とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

著作権と振り付けとSNS

私も大いに反省すべき点があったと・・・・

 

昨夜、Xを見ていたら、昌磨さんファンの方がXを止めるという・・・

 

そこには、PIWのDOMOについてのコメントが、お騒がせした、という理由が述べられていた。

 

正直、FSをエキシで滑った問題。

詳細がわからなかったので、先日、こちらで、違って当たり前なんて

とんちんかんな事を述べていたが、事態はもっと深刻であった。

 

フィギュア界で結構曖昧になっていた、振り付けの改変。

まっちーが言う通り、振り付けにも著作権があるというなら、勝手に変えてはいけないものなんだろう。

 

実際、ダンス界は、それで問題になっているようだ。

 

今回の昌磨のDOMOは、高志郎くんと、真凛ちゃんと一緒に振り付けを変えた、という事らしいが、それについて疑問視していたファンの方だった。

 

昨日の深夜、一回読んだだけでも、「これは結構深刻な問題なのでは」と思った。

 

実際その方の渦中のXの投稿を見ていなかったが、最後の投稿は読んだ。

昌磨のDOMOが大好きで、ディヴィットの心血を注いだ作品であるからこそ、

ディビットにエキシ用に替えてもらった方が良かったのでは、という内容。

もちろんその方は、改変したDOMOも素晴らしかった、とコメントされていた。

 

だからこそ、というお話しだった。

今朝もう一度読み返してみよう、と思ったのだが、その方、卒業する、と

コメントされていたので、ごっそり見つからなくなった。

つまり、全削除された訳だ。

 

自分には何かするには、遅すぎたのであるが、このことについて少し考えてみたい。

 

もはや想像の域を越えないのではあるが、たぶん色々な意見をぶつけられたに違いない。

Xの限られた文字数の中で、自分の思っている事をすべて表現することなぞ、

難しいし、こうやってブログという場があっても難しい。

文字数、表現力、そして読んでくれる人の読解力。

色んな要素が重なり合っている。

 

ただひとつ言えるのは、その方はすごい昌磨ファンで、昌磨のためを思って

意見を発したのではないかと。

 

DOMOが素晴らしかったが故に、振付師のあずかり知らないところで、

どこかへ行ってしまわないか、という心配。

 

確かに。

エキシプロと違って、競技プロは、みっちり詰まっている。

FSなら4分間の中に、規定のステップ、スピン、ジャンプ、コレオシークエンスなどなど詰め込まれ、なおかつ、表現までこなさないといけない。

振付師は、その規定を熟知した上で、振付師して選手に渡す。

 

その後、そのプロは、色んな場所で、振付師の名前と共に発表される。

自分のアレンジでない作品を眼にした振付師はどう思うか。

 

いいじゃん、それも、と思うか。

自分の作品を勝手にいじるな!と怒る人もいよう。

 

私見ではあるが、前者にシェイがいて、後者にローリーがいるような気がする。

ネイサンも結構ガンガン変えているが、都度、振付師に聞いているのかどうか不明だった。ロケットマンを再度演じる時は、確認していたようだが、平昌のFSは

ローリーに確認したんだろうか。

あれ以来組んでないところ見ると、気分を害されていたのではないか、と思ったりもして。

 

シェイは、イメージであるが、そんなに堅苦しくない気がする。

 

ローリーの振り付け代はかなり高額と聞くが、ブラッシュアップ分も入っていたとも聞く。

彼女は作品にかなりの思い入れがあるが故に、勝手にいじられるのはイヤだろう。

幸い、真央ちゃんや、テンくんは、勝手にリニューアルしたりしなかったろうが・・・

 

草太も今回のSPはデイビットだったが、全日本前に少し変えた際、聞いたような

事を言っていた気がする。

 

まぁそれを良しとするもしないにしても、心血を注いだプロに対して、

やはり確認をすべきかと思うし、契約の際にも明らかにしておくがよいだろう。

 

昌磨には、きちんとしたマネさんが付いているので、その部分は大丈夫だったろうが、

時間さえあれば、デイビットに振り付け変更をお願いできれば良かったのかも。

2019年の全日本後、ランビとデイビットで振り付けを改変した話はインタで見たが、

双方とも納得感というのを大切にしていたような気がする。

 

 

振り付けの変更の話はこのくらいにするが、

その事について、ファンの方がどう思って、Xに投稿したか。

そしてそれでかなり傷ついてしまった。

きっと自分もそうだが、他の昌磨ファンの気持ちも害してしまったと自身で

自己嫌悪に陥ってしまった気がする。

 

SNSって難しい。

文字制限の中で、すばらしく自分を表現できている人もいれば、そうでない人もいる。

題材にもよるし、表現力にもよる。そして思いの深さにもよる。

 

思いが深ければ深いほど、はまってしまって、わからなくなってしまう事がある。

最終的に「こんな事言いたかった訳ではないのに」と言う形で終わってしまう事も

多々ある。

 

私はXで色んな情報を得、色んな方の意見を読んで楽しませてもらっているが、

投稿する人達の裏側の苦しみまで読み取れていなかった。

 

軽々しくブログにしたのも反省だが、それも致し方なかった。

 

きっとその方も楽しんでいたはず。

なのに、自分で一つの世界を閉じなくてはならなかったという事実は、とても辛いものだったに違いない。

        


アカウントは削除されてしまったが、その方がまたこの世界に戻ってこれるような

場所になっているといいな、とは思う。

まぁ、イーロンマスクにもかかって来るのだが。

 

【今日の独り言】

奇しくも、ドラマ界でも原作者の意向というのが問題になっている。

これについても色々思う事はあるが、全く一緒ではなく、かと言って

全く別問題ではない。

頭の痛いところですね。

 

 

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