とかくに人の世は住みにくい

(一応)ネイサン・チェンファンのブログです。その他趣味、日常、時事問題 何ということはない事を呟きます・・・

浅田真央の愛情が溢れるEverlasting33だった

浅田真央、天才・・・と思ったのは、幾度もあるけれども、毎回BEYONDされる。


正直、毎回、「そんなん無理やろ」という公演を立ち上げて、

見事成功させている。

 

それは彼女の凄まじい努力の結果。

 

でもショーというのは、努力・才能だけでは開くのは無理。

 

これまで積み上げた、信用、信頼、資金力、そして人気。

 

浅田真央は、現役の時から、スケートに真摯に向き合ってきた。

 

スケートという競技は怖い。

たった4分間、氷の上に乗って、その人の生き方があらわになる。

お母さまが「愛されるスケーターになりなさい」と言ったのは、

こういう事なんだろうな、とつくづく思い知らされる。

 

今回はお母さまへの愛も届けようとしているプロがあった。

 

      



千穐楽はチケットが取れなかったので、配信を見た。

「キス・ザ・レイン」泣けました。

一人で部屋で見ていたので、周りに憚ることなく、涙をこぼせた。

 

もう一つ泣けたのは、ボレロ。

これは、終わった時、ほろほろと涙がこぼれた。

悲しいとか、そういうものではなく、いや、ものすごいな、と思って、

一人で拍手していたのだが、気が付いたら、頬が濡れていた。

 

なんだったんだろう、あれは。

会場でも見たのだが、「すごかった」という印象はあれど、はっきりと記憶していない。

それはきっと、自分の受け止められるキャパをオーバーしていたのだろうと思う。

 

もっと落ち着いてきたら、語れると思うのだが、

浅田真央のスケートに対する愛情、ファンへの感謝と愛情、そしてお母さま、家族への愛が溢れかえっていた舞台だった。

 

総合演出と振付は、浅田真央。

他にも振付に協力してくれた方々はいるが、その協力してくれる人々も

これまたびっくり。

しかもシブズが完全裏方とは。

 

そのせいか、あれ?浅田真央、現役時代、ペアもアイスダンスもやっていましたか?

というくらいの出来栄え。

 

相手方のとツイズルも、揃っているのにはびっくり。

 

エアリアルも、ただの曲芸として取り入れた訳ではなかった。

私はああいうのは、あまり好きじゃないのだが、今回は振付の一環だった。

そして、エアリアルがある事によって、より振付が深まった感じだった。

 

タップダンスは、フレッドアステアとジンジャーロジャースを彷彿とさせる

衣装と演出だったが、これはスケートではなく、タップダンスのコーナー。

圧巻だったのが、アートオンアイスのヤマトさんとHideboHさんとのコラボ。

タップとスケートのコラボって、誰が考えた?

オケもノリノリだった。

 

そして浅田真央は、タップだけじゃなく、陸の上のダンスもできるのだ。

 

出来るというより、できるようにした、のか。

元々バレエはやっていたが、選手時代はしっかりできていなかったから、プロになって

また復活したそうだが、なんとまあ、すごいこと。

 

やっている事もすごいが、体力もものすごい。

タップダンスって、ものすごく足にクル、と聞いたことがある。

あの後に、アイスダンス、ボレロなんて滑っちゃう?

 

それも一日二公演も?

 

もう、原動力は愛、しかない。

 

それを全部受け止める力も必要なんだな、と感じた。

 

とりあえず、配信の感想です。

 

続く。

 

明日の、THETIME、で、千穐楽の密着があるそうですね。

楽しみ。

 

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