浅田真央、天才・・・と思ったのは、幾度もあるけれども、毎回BEYONDされる。
正直、毎回、「そんなん無理やろ」という公演を立ち上げて、
見事成功させている。
それは彼女の凄まじい努力の結果。
でもショーというのは、努力・才能だけでは開くのは無理。
これまで積み上げた、信用、信頼、資金力、そして人気。
浅田真央は、現役の時から、スケートに真摯に向き合ってきた。
スケートという競技は怖い。
たった4分間、氷の上に乗って、その人の生き方があらわになる。
お母さまが「愛されるスケーターになりなさい」と言ったのは、
こういう事なんだろうな、とつくづく思い知らされる。
今回はお母さまへの愛も届けようとしているプロがあった。
千穐楽はチケットが取れなかったので、配信を見た。
「キス・ザ・レイン」泣けました。
一人で部屋で見ていたので、周りに憚ることなく、涙をこぼせた。
もう一つ泣けたのは、ボレロ。
これは、終わった時、ほろほろと涙がこぼれた。
悲しいとか、そういうものではなく、いや、ものすごいな、と思って、
一人で拍手していたのだが、気が付いたら、頬が濡れていた。
なんだったんだろう、あれは。
会場でも見たのだが、「すごかった」という印象はあれど、はっきりと記憶していない。
それはきっと、自分の受け止められるキャパをオーバーしていたのだろうと思う。
もっと落ち着いてきたら、語れると思うのだが、
浅田真央のスケートに対する愛情、ファンへの感謝と愛情、そしてお母さま、家族への愛が溢れかえっていた舞台だった。
総合演出と振付は、浅田真央。
他にも振付に協力してくれた方々はいるが、その協力してくれる人々も
これまたびっくり。
しかもシブズが完全裏方とは。
そのせいか、あれ?浅田真央、現役時代、ペアもアイスダンスもやっていましたか?
というくらいの出来栄え。
相手方のとツイズルも、揃っているのにはびっくり。
エアリアルも、ただの曲芸として取り入れた訳ではなかった。
私はああいうのは、あまり好きじゃないのだが、今回は振付の一環だった。
そして、エアリアルがある事によって、より振付が深まった感じだった。
タップダンスは、フレッドアステアとジンジャーロジャースを彷彿とさせる
衣装と演出だったが、これはスケートではなく、タップダンスのコーナー。
圧巻だったのが、アートオンアイスのヤマトさんとHideboHさんとのコラボ。
タップとスケートのコラボって、誰が考えた?
オケもノリノリだった。
そして浅田真央は、タップだけじゃなく、陸の上のダンスもできるのだ。
出来るというより、できるようにした、のか。
元々バレエはやっていたが、選手時代はしっかりできていなかったから、プロになって
また復活したそうだが、なんとまあ、すごいこと。
やっている事もすごいが、体力もものすごい。
タップダンスって、ものすごく足にクル、と聞いたことがある。
あの後に、アイスダンス、ボレロなんて滑っちゃう?
それも一日二公演も?
もう、原動力は愛、しかない。
それを全部受け止める力も必要なんだな、と感じた。
とりあえず、配信の感想です。
続く。
明日の、THETIME、で、千穐楽の密着があるそうですね。
楽しみ。
🐣🐣🐣
— TBS『THE TIME, 』 (@THETIME_TBS) June 16, 2024
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📢🐥#浅田真央 さん
アイスショー千秋楽に密着🎥
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世界でも類を見ない
劇場型アイスショーに挑戦した真央さん
感動の千秋楽に密着しました⛸️✨
※生放送なので変更の可能性があります#thetime_tbs pic.twitter.com/WlEJdhn824