とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

相変わらずのマスコミ報道とSNS

ネイサンが20日、大学を卒業する。

おめでとう!!

 


そういえば、ネイサンの日はソルトレイクとユタ州とで二日あるが、

なんで真央ちゃん、昌磨の日は愛知県と名古屋で定められていないのか

謎だが、この間のテレビで、愛知県にはイチローも、藤井聡太もいるので、

致し方ない部分もあるかな。

 

ところで、ネイサンの日。

イェールの卒業を20日に迎え、次の道に進むネイサンをSNSで見て、

まぶしいばかりである。

 

スケートと両立も大変だったし、コロナもあり、寮でインフルの流行もあったりして、

大変な時期だった。

 

でも、本当に金メダルを獲れてよかった。

 

このフィギュアの金メダルは、ネイサンの次のステップには直接関係はないが、

人脈を広げるには、いいもだったとも思うし、何より、好きなスケートで

最大限の努力をし、その結果が報われたのは、とても素晴らしい事だったと思う。

 

彼の功績は彼と彼をサポートしていた家族と周りの人達が評価すべきもので、

全く関係のない国の、それもネイサンのファンでない人達が語り、評価すべきものではないと思う。

だって、彼がどれだけ努力して、どれだけの思いでここまでたどり着いたか

わからないのだから。

 

私たちネイサンファンも、ネイサンの自叙伝が出るまで、わからなかったことは多い。

私のようなライトファンには知らない事も多かったし、ネイサンの性格からして

多分そうだろうな、という事が「やはりそうだったのか」と思わせられることも

多かった。

 

これを五輪前に読んでしまうと、余計な感情が入ってしまったかもしれないが、

これがその後だったので、ネイサンらしいな、とも思った。

「あの時大変だったよ、でも結果オーライだったね」と軽くいなされた感じがした。

 

努力をどれだけアピールするか、というのは、人それぞれだと思う。

 

その努力自体が、成果となって、多くの人々のチカラになるようなものもあるし、

結果に結びつかないと、インパクトが弱いものもあるのは、事実。

 

ただ、ひとつ言えるのは、ネイサンは、努力の過程も重要だが、それをひけらかす事はしなかった。

誰かが、試合中にお勉強していてできない子、という意味合いで解釈していたようだが、同時に「アメリカの大学は入るのは楽、卒業が大変」と言っておきながら、

卒業したらしたで、医者になるって言ってたのに嘘つきとか平気でSNSに書き込む人達。

これは本当に恥ずかしい。

いかに世界の大学というものがわかっていないのか、わかっていても、ネイサンを

こき下ろさないと気が済まないのか。

結果自身の知識と見識不足を露呈させるだけのものになっている。

 

あげくに日本のマスコミ。

こんな記事を書いてきた。

 

「米国の名門イェール大学に通うネイサンの卒論のテーマはフィギュアスケート。これが羽生さんの卒論と真っ向勝負している“衝撃の論文”だと噂になっているんです」(フィギュアスケート関係者)  

2020年、早稲田大学在学時に羽生が書いた卒論は、その専門性の高さが大きな話題になった。 「論文内で現行の採点ルールを『きちんと回転していない稚拙なジャンプを見極められていない』と批判し、人の動きをデジタル化できるモーションキャプチャを活用した新たな採点方法の可能性を探りました。競技のより公正な採点を追求した内容でした」(前出・フィギュアスケート関係者)

 一方、ネイサンの論文はあくまでも現在の採点ルールの中で、どのようなジャンプ構成にすれば最も高得点が狙えるかを、1万2000以上の要素から解析したものだ。 「同じフィギュアスケートを題材にしながら、その視点は正反対。いまなお世界最高得点を保持するネイサンが指南する高得点を取る方法は現役選手にとっても魅力的な一方で、自身と対立する論文を提出された羽生さんにとっては屈辱かもしれません」(前出・フィギュアスケート関係者)

news.yahoo.co.jp

世も末だと思う。

これを比較されたネイサンも羽生さんも、いい迷惑。

だって全然事実と違う。

 

1) CHIP/新規体細胞変異体とそれらがヒトの疾患に及ぼす影響を評価する卒業論文を発表されたこと、おめでとうございます

。2) Q 学習を使用してフィギュア スケート⛸最適なプログラムをシミュレートし、スコアを最大化する。なんと画期的なことでしょう。

 

ネイサンの卒論は二つ。

1. 新規体細胞変異体とそれが及ぼす影響を評価

2. フィギュアの採点ルールの中で最適なプログラムをシュミレートしたもの

 

いずれも、統計学の範疇のものだと思う。

 

羽生さんの卒論は、モーションキャプチャーを使ったものなので、比較するなら

小塚君の卒論(運動解析)なんじゃないかなと思う。

 

たかが、記事一つではあるが、これがYAHOOニュースに乗ると、まるで事実のようになってしまう。

結果、二人が対立しているような様相まで発展してしまいそうだ。

 

羽生さんがどう考えているかはわからないが、ネイサンは羽生さんを、ことあるごとに

リスペクトした発言をしている。

不本意であろうかと推察する。

 

ネイサンチェンの日の翌日にこんな記事を出されて、ファンとしては怒り心頭である。

 

ことあるごとに、この優秀な若者を下げ続ける意味は?

事実と異なる推測記事を出し続ける意味は?

 

こんなでたらめの記事を書いて、お金をもらえるなら、私だって欲しい。

あ、そうか、カウンターを稼げないといけないのか。

 

ゲスい。

マスコミとか報道の矜持はどこへ行ったのだろう。

 

今朝、うちの母が、「アメリカでも大谷君の報道だらけなのかしら」と言った。

日本では、大谷君だらけだからだ。

 

アメリカでも大きな話題となっているだろう。

今回は違法賭博というカテゴリで。

野球も人気あるだろうが、アメフトとバスケと比べてどのくらいなのか、

想像は付かないが、自国の選手を差し置いて、日本から来た若者を手放しで

アゲ続けるのだろうか。

 

物事を片方から見たら、〇でも、もう片方から見たら△という事だってある。

報道とはそういう事を教えてくれるものだと思うが、今の日本のマスコミは

☆に見せればお金になる、と思って、そう見えるような報道を繰り返す。

 

人間は、違うと思っていても、聞かされ続けると、段々とそういう可能性もあるかな、

そうなのかもしれない、きっとそうだ、と段々思えてしまう事も多いと思う。

 

怖い事だ。

SNSにあげる人も覚悟しておいた方がいい。

自分の撒いた種にいずれやられる日がくるかもしれない。

そういう与太話は自身の仲の良いコミュニティーだけで留めておく方がいい。

 

 

そしてマスコミは、どんなジャンルでも、きちんとした記事を出して欲しい。

プロならな!!

 

【今日の独り言】

たまには攻撃的になってみた。

でも、間違えた事は言ってないと思う。

 

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