とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

男子と女子のまえに、かなだいペアのこと

スケアメ、終了しましたね。

 

久しぶりにフラフラになりましたが、今朝は2:00に目覚ましをかけたのに、

松生理乃ちゃんがWDでショックでした。

 

あまりの睡魔に、GGまで仮眠しよう、と思ったら、寝すぎてアンバーちゃんだったと

いう・・・・

その時に見たスケアメ関連の夢にうなされていたからですが。

 

ところで、男子、女子ともいい試合で、いい観客だったというのが、第一印象。

コロナ前の会場に戻ったようで、アメリカがうらやましい・・・・

しかし、日本が声出しOKと言われても、あんな感じになるのだろうか、という

疑問もありますが。

 

男子も女子も言いたい事があるのですが、疑問がアイスダンスです。

 

今年の村元哉中・高橋大輔ペアは、また進化していて、びっくりです。

特に高橋大輔選手。

苦手なツイズルを克服しつつあるように、感じました。

1年目は、おお、すごい、アイスダンスしているじゃん

2年目は、これ、五輪行けちゃうんじゃね?

3年目は、心配なくみていられるレベルになった。

 

という感じでしょうか。

昨年は特に、チャレンジングな事が多くて、基礎的なところが追い付かない感じでしたが、(基礎が上達していない、という意味ではない。)

 

アイスダンスといえば、色んなペアがありますよね。

もちろんスケーティングがうまいだけでなく、表現力もすばらしい。

 

ジャンプとかの大技がない分、基本的なスケーティングスキルとかを

当たり前に要求され、出来栄えが勝敗を決める。

という感じなのでしょうか。

 

私は、結構パパシゼが好きだったのですが、彼女・彼はコンテンポラリーの

極み、と言った感じでした。

 

でも、私が昔読んだ漫画の影響か、アイスダンスは「感動を滑る」という

言葉に洗脳されていて、感動とは何ぞや、という事をふと考える。

 

そういう面では、かなだいペアにはバックグラウンドにも「感動」あり、

そのエモーショナルな演技にも「感動」を感じている。

 

先のシーズンのラ・バヤデールも大好きなのだが、今シーズンはまたRDも

FDも大好きなものだ。

実はRDの方により、注目していたが、「オペラ座の怪人」を見て、

ちょっとびっくりしたのだ。

 

   

 

一般的な「オペラ座の怪人」のファントムとクリスティーヌをどうとらえるか、だが。

私は結構ファントムがクリスティーヌに踊らされている一面もあるなぁと感じている

ところもある。

結構強い女性だよね、クリスティーヌ。

さらわれて、翻弄されていると思いきや、立場がいつの間にか逆転しているところもある。

そういうところもなんだか、アリだよねぇと思って、かなだいの「オペラ座」を

見ていた。

過去にシングルで忙しい「オペラ座」を見ていたが、これはしっかりと

ストーリーがわかる、かなり素晴らしいものに仕上がっている(と思った)

 

観客というのは、素直なものだ。

素晴らしいものには、惜しみない拍手と声援を送る。

観客は、正直、技の細かいミスなどわからない。

ただ、その場で感じたものに、拍手とスタオベを贈る。

 

かなだいの、スコアを聞いて、ブーイングが起こっていたが、それだけ彼等の演技に

エモーショナルを感じ、それをたたえているのだ。

自分の想像していた点数と順位と違ったのだ。

 

でも、だからと言って、それが正しい訳ではない。

詳しい人の解説によると、ミスはあったらしい。

ただ、シングルほど私たちはアイスダンスのルールに慣れていない。

だからこそ、解説が重要なのだ。

彼等には、PCSとかはもう充足している。

だからあと、何が足りないのか。

何を克服したら、私たちの感動と点数が一致してくるのか。

 

そういうものを教えてほしいのだ。

現地観戦では仕方ないが、テレビの解説はそのためにある。

「揃っています」なんて聞かされても、映像みれば、普通の視力なら

揃っていることくらいわかる。

だいたいアイスダンスで揃っていなければ、そもそも感動なんかしないぞ。

げんなりするわい。

 

そういう事をきちんと説明しないと、知識が少なくて、ただ、「この人の演技には

感動があるから、正しい」なんて訳のわからない事をつぶやく人が出てくる。

感動は誰にでも感じる権利は平等だが、試合では、演技に対しての特典は

正しい演技をした人のみに与えられる。

多分感動の感じ方も多くなる、はず。

 

このスケアメ。

かなだいペアに、惹かれる演技を見たが、それが点数につながるかどうかは

別だ。

ホワベイやチョクベイに比べれば、かなだいの演技は荒いとは思う。

ただ、彼らの世界観はトップと同等くらいにあったように感じる。

あとは、技術的な面(それが大変なのだが)をクリアするだけだ。

きっと私にも、アイスダンスを見る眼が育てば、荒い演技を見れば、

きっとわかるし、スコアの納得感も出る。

 

陸上だって、一番にテープを切っても、フライングだったら、一番ではない。

そこをスローモーションで説明する画像を見せてくれれば納得できる。

 

そういう解説をお願いしたい訳ですよ。

私たちは感動したかなだいの演技の事をもっと知りたいのだ。

良かった点も悪かった点も両方とも。

もっと良く理解して、楽しみたいのだ。

 

どうやらアイスダンス畑にも、色々乗り越えていかないといけないものが多そうだ。

 

まずは、日本の解説と審判には、もっと勉強してもらわないといけなさそうだ。

ジョニタラを見習ってほしい。

 

            

全日本は、お願いしますよ!!!

 

【今日の独り言】

このオペラ座は、超忙しいグレイの振付とは対極にありましたね。

おザギ、忙しそうだったもん。

でも、よく滑り切ったな。ワールドでは慣れてきてたもんね。

 

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