過去のYoutubeを見て、泣けそうになりました。

 

そう、さいたまワールド。

家事をしながら、ですが、男子SPを全部(流して)見ました。

奇しくも、今シーズンのワールドのチケット販売の情報が出ましたね。

 

初めてワールドを観戦したのが、そう、2018年のさいたまスーパーアリーナです。

 

テレビに映らない選手の演技も見れて、色んな意味でとても楽しかった。

 

ボーヤンも、コリヤダくんも、エイモズ君、リッツオ君、ジェイブラも

ヴィンスもいた。デカに昌磨も。

そしてネイサン。

 

直前に寮がインフルエンザのパンデミックで、別に日本にやってきた。

あの頃は公式練習見るとか、思いもよらなかったけれども

(フランス杯はがっつり見た)

 

ネイサンのキャラバン

 

さいたまのスタンド席で、息を呑んで見守っていたのが昨日のようだ。

大学に入って、調子を落として、それでも連戦連勝していたが、

スコアは完璧ではなかった。

転倒もあったし、SPが一度だけ首位でなかったこともあった。

GPFは優勝したが、これもぶっちぎり、という感じではなかった。

そして、全米。

恐ろしいくらい完璧な演技で、ワールド前、他の選手は戦々恐々としていたに

違いない。

しかし、ワールド直前にネイサンを襲ったインフルエンザ。

ネイサンだって、いつも万全な体制ではなかったのだ。

 

色々な苦難を乗り越えて、ひとつひとつ勝っていった。

 

キャラバンのリズミカルな音楽が流れて、ネイサンが演技を始めた。

相変わらず、音感が素晴らしい。

そしてヴェラの衣装。

ヴェラの衣装は、ここぞ、という時に出してきてた。

(もしくは間に合わなかったのか?)

 

            


平昌以降、ヴェラの衣装を着ていると、SB、PBを出すようになっていた。

シーズンも最高潮の時に着用していたから、偶然とは思うが、

先日、ネイサンがヴェラとの衣装作成について語っているのを読んで、

衣装の試合における影響度というのは、かなり大きいのではないか、と

思った。

 

 

 

衣装の生地からプリントしていたら、そりゃシーズン初めには間に合わないかも。

ヴェラが出し惜しみしている、とか、ここ一番に着ろ、とか契約があるのかと思ってしまった。

しかし、さいたまワールドの後の国別のキャラバンは、ヴェラ衣装ではなく、

いつものウェイター衣装だった。

 

ともあれ、ネイサンがSPの演技を終えたところを見た瞬間、

あの頃の気持ちが戻ってきて、泣けそうだった。

 

アイスショーでも、かなりキタのですが、やはり試合は違う。

もちろん試合では本気でない、という訳ではないですが、

彼等はアスリート。

その瞬間に全精力を注ぎこみ、最高の演技をする。

 

そのために、毎日毎日努力しているのだ。

 

 

           

 

いくら練習で成功しても、試合で成功できなければ意味がない。

アスリートはそういうものだ。

 

その瞬間を見せてもらえて、共有できて、すごく幸せな瞬間だった。

 

その幸せな気持ちと、もうそういう瞬間は来ないのか、という気持ちが

入り混じり、涙腺がゆるんだ。

 

アイスショーはアイスショーでいいのだけれど、やはり試合が見たいのだ。

と痛感した日曜の午後。

 

そして、さいたまワールドのチケット争奪戦に参戦することを

心に決めた。

 

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