昌磨のDOMOの最後だった、国別対抗戦。
演技の点数的には、満足がいくものではなかったと思う。
未完成だ。
技術的にはチャレンジカップ、全日本の方が良かったと思う。
失恋した男のテーマではなく、見ていると幸せになるDOMO。
しかし、ここにきて、別な進化を遂げた気がする。
以前と違って、切なさがあふれている。
大技ジャンプに挑戦するも、そんなに甘くないよ、と壁にぶつかって
それでも立ち上がって、美しいスケーティングで滑る昌磨。
失敗したジャンプですら、このFSの演技となっていたと思う。
久しぶりに涙が出るような、美しい時間だったと思う。
そしてこの物語のラストシーンは、ここ
ここで完成となる。
未完成ゆえの完成。
これからも進化するために。
きっと来年はもっと強くなってリンクに戻ってきてくれる。
ファンは信じていると思う。
そしてランビも信じてくれているから、昌磨も自分を信じていると
思う。
お疲れさまでした。
素晴らしいプロ、ありがとう。