とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

WBCにも負けてない!世界フィギュア2023

こんな世界を待っていた。

 

今日は世界フィギュアが4年振りに日本で開催され、さいたまスーパーアリーナに行ってきた。

 

まず、一言で言うと

素晴らしすぎました!

 

選手も観客も。

 

観客は、正直、少し空いてるところもありました。

でも、ペアの段階でも、最上階の席もかなり詰まっていて、そんな光景は、四年前にはなかった。

 

アイスダンスなど、客席は、本当にpmw、売店もスカスカ 

のんびりして、いいね!とか言ってたけど、やはりカテゴリーによってこんなに差が出るのはどうなんだろう、とは思っていた。

 

しかし、今日はどうだろう

プレミア席もほぼ埋まってるし、ショートサイドは、かつてない盛り上がりで、ノリノリ。

 

私の席の周りは、みんな色んな国旗、バナーを持っていた。

昌磨バナーは、もちろん、友野くんの赤バナー、草太のも。

あとは、各国の国旗を

何種類も持ってきてる人、かなりいました。

スタオベも、推しでなくても、その時良かったら、ヒューヒュー!

 

今日の結果は、実力があるのに出しきれなかった選手、実力が遺憾なく発揮できた選手も色々だったが、取り分け素晴らしかったのは、選手に対する賛辞の表現。

声出しがオッケーになったせいもあるが、それだけじゃない。

会場中、みんなフィギュアが好きで、様々な選手が良い演技をしたら、惜しみ無く称賛する。

 

たとえば、昌磨ファンなら、マリニンは、ライバル

なのに、みんなヒューヒュー言って応援する。

私の隣席の、人も昌磨ファンなのに、

「しまった!私もマリニンと友野くんのバナー、買ってくるんだった!」と悔しそう。

 

私が今まで観戦して、こんなのは(国内)初めてです。

 

選手みんな、ホームで試合しているみたいだったと思う。

 

よく考えたら、年度末に近い、平日の午後。

みんなよく、休み取れたな。

 

今回の席は、四年前の席の向かい側。

ちょうど黄熊が散乱していたところ。

 

思い出すと胸が痛い

ショートでは、昌磨

フリーでは、ネイサン。

ともにまともにリンクインして、直前にジャンプや軌道の確認ができなかった。

かつ、氷はガタガタ。

 

今、考えると異常だった。

ネイサンが氷に足をとられて、ジャンプミスしないように、と祈っていた。

結果は、ノーミスだったけれども、あんなの奇跡に近い。

 

あの時から、ネイサンの絶対王者ロードが始まった。

 

でも今回、昌磨が足を痛めていると聞いていたので、「転倒して、また足がひどくなりませんように」と祈った。

 

よく考えたら、あれは本当に選手生命すら、脅かすような、危険な行為だった。

コロナでひとつ良かったのは、投げ込みがなくなったこと。

 

投げ込みがないと、気持ちが伝えられないなんて、ことはない。

今回、会場でそう感じた。

 

みんなが一生懸命見てくれて、手拍子、拍手喝采、声援、バナー

 

それでも、十分伝わる。

 

ああ、こういう雰囲気の日本の会場での試合を、ネイサンも滑って欲しかったなぁ。

 

みんながベストはフォーマンスして、観客もみんなにスタオベして。

その中のベストが優勝する。

みんな納得の試合。

 

スポーツの感動がそこにある。

 

WBCだけじゃない。

 

みんな真剣勝負しているどんなスポーツの先にもそれは、ある。

ひょっとしたら、それは選手だけの努力では、得られないものなのか。

 

観客の責任も大きい。

 

そう感じた 2023年3月23日のたまアリ。

 

残り二日間

 

こちらも、きっと素晴らしい試合になる。